決まった通学路を守らない我が子。つい友達に流されてしまう場面を見たらどう対応する?
小学生になり、自分の足で登下校するようになった我が子に入学当初はハラハラ、ドキドキしたママも多いのではないでしょうか? ちゃんと学校まで行けるかな? ちゃんと帰ってこれるかな? と、途中まで見送ってみたり、迎えに行ってみたりしたこともあるかもしれませんね。
そんな日々に慣れてきた頃、友達と一緒に通学路外の道を歩いている我が子を発見したら、どうしますか? ママスタコミュニティにお子さんの通学路についての投稿が寄せられました。
『朝出勤途中、登校中の我が子(小1)とその友達(Aちゃん)が通学路ではない車通りの多い道へ向かうところを目撃しました。見ていると我が子は「ダメだよ! 」と言って通学路の方を指さしている様子でしたが、流されやすい娘は結局Aちゃんに手を引かれて大通りの方へ。Aちゃんと仲良くなってから極端に帰りが遅くなったり、よくわからない細い道から出てくるところを見かけたりしていたのでその場で注意をしましたがAちゃんはへらへらした態度。「Aちゃんに言ってるんだけど! 」と強めに叱りましたが返事もなし。Aちゃんの目の前で我が子にも「Aちゃんに言われてもダメなものはダメと言いなさい!」と注意してしまいました』
こんなとき、みなさんはどんな対応をしているのでしょうか?
通学路について、みんなはどんな風に教えてる?
『朝は少し歩いたところまで見送り、帰りもある程度の時間になっても帰って来なかったら迎えに行く。通学路を守らなかったときは子どもと一緒にいた友達に注意したこともある』
『5時過ぎても帰って来なかったときは強めに叱った。友達のお願いを断れず遅くなってしまったという我が子。何かとうちの子を巻き込む友達と、流されやすい我が子にイラっとした』
『うちの子が叱られるのをわかっていてわざと寄り道させる子もいるから、一緒に叱るのはありだと思う』
『誘拐されたとき、通学路から外れていたら見つけられないからね! って脅した。不審者をやけに怖がる子だから、それから必ずまっすぐ帰ってくるようになった。何かあってからじゃ遅い』
『学校帰りにそのまま友達の家に遊びに行っていたときには子どもが号泣するまで叱った。どんなに心配していたか、なぜ通学路が決められているのか、一度家に帰って行き先を伝えてから出かけないといけないこと。本当に心配だったから半泣きで説教をした』
『もし登下校中に何かあったら、安否確認のために通学路を探しに行くから通学路は守るように口酸っぱく言っている』
『どうしても守れないなら親が子どもと一緒に帰ったほうがいいと思う。普段は叱って見守るようにしている』
普段から、通学路の重要性を、お子さんにしっかりと伝えているママたちの様子が見えてきました。我が子を想うあまり、ついついきつく叱ってしまったり感情的になってしまったりすることもありますよね。
どうしても友達に流されてしまう子への対策は?
『我が子を叱ったうえで、「次に見つけたら学校にも報告するよ! 」ってそこにいる子達全員に言ったよ。それからはきちんと守るようになった』
『通学路外で万が一事故にでもあったとしても何の保証もされないんじゃないの? 私なら学校に連絡を入れる』
『最初は「え~。でも友達が……」と言って友達に流されていた我が子だけど、最終的には流されても良いことない! って気づいて自分からその友達と距離を置くようになった』
『「一人だと寂しいから一緒に来て」って言う子もいるよね。でも、強く叱ってやめさせた』
我が子だけではなく、周りの友達みんなに平等に注意してみたり、学校への対応を求めてみたりするママもいました。友達に合わせたくないと思ってはいても、なかなか自分から言い出せない子の場合、学校の協力を得た方がいい場合もありますよね。
学校や地域での通学路対策は?
『登校時は集団登校だからいいけど帰りはバラバラだから心配』
『うちの小学校からは度々手紙が配られて、通学路の確認と通学路中の危険な場所を家族で話し合うようにって書いてあるよ。事故が起こってからじゃ怖いからね』
『地域のボランティアの人が見守っているから安心。通学路から外れるとすぐに学校に連絡が入って親にも連絡が来る』
学校や地域でも、いろいろな工夫をされているようでした。親がずっと見守っていられるわけではないので、学校や地域での見守りはとても助かりますね。
こんな意見もありました
『私はよその子には言えなかった。だから長引いてしまったと思う。自分の子ばかり叱っても何も変わらないよね』
『帰るときに自分の家の前を通る道に誘う子いるよね。あれ腹立つわ』
『友達に注意するのも怖いよね。下手したら仲間外れにされる可能性も……。よその子を叱るより我が子を強くしたほうがいいと思う』
『シャットアウトできればどんなに楽かと思うけど、子どもの立場や付き合いもあるから我慢して見守るようにしている。少しづつ手を離さないといけない年齢になっているから』
一緒に帰る友達を叱ることが必要な場面もあるかもしれませんが、なかなかむずかしいと感じる気持ちもわかります。個人的には「我が子を強くしたほうがいい」というご意見が印象的でした。通学路について、我が子へ話して聞かせることなら、今すぐにでもできますよね。
通学路は守らせるべき!という意見が大多数
決まった通学路を守らせるのは我が子を守るため。キツく叱ってでも通学路を守らせるというご意見が大多数でした。通学路の重要性を我が子にちゃんと理解させること。また、ときには我が子だけではなく友達も含めて叱ることも必要なのかもしれません。学校ともうまく連携をとっていけるといいですね。また周りのお友達に流されてしまう子の場合、断る勇気を持つことも大事なことなのではないでしょうか。
文・緒花 ゆうか 編集・Natsu
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