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長い休み明け。保育園に慣れている子どもの行き渋りはないと思っていたけれど……

息子ちぃくん(2歳)が長い休みを過ごし、久々に保育園へ登園したときの話です。お休みの間、ちぃくんは、家でのんびりする時間を過ごしていました。

家でゆっくりと過ごすことは良いリフレッシュになると思いますが、心配になるのは休み明け。あまりにもお休みが長いと、園や学校での生活リズムを忘れてしまうのではないだろうか。または、親と離れたくないと泣いてしまうのではないだろうか。保育園や幼稚園、学校へ子どもを通わせているママには、そんな不安がつきものではないでしょうか。

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ちぃくんは「母なんてお構いなし!」という素っ気無ささえあるくらい、保育園を楽しんでいる様子。なので少々お休みが続いたくらいでは、不安定になることはないのかな? と思っていました。

しかしいざ、連休が明けて保育園へ行こうとしたときでした。

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いつものちぃくんなら飛び出すくらいの勢いで家を出て、私の手を引っ張り早足でさっさと車へ向かいます。
しかしこの日は終始私にしがみついて移動をし、先生への引渡しの際は「ベリッ」と引き剥がすイメージ。決して機嫌は悪くないものの、やっとのことでの登園でした。

そして帰宅後もずっと私にしがみつき、「抱っこ」コールが止まりませんでした。

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普段のちぃくんの素っ気無さに、「もう家よりも保育園の方が良いと思っているんじゃない!?(笑)」と、冗談交じりで私は感じていました。しかしやっぱり、彼はママと一緒にいたいけど、保育園へ通うことを頑張ってくれているということなのだなと。この日は感謝もこめていつもよりもたくさん抱っこをして過ごしました。

年末年始、ゴールデンウィーク、お盆と、少し長い休みはまたやってきます。

休みが明けたら”ひっつき虫”が見られるのかな? それともいつも通りなのかな?

普段すごくクールにお別れをされちゃうので(泣)、母としては”ひっつき虫”は嬉しくて、じつは少し楽しみでもあります。

文、イラスト・Ponko

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