ママが仕事をすると子どもが荒れる!?決めつけた考え方にママたちが猛反発!
フルタイムでお仕事をされているママはどうしても子どもと過ごす時間が短くなってしまいますね。仕事を持ち子どもと過ごす時間が短いママは子どもへの愛情が薄いのか、というと決してそうではないでしょう。しかし子どもの放課後まで働いているママに厳しい目を向けるママもいるようです。
『近所の子が鍵っ子になって、目に見えて荒れ出した。急におとなしい女子にキツい言葉ぶつけたり、仲間外れにしたり。精神的に不安定なんだろうな。母親は新しい仕事に夢中で子どもに関心が薄くなっている。子どもが寂しさを抱えてても気がつかない』
この厳しい意見に、ママたちからさまざまな意見が寄せられました。
一緒に過ごす時間の長さと愛情は関係ないよ!決めつけないで
『一概にそうとは言えないよ。母親といる時にどれだけ愛を注いでやれるかだよ』
『そのたった一例で決めつけ?』
『たった一例見ただけで決めつけるの良くないよ』
ママたちからは近所の方の一例を見ただけで”母親が仕事をすると子どもがダメになる”と言いたげな投稿者を諫めるコメントが相次ぎました。近所の方が仕事を始めたのにはそれなりの理由があるでしょう。始めたばかりの仕事に慣れようと一生懸命やっておられるのかもしれません。外からは伺い知ることができない事情もあるはずです。よそのご家庭のことを見えているだけの少ない情報で断じるのは、あまり褒められたことではないのではないでしょうか。
子どもの言動はすべて親の責任ではない。子どもの個性では?
『そんな子もいるだろうしそうじゃない子もいるよ』
『荒れるやつは荒れる。専業主婦でも荒れる子は荒れる』
『母親が専業主婦でも、道を外れる子どももいる。母親がバリバリ仕事してても、立派に育つ子どももいる。当然これらの逆も然り』
”子どもが荒れる”ことを母親が仕事をしているせいだ、という論調には”子どもの性格にもよる”というコメントもありました。子どもの言動のすべてが親の責任とは言い切れませんよね。子どもが今置かれている状況に満足するかどうかは子どもの性格によるところが大きいのではないでしょうか。
”鍵っ子”だったママたちの体験談
『私の母は帰ってくるのがいつも21時か22時過ぎ。小学生の頃は毎日つらかった。なぜ友達の家にはいつもお母さんがいるのにうちにはいないんだって、学童の帰り道一人でよく泣いた』
『私自身5年から鍵っ子だったけど、寂しいとかおもわなかったよ。さすがに、夜までならおもうかもしれないけど、17時、18時程度なら余裕。家の中で好き放題遊びまくってました』
『子どもの性格にもよるよね、自分は母親が働きはじめたら嬉しくてしょうがなかった、支配的な親だったから。自分の子は学校から帰ってきた時にはいないと駄目だな。家に帰ってきてお喋りして吐き出す性格だからね』
かつて”鍵っ子”だったというママたちからは”寂しかった”、”平気だった”、”嬉しかった”というそれぞれの体験談が寄せられました。子どもが寂しいと感じるということはそれまでママと過ごしていた時間を愛おしいと感じてくれている証拠でしょう。子どもの様子を観察すれば子どもがママに求めていることが見えてくるはずです。子どもから「寂しい」というSOSがあればママは仕事がお休みのとき、できる限りの時間を割いて子どもと過ごしてはいかがでしょうか。
”ママが仕事をする理由”を子どもが理解してくれるのはもう少し先かも。ママはやるべき仕事を頑張って
『子どもの正直なところは寂しい気持ちもあるだろうね。働いてくれたという、ありがたみは大人になってから気付くよね。子どものうちは一緒にいてほしいだろうなあ。分かってはいるんだけどお金も子育てに必要だもんね。働くママ毎日お疲れ様です』
ママもパパもずっと子どものそばにいたいと考えているでしょう。しかし家族が生活していくためにはお金も必要です。幼い子どもが”ママが仕事をする理由”を理解してくれるのはもう少し成長してからかもしれません。いつかきっとママの仕事のことを子どもが理解してくれる日は来るはずです。過ごす時間の長短は愛情の濃さとは関係ないはず。子どもと一緒に過ごせる時間を大切にしながらママはお仕事を頑張ってくださいね。
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