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学童保育に入れるかどうか不安……「小1の壁」打破へ!政府が「新・放課後子ども総合プラン」を公表

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小学校に入学するまで、子どもは保育園や幼稚園に通わせるというママは少なくないでしょう。子どもたちは集団生活を経験することができますし、ママたちは子どもたちの入園と同じタイミングでお仕事を始めることもできますね。幼稚園でも延長保育を利用すれば、日中を通してママが仕事に出ることもじゅうぶん可能です。

しかし、小学校に入学するとき、仕事を続けるにあたってのひとつの「壁」を経験するママもいるようです。小学校の“学童保育”に入ることができなかった場合、ママたちは仕事を続けられなくなる、というケースです。ママたちが直面するこの問題は「小1の壁」と呼ばれ、社会問題となっています。

政府もこの状況に手をこまねいているだけではありません。厚生労働省と文部科学省は、2018年9月14日、ひとつの計画を発表しました。

厚生労働省と文部科学省によって打ち出された計画の内容とは

新たに打ち出された計画に先立ち、2014年、文部科学省と厚生労働省は「放課後子ども総合プラン」を策定していました。その内容は、全小学校区約20,000ヶ所における放課後児童クラブの実施や、約半分にあたる10,000ヶ所を同じ学校の敷地内で行う”一体型”の放課後児童クラブとして実施することを目指す、などというものです。また通常の授業などで使われていない“余裕教室”と呼ばれる空き教室や、教室を一時的に放課後児童クラブで利用することも盛り込まれています。まずは子どもが安心して安全な環境で放課後の時間を過ごすことができる環境づくりをしよう、という計画ですね。余裕教室の利用によって、放課後児童クラブに入ることができる児童数を増やす受け皿を整えると同時に、

『平成31年度末までに放課後児童クラブについて、約30万人分を新たに整備する』

と明記されていました。この計画は順調に進みましたが、しかし、「小1の壁」を打破するには至らなかったようでした。

新たに打ち出された放課後児童クラブの定員拡充。その具体的内容とは

30万人分の定員拡充でも「小1の壁」を打破できない、という結果を受けて、2018年9月14日、新たに厚生労働省と文部科学省によって「新・放課後子ども総合プラン」が公表されました。これには2019年度から2023年度の5年間で30万人分の放課後児童クラブの定員を拡大するという目標が掲げられています。段階的な実施となり、2021年度末までに25万人分、2023年度末までに30万人分の定員枠が増やされることになります。

徐々にではありますが、働くママにとって望ましい環境が整いつつあるようです。

「小1の壁」に直面したママたち。仕事を辞めないで切り抜けられるのか?

実際に「小1の壁」に直面したママたちは、放課後児童クラブに入ることができなかった場合、どのような方法で乗り切ったのでしょうか。

『子どもといろいろな約束をして結局鍵っ子にしました』

鍵っ子、ということは基本的には子どもだけでお留守番するということでしょうか。家族以外の人が来ても絶対に家に入れないこと、火を扱わないことなどがしておきたい約束として挙げられますね。ただ、こちらの方法は、子どもの年齢や性格によっては難しいかもしれません。

『友達同士で預け合いっこしたり、一旦小学生の子が帰ってくる時間に帰宅して、小学生の子を下の子が通っている保育園で見てもらったり。友達はそういうふうにしていたよ』

ママ友同士で預け合いをする、きょうだいが通っている保育園にお願いする、という方法を実践しているママ友さんがいるとのこと。良いママ友さんたちに恵まれたからこそ、できる方法ですね。また、仕事の途中でいったん抜けてくることができるなら可能なのかもしれません。

『ファミサポはない?』

『ファミサポ利用で、幼稚園に送ってもらい、幼稚園の学童を利用することにしました』

住んでいる自治体が提供しているファミリーサポートを利用しては? というコメントがありました。ファミリーサポートとは、子育てを経験した人がお世話係として登録し、利用者と子どもにも面接の上、一時的なお世話を提供するサービスです。有償ですが、民間のベビーシッターサービスを利用するよりはリーズナブルなようです。

『うちの学校はすぐ近くにも学校があるから、こっちの放課後児童クラブ入れなかったら近隣の放課後児童クラブに入ることができますっていわれたよ!』

自治体によっては、隣接する学区の学童保育を利用できるケースもあるとのこと。距離の問題さえ解決できれば、利用したいですね。

『わたしのまわりで放課後児童クラブを利用してない家庭では、習い事(塾やスクールバスのあるスイミング、体操教室など)を増やしたりしていたよ』

放課後児童クラブを利用しない場合は、習い事をさせているママがいる、とのコメントがありました。民間のスポーツクラブが運営しているスクールなら、送迎バスがあるところもありますよね。子どもが興味をもってできる習い事なら、負担にはならないでしょう。

『近くに民間の放課後児童クラブもあるかもしれないから探してみて。高くついちゃうけど安全を考えたらまだ安い方かもよ』

学区の放課後児童クラブに入ることができなかったら、民間がサービスを提供している放課後児童クラブを探してみて! というコメントが寄せられました。料金を考えれば少々高くなるかもしれませんが、子どもの安全とママの仕事のキャリアを守ることができるなら、リーズナブルといえるかもしれないですね。

「小1の壁」は無くなるのか?さらなる放課後児童クラブの定員拡充の効果はいかに

これから子どもが小学校に上がる予定の働くママたちにとっては、待ち遠しい放課後児童クラブの定員拡充。定員の拡充がスタートするのは2019年度からです。つまり次に迎える「小1の壁」はこれまでよりも低くなる可能性があります。一夜にして壁を崩すことはできないかもしれません。働くママは万が一、放課後児童クラブに入ることができない可能性も考えて早めに情報収集することが、「小1の壁」を個人で打破する鍵となるでしょう。ひとつの方法に絞るのではなく、ファミリーサポートと民間の放課後児童クラブを併用するなど柔軟なやりかたを検討したほうがいいかもしれません。

「小1の壁」という言葉そのものが使われなくなる日が1日でも早く来るといいですね。

文・しのむ 編集・しらたまよ

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