お布団に入ると急に話し始める娘。日中しゃべる時間はいくらでもあるのになぜ?
夜、お布団に入り子どもと今日の出来事を話すことはありませんか? ずっと一緒にいるなら起きているときに話せばいいのに、なぜか寝る直前になって会話がしたくなるという場合もあるでしょう。寝る前のお布団の中で語られるのは、たわいもない話かもしれません。でもその寝る前の会話がいつもとなるとママも疲れてしまうようです。
『寝る時間なのに布団に入るとしゃべり出す小学生の娘に困っています。日中話せる時間に話してくるのは大歓迎だけど、布団に入ってからいろいろベラベラと話しだします。
「話したいことがあるなら昼間に話して!」って話を中断させて寝るようにいいます。かわいそうですか?』
なぜ寝る前にと投稿者さんは娘さんに対し疑問に感じています。できれば付き合ってあげたいところですが、ママにはママのやることがあり、ずっと付き合えないこともあるでしょう。疲れて話を聞くことがしんどい場合もあるでしょう。さてこのお悩みに、ママスタコミュニティにいたママたちはどのような反応をしたのでしょう。
子どもは布団に入るとおしゃべりに?ママたちの共感の声
『娘は日中は基本、ゲームをしたりYouTubeを見たりで私とはほとんど話さないんです』
日中ママと話すことがほとんどないという娘さん。学校から帰宅したあと寝る時間になるまで、きっと話そうと思えばチャンスは何度もあったことでしょう。しかし娘さんはあえてお布団の中に入ったタイミングでママと話をしたくなるようです。ママたちからは「うちの子も同じ」という共感のコメントが集まっていました。
『うちの園児も布団に入るとより一層元気になるよ(笑)』
『わかる、うちもだよ。布団入ったら思い出すのかいろいろ話す。しかもくだらない内容』
『娘は1日の出来事を報告してから寝る。一方的に話して私の質問の返答はなく寝てるよ』
寝る寸前になると語りはじめるお子さんは多いようです。お子さんが大好きなママに取り留めのない話を一生懸命している姿が目に浮かびますね。ママたちのコメントからは、心が温まるような子どもたちのほほえましい様子が伝わってきました。
眠る前の大切なひとときを楽しんでみては?
『布団に入ってる時間がママとの時間なんだよ』
『子どもそれぞれ眠りにつく前の儀式ってあるからね』
コメントの中には、ママと話をすることは娘さんにとって「入眠儀式」なのではないかという意見がありました。スムーズに眠りにつくために行う習慣で、子守歌やお話しをしてあげる、ゆったりした低い音楽をかけるなども良いとされているそうです。もしかしたら、眠る前だけはママを独り占めできると感じ、ママとの時間を楽しんでいるのかもしれませんね。
せっかくのかわいさ、味わわないともったいない!
『かわいい! たくさん話聞いてあげて』
『娘さんにとって、ママとの会話が寝る前のいやしなんだよ。かわいいじゃん』
『そんなかわいい時期も終わるときが来るからさ、今の娘さんのかわいらしさを楽しんで』
育児真っただ中のときは、これがずっと続くのかな……と悩むことも多いと思います。投稿者さんも毎晩繰り返される、とりとめもない話についイライラしてしまうのかもしれません。できるだけ向き合って、子どもの話を聞いてあげたいと思っていても、日常の中の忙しさや疲れから付き合ってあげられないこともありますよね。
でもママたちが話しているように、期間限定の子どもらしいかわいさでもあるでしょう。今しか一緒に味わうことのできない時間だと頭を切り替えることで、楽しい思い出を増やすことにつながるかもしれません。
眠る前のおしゃべりを減らすための工夫
ママは日中もできるだけ娘さんと関わろうと努力しているかもしれません。ですが娘さんはゲームや動画の方が楽しく夢中になってしまうのでしょう。ママたちの意見から、親子の会話を増やすためにできることを考えてみました。
1.ゲームや動画視聴時間を決めて会話の時間を作る
『日中にもっと向き合ってあげたら?』
家でのゲームや動画視聴は時間を区切り、制限を設けてみてはいかがでしょう。空いた時間にママが積極的に関わり、寝る前にしている会話を振ってみれば応じてくれるかもしれません。ご飯を食べるときもテレビを消せば、会話が生まれることも。眠る前だけではなく普段からコミュニケーションを取れるよう、少しでも日中の会話を増やす努力をしてみるといいかもしれません。
2.お布団で話す時間をあえて作る
『布団に入っておしゃべりって楽しくない?』
『かわいそう。付き合ってあげないとなにも話さなくなっちゃうよ』
お子さんにとって、眠る前のおしゃべりは大切な時間になっている可能性があります。それを止めさせてしまうと子どもが悲しい思いをしてしまうかもしれません。あえてつきあってあげるという声もありました。
『話す時間を考えて早めに布団に入れば? 21時に寝るなら20時半には布団に行くとか』
お子さんにも「おしゃべりする分、早くお布団に入ろうよ!」と楽しいことを誘うように言ってみるといいかもしれませんね。
お布団での時間が安心できる大切な時間なのかも
『話は聞いてあげて。子どもは安心したときに本音を話すから。その子にとって、布団に入ったときが心から安心できる時間なんだよ』
心地よいお布団の中、大好きなママとの時間。薄暗い明かりにママの体温や呼吸の温もり。お布団の中こそが、子どもが安心できる空間だと考えてみてはいかがでしょう。しっかり聞いてあげていれば子どもの本音が聞けるかもしれません。ママが相づちを打ってあげるだけでも、きっと子どもは聞いてもらえていることに安心するでしょう。
文・櫻宮ヨウ 編集・井伊テレ子
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