スザンヌ:第7回 自分がハッピーでいられる服を着るようにしています
柔らかな笑顔と飾らない人柄が魅力的なタレントのスザンヌさん。インスタやブログではお子さんやご家族、お友達と過ごす日々の様子が度々投稿されていますが、そのときに映るセンスのいいファッションに注目している方もいるのでは? ママスタが誇る大人気インスタ企画「#産後カルタ」の書籍化を記念して、「#産後カルタ」のエピソードも交えて、スザンヌさんにキレイの秘訣を伺いました。
オシャレに見せるコツは、自信を持った顔で着ること
──こちらはママスタのインスタ企画「#産後カルタ」で投稿された、産後のママのファッションについて描いたカルタです。インスタなどではいつもステキな服を着ていらっしゃいますよね。産後は育児に追われてオシャレを手抜きしてしまうことはないでしょうか?
コレわかります! 私も産後子どもを抱っこばかりしていたのでしばらくはこんな感じでしたよ。産後1カ月ぐらいはずっとスッピンでマタニティーパジャマで過ごしていましたし、今も気を抜いた服で出かけることもあります。ゴミ捨てぐらいなら家から部屋着のまま行くこともありますよ。
──それは意外です! 今はファションに関する情報はどこから得ていますか?
ネットの通販サイトとか、インスタを見てこの人が着ているこの服がかわいいなと思ったら、そのタグからブランドに行って買い物するということはよくあります。
──買い物にはよく行かれますか?
買い物は熊本に住んでるからというのもあるんですが、あまりお洋服のお店を知らなくて、某大手の通販サイトでしょっちゅう買っています。かなりヘビーユーザーだと思います(笑)。好きなブランドだと前に買った服からサイズ感もわかっているのでこれなら大丈夫と思って、お洋服はほぼネットで買っています。
──手を抜きつつも、オシャレに見せるコツなどありますか?
そうですね……自信を持った顔で着ることじゃないかな。ママたちではないですけど、熊本は古着のファッションをしている人が多くて。古着の着こなしって、周りの人から見てオシャレなのかどうかわからないことがあるじゃないですか。それ正解? みたいな感じで。でも着ている方が自信を持って着ていたらオシャレだなと思えるし、堂々としていたらオシャレだと思えますよね。
──最近よく選ぶのはどんなお洋服ですか?
産後はゆったりした服を選びたいですよね。体のラインを拾わないフワっとしたものや、子どもを産んでから特にデニムとかスニーカーを履くことが多くなりました。私、免許はあるんですけどペーパードライバーで、全然運転に自信がないので毎日自転車で送り迎えしてるんです。だから自転車に乗れる服となるとスカートもなかなか難しくて、着る服も限られてきますよね。産後はパンツのコーディネートの幅が増えたなと思います。
自分の機嫌を自分でよくするために好きな服を着たい
──キレイでいるために何に気をつけていますか?
何も気をつけていないんですよ。手とかも大根おろしと一緒にすっちゃうこともあるぐらいです。子どもがいるといつどこで怪我したのかわからない傷とか多くなりません? アザとかも絶えないですし。
でも自分がハッピーでいられる服を着るようにしています。自分のことを周りの方はそんなに見ているわけじゃないけど、鏡に映った自分とか、ショーウィンドウに映った自分を見て、なんか違うなと思うとその日1日は気分が上がらないし、逆に好きな服を着て外に出たら気分も上がりますよね。自分の好きな服を、自信を持って着るというのが一番ステキなんじゃないかなと思います。
──食べ物なども気をつけているのですか?
食べ物は食べることが好きすぎて気をつけられないということに気づいて(笑)、最近トレーニングを始めました。幼稚園の横にあるジムに行っていて、送り迎えの間にそこに行ってるんです。
──インスタでも紹介されていましたね!
そうなんです。トレーナーの方がもともとお友達で、すごく面白いんですよ。マシンを使った本格トレーニングなんですけど、楽しくレッスンしてくれるから頑張れます。4月は忙しくてあまり通えていませんが、週1回ぐらい通っています。
──コスメなどもいいものを使うなど、気をつけていますか?
コスメはお風呂でできるパックを毎日しています。夏はすごく日焼けもするんですが、それだけは毎日欠かさずしています。なかなかエステとか行けなくなっちゃったので、無理なく続けられることを続けていくのがいいと思います。
──産後は育児に追われてしまいますが、キレイでいるためのモチベーションは何でしょうか?
自分が不機嫌だったら周りの人にも影響してしまいますよね。大人としてのたしなみではないけど、自分の機嫌を自分で保つことは意識しています。いつもハッピーでいることは難しいけど、ちょっとでも自分の機嫌が良くなるために好きな服を着たり、行きたい場所に行ったり、料理を作ったり、トレーニングをしたり、顔のお手入れをしたり、そういうのを含めて、自分がハッピーでいられるようにしているかな。
こういうことをもし誰かのためにやると、「今日こんなに違うのに気づいてくれない」とか、「こんなに頑張っているのに」とか思うけど、自分に対してなら果てしなく頑張れるかなと思うんです。
──今後どんな風に年を取っていきたいですか?
40代でも綺麗な人はたくさんいるし、あまり年齢は気にならないなとは思います。今30代ですけど、30代で頑張っていると40代はもっと良くなると思うから、30代は仕事などもいろいろ頑張って、40代は肩の力を抜いてリラックスした、そういう生き方ができたらいいなと思います。
キレイでいるために、無理なくできることを続けていると語ったスザンヌさん。職業柄キレイを保つためにストイックにならざるをえないのかと思いましたが、気負うことなく、自分がハッピーでいるためにキレイでいたいとおっしゃるところは自然体のスザンヌさんらしくてステキですよね。
取材、文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子 撮影・曽我美芽
「#産後カルタ」の書籍には、ここでご紹介したカルタ以外にも、ママたちの感じた産後のいろいろな気持ちがたくさん紹介されています。育児や家事の合間にぜひご覧ください。