癇癪(かんしゃく)期の3歳の子ども……きょうだい愛で包まれた小さな心の成長
5歳の長女と3歳の長男がブロックで遊んでいました。
絶賛・癇癪期の長男は、できないことがあると物にあたり人にあたり、すぐに絶望してしまいます。「もうねぇねとは遊ばない!」と泣き出し大騒ぎ。私はしばらく見ていましたが、長男が落ち着く様子がないのでなだめに入りました。
長女になにかされたわけでもないし、できないもどかしさで怒ってる長男。落ち着かせようとしても、イヤイヤするばかり。それならと、言い方を変えてみたのです。
「そんなに嫌いなら、もうずっと遊べなくてもいいね?」
長男はじっと考えて、涙を堪えて「やだ」と答えました。小さいながらもちゃんと考えて、自分の答えを出せた長男に私が涙。黙って見ていたおねえちゃんは、ちゃんと謝った弟のために、ブロックでおうちを作り渡してくれました。
不器用なきょうだい愛が愛おしくてたまらない出来事で、小さな心の成長が見られた瞬間でした。
文、イラスト・リコロコ
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