オシャレに見えて着痩せするTシャツの選び方を知っておこう!
暑い時期になると着る機会の多いTシャツ。ある程度歳を重ねると、Tシャツによってはカジュアルすぎて違和感があったり、体のラインが強調されて太って見えたりと、なかなか選ぶことが難しいアイテムですよね。でも、骨格診断で自分の体に最も合ったTシャツであればオシャレに見せることができそうですよ。一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会代表理事の二神弓子さんに、苦戦しがちなTシャツ選びのポイントを教えていただきました。
自分に似合うTシャツをマスターするとオシャレの幅が広がる
――夏に大活躍のTシャツは歳を重ねるとカジュアルすぎて似合わなくなってきている気がします
どんなコーディネートでも活躍し、特に夏に出番の多いTシャツですが、確かに選ぶのが難しいアイテムかもしれませんね。自分に合うTシャツがどんな形かが分かると歳を重ねてもTシャツをお出かけ着として着こなせるようになりますよ。 これにも骨格診断が役立ちます。自分に似合うTシャツを見つけてみてくださいね。
骨格診断とは、自分に似合うファッションアイテムがわかるツール。まずはこちらのチャートで自分のタイプを把握してみましょう。
骨格タイプ別似合うTシャツはこれ!
ストレートタイプはジャストサイズのVネックTシャツ
ストレートタイプの方はこんなタイプのTシャツを選びましょう。
上半身にボリュームがありメリハリのある体型のストレートタイプの方は、ビッグシルエットのTシャツはだらしない印象になってしまうので避けた方がベター。体にフィットするものも着太りするので避けましょう。
Tシャツ選びの際には大きすぎず小さすぎないジャストサイズなものを選ぶのがポイント。厚手で張りのある、綿100%のしっかりした素材がベストです。首が短く見えがちなストレートタイプは、胸元が縦に開くVネックがすっきり見えてぴったり。ラウンドネックを選ぶときには、首が詰まっていない、なるべく開きが深いものを選んでくださいね。
ウェーブタイプは薄手でぴったりするコンパクトTシャツ
ウェーブタイプの方はこんなタイプのTシャツを選びましょう。
華奢でやわらかな曲線を描くようなボディが特徴のウェーブタイプの方は、厚手で大きいメンズライクなTシャツを着ると幼く見えてしまいます。また、上半身が華奢なので、襟元が縦に深く開いたものを着ると貧相に見えることも。そんなウェーブタイプの方が選ぶなら、薄手で体にフィットするTシャツを選びましょう。綿よりもレーヨンやポリエステルなどの柔らかい素材が肌質に合いますよ。ストレッチの効いた薄手素材もいいですね。
腕を綺麗に見せるには、短めの袖丈がオススメ。フレンチスリーブやパフスリーブなどが似合います。上半身のシルエットがわかるような、体にフィットするコンパクトなサイズがいいですね。襟元は大きく開いていないものがいいため、もしVネックを選ぶなら、襟元の開きが縦に大きくないものを選んでください。横に広く開いていると、鎖骨が綺麗に見えます。
ナチュラルタイプは首回りが開きすぎないメンズライクTシャツ
ナチュラルタイプの方はこんなタイプのTシャツを選びましょう。
体のフレームがしっかりとしたナチュラルタイプの方は、骨格がしっかりしているからこそ、大きくゆったりとしたメンズライクなTシャツが似合います。綿やリネンが混ざった素材で厚手の生地を選びましょう。ビッグサイズで、丈は腰が隠れるぐらいの長めのものを選びましょう。丈が短すぎると服が小さく見えてしまいます。襟元の開きは浅めのものが首回りがキレイに見えます。また、カジュアルなロゴTシャツはナチュラルタイプが最も上手に着こなせるアイテム。どんなTシャツも体が泳ぐようなゆったり感を選び、ラフに着こなしてくださいね。
いかがでしたか? 流行りも気になりますが、自分の骨格にあったTシャツの型を押さえておき、うまく着こなしたほうがセンスよく見えそうですね。Tシャツの出番が多くなる季節には、ぜひ参考にしてみてください。
文・山内ウエンディ イラスト・天城ヨリ子