イマドキ親世代に聞く!小学生の宿題「昔使っていた物といえば何?」
小学校では「昔の人が使っていた道具」を学ぶ授業があるそうです。授業の一環で「家の人に”昔使っていたもの”を聞いてくる」という宿題が出されることもあるのだとか。
お子さんに「昔使っていたものってどんな物がある?」と聞かれたら、あなたはどんなものが思い浮かびますか?
ちなみにあるママさんはお子さんからこう聞かれたのだそう。
『3年生の授業で「家の人が昔使ってた物をメモしてくる」って宿題で出てるんだけど……。「例えば?」って聞いたら「黒電話とか洗濯板とか使ってない?」だって……』
答えたら年齢がバレる例えですね……。
平成の世も終わろうとしている今。ママたちの昔というと、大雑把に考えて20~30年前くらいでしょうか。ママたちから懐かしい物の名前が次々飛び出してきましたよ。
わかりやすい時代の変化といえば電話・携帯電話・インターネット
ここ数十年で大きく進化した身近な物のひとつといえば、電話やインターネットでしょう。固定電話としてお馴染みの黒電話に始まり、公衆電話やポケベル、PHS、ガラケーを経て今やスマートフォン全盛。ママたちの思い出話に花が咲きました。
『黒電話はうっすら記憶あるけどそこまで古くないね』
『今39歳。黒電話は小学校低学年くらいまで使ってたよ。祖母の家は私が20歳くらいまで使っていた』
『白いレースのカバーかけていた』
『電話の保留用のオルゴールわかる? 受話器を置くと、オルゴールが作動するやつ。黒電話には保留音がないから、使っていたよ』
『祖母の家、黒電話現役。いまの子はかけ方知らないのね。そういえば、公衆電話もダイヤルだったね。薄ピンクのやつ。てか、電話ボックスが少なくなったわ』
ダイヤルでジーコジーコと回す黒電話。ママたちからは周辺グッズの情報まで次々と出てきます。皆さんスゴイ!
『ポケベルはどう? ポケベルも若いママならもう知らないよね』
2019年9月で終了が予定されているポケベル(ポケットベル)。1990年代には公衆電話から数字・文字を送信するタイプのポケベルがブームになりましたが……さすがに20代のママさんはご存じないかもしれません。
『ガラケー。二つ折れ以前のなら昔と言えるような気がする』
今ガラケーといえば二つに折れるタイプを思い浮かびますよね。以前には今のスマートフォンのように、折れないタイプもありました。画面が緑で、アンテナが光っていたんです。
親世代が昔使っていたもの、今どきママのリアルな回答
他にもママが昔使っていたものはいろいろあります。
『パッと浮かぶのはガラケー、スーファミ、ゲームボーイ、たまごっちあたりかなぁ』
ゲーム機の変遷は子どもにとって興味深いのではないでしょうか。(※スーファミとは任天堂のゲーム機スーパーファミコンのことを指します)
『給食のアルミ食器』
こちらも子どもに身近な変化です。今はプラスチック製の食器になっている学校もあるでしょうか。
『二層式洗濯機! 小学生の頃、実家で使っていたよ~』
洗濯と脱水が分かれていた二層式洗濯機。濡れた洗濯物の山を脱水槽に移動させるのはなかなかの重労働なんですよ……。
『ビデオテープとか?』
かつてはテープに記録されていたビデオ。昔記録したままのビデオテープは、下手をすればもう劣化して見られないかもしれません。
『リモコンのないブラウン管テレビ』
そう、電話だけではなくテレビもダイヤルを回してチャンネルを変えていました。The・昭和!
母をいつの時代の人と思ってるの!?子どもの反応が笑える
「親世代が使っていたもの」を思い出して答えると、子どもから予想外の返答が。
『うち1年生で昔の遊びを聞いてきたけど、「えー? ゲームあったの?」って言われたわ(笑)。私30代なのに』
『うちも息子がゲームを欲しがっていて「お母さんも昔スーファミのやったなぁ」って話したら「え!? お母さんの頃ってもうテレビあったの?」だって。失礼だよね』
『「昔使っていたもの」の例えが井戸って言われた……。祖父母の世代でもない……』
『「ねぇ、ママが子どもの頃って乗り物とか何乗ってた? カゴ? 人力車?」って言われた……。いつの時代の人だと思ってるんだろう……』
いやー、いくらなんでもカゴには乗りません(笑)。子どもの発想がお見事、ということにしておきましょう!
子どもの勉強になるだけでなく、親をノスタルジックな気分にさせてくれる宿題でした。2019年4月30日をもって平成という時代は終わりを告げます。次の時代にはまた新しい技術が次々と出てくるのでしょう。子どもたちがママやパパになったとき懐かしく感じる道具はいったい何なのか、聞いてみたくなりますね。