久しぶりの出産で小学生の上の子が赤ちゃん返り?荒れる子どもへの対処とは
下の子を出産したら、上の子が赤ちゃんのように甘えてくるようになった……。いわゆる「赤ちゃん返り」というものです。この赤ちゃん返り、何歳になっても起こるものなのでしょうか?
小4の息子さん、小1の娘さんを持ち、最近赤ちゃんを出産したママからの投稿がありました。出産後から、きょうだいの真ん中である小1の娘さんが荒れてきているそうです。
『娘は妊娠中からすごく楽しみにしてくれてたので、まったく心配してなかったんですが、産まれてからはわたしが赤ちゃんを抱っこしてたら急にしくしく泣き出したり、実母に泣きながら「赤ちゃんの方がかわいいんでしょ!」と怒ったり。登校前になかなか支度せずぐずったりするようにもなりました。正直わたしも娘の予想外の反応にびっくりしてます』
ちなみに小4のお兄ちゃんには赤ちゃん返りはなく、むしろ赤ちゃんにメロメロとのことです。
娘さんは今まで末っ子として可愛がられてきた分、赤ちゃんがちやほやされている今の状況に気持ちが追いついていない模様。物事をわかってきている小学生だけに、対処に悩みますね。年の差きょうだいの赤ちゃん返り、どのように対処すればいいのでしょうか?
何歳になっても赤ちゃん返りはある!?これは間違いなくヤキモチです
小学1年生だと幼児期に比べてかなり成長したようには思えるものの、やはりまだ子ども。理屈でわかる部分もあり、わからない部分もあり……といったところでしょうか。ママたちからは「ヤキモチは仕方ない」とのコメントが寄せられました。実際に年の差きょうだいでの赤ちゃん返りを経験した人の体験談は、説得力があります。
『ヤキモチだね。ヤキモチ妬くのも仕方ないし、赤ちゃん優先になってしまうのもある程度仕方ない』
『ママに気持ちを出せるなんて、優しいお姉さんになるよ。「お姉さんなんだから」「小学生でしょう」は禁句だよ』
『お姉ちゃんだって赤ちゃん可愛いに決まってるもんね、自分でも複雑な気持ちなのかも』
『我が家も息子が小1で、今年下の子が生まれました。最初の1、2ヶ月は息子の荒れっぷりがすごかったー。生まれる前は家も全然そぶりなかったのに。夜間の授乳よりきつかった(笑)。3ヶ月目でやっと落ち着きました。たまにぶり返すときはあるけど。1年生だと、いろいろわかってる部分とわからない部分と、ややこしいですよね。大きな山を越え、今は、びっくりするくらい、いいお兄さんになってます』
何歳になっても同じ!?赤ちゃん返り対策は?
投稿者さんは既にいろいろと手を打っておられるようですが、上の子の赤ちゃん返りにはどのように対処すればいいのでしょうか? 先輩ママさんたちのアドバイスです。
上の子との時間をたくさん作って愛情を感じてもらう
上の子と2人で遊びに行ったり、抱きしめたり。「あなたのことが大切だよ」と伝えて、子どものさみしい気持ちを和らげてあげたいところです。
『いっぱいいっぱい抱きしめてあげるしかないよ。さみしいんだよ。でもずっと続くわけじゃないから……。ママ頑張って!』
『赤ちゃんが泣いてもお姉ちゃんを優先してみるのは? ちょっとだけ赤ちゃんを泣かせっぱなしにしてみる。お姉ちゃんに赤ちゃん大丈夫なのかな? って思わせるくらい。泣かせておいてもいいんだよ、お母さんは今はお姉ちゃんの方が大事って』
『「ちょっとだけ」っていう本を読んでみて。なんなら娘さんと一緒に。小さい子向けの本だけど、子ども目線でも親目線でもお互い気持ちが変わると思う』
お手伝いをしてもらって感謝を伝える
小学生になって手先が器用になった分、できることも増えているはず。いろいろとお手伝いをしてもらってはいかがでしょう? もちろん感謝も忘れずに。
『お世話手伝ってもらったりするのもいいよ。うち下の子生まれた時、上の子は4歳だったけど、オムツ取ってきてくれたり、ガーゼでよだれ拭いたりお世話してくれてた』
『お手伝い頼んでみたらどう? 赤ちゃんの着替えやらクリーム塗ったりとか』
『感謝はハグくらいの大袈裟に。ママはちゃんと私のことも見てくれていると思った時に嘘のように落ち着きますよ』
子どもが受け入れるのを待つことも必要
上の子へ愛情を伝え続けているのであれば、あとは本人が受け入れるのを待つのみ。本人を信じて待つことも、子育てのひとつなのですね。
『1年生との時間も頑張って作ってるみたいだし、そのまま継続して、気持ちが落ち着くのを待つしかないよ』
『今は戸惑いやママを取られてしまったような気持ちなんでしょうけど、徐々に赤ちゃんを受け入れるようになるから大丈夫では?』
『今はそっと受け止めてあげてね』
上の子が何歳であっても、赤ちゃん返り対策の王道は変わらないようでした。
ママ自身も上の子の赤ちゃん返りに戸惑いはあることでしょう。子どもたちの成長につれて愛情を表現する機会が減ってきているかもしれません。しかし戸惑いの中でも子どもたちへの愛情は変わらないはず。少しばかり「目に見える形での愛情表現」を意識して、上の子どもたちにも「あなたがとても大切なんだよ」と伝えてあげてくださいね。
文・しらたまよ 編集・しのむ
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