園や学校の懇談会が憂鬱すぎる……少しでもラクになるママたちの対応策とは?
子どもが通う園や学校では年に何回か参観や懇談会があることでしょう。先生やほかのママたちと話すことで子どもの様子がよく分かるいい機会です。もちろん行っておいた方がいいとはわかっているけれど……でもちょっと憂鬱だと感じているママからママスタコミュニティに投稿がありました。
『授業参観には本当は毎回行きたいけど、保護者の人たちが固まってお喋りしているのが嫌で行くのが凄く憂鬱。今日もこれから授業参観と懇談会です。でも今日の懇談会は保護者のスピーチがあるので出ないで帰ってくるつもり。情けないです。こんなの母親失格ですよね。同じような人いますか?』
投稿者さんは本当は参加したいけれど、大勢のママたちが集まっているところや懇談会での保護者のスピーチが苦手で憂鬱になっているそうです。周りのママたちは平気そうに見えるけれど、懇談会や参観はみんな積極的に参加しているの?
学校は子どもがお世話になっているところ。できることは積極的に引き受けます
参観や懇談会はもちろんのこと、役員などまで引き受けて積極的に園や学校に関わっているママもいますね。子どもがお世話になっているのだから、できることは手伝いたいと考えているようです。
『先生と仲良くなれる貴重な時間なので、懇談会は必ずでる。クラスの様子もきけるし、誰が誰のママって知れるし。学校の様子も知りたいので、学校に行く機会の多い役員さんも引き受けてしまう(笑)
子どもがお世話になってる学校だから、手伝える事はやるっていうのが私の考えかな』
懇談会が苦手。特に保護会のあのひとときが苦痛です……
一方で、投稿者さんと同じように参観や懇談会が苦手という声も数多く寄せられていました。特に年度始めの懇談会での自己紹介や一言発表しなくてはいけない場面では、赤面するほど恥ずかしいと頭が真っ白になるママもいるようです。
『私も苦手。あの、順番に保護者から一言コメントするのが超苦痛』
『うんうん! 緊張して何しゃべってるかわからなくなる!』
『私も懇談会は苦手。保護者の一言におさまりきらない一言が嫌。何を言えばいいか分からない』
『私も! 頭が真っ白になっちゃう。毎回平気な顔して出てはいるけど、本当は苦痛』
『この間、参観日で行ってきたけど、保護者の自己紹介をし合う時に、緊張して顔が茹でタコみたいに真っ赤になって、途中から何言ってるのかわけ分からなくなって最悪だった。これからこういう機会が増えると思うと憂鬱』
『今日行って一言発言してきたよ。本当に面倒くさいし苦手。ほかのお母さん方のように立派な発言できないし』
『私も真っ赤になる方だから欠席率高い』
人前で堂々と話しているように見えても、多くのママが緊張したり、何を話せばいいかわからず真っ赤になってしまったりと、同じように悩んでいるママはいるのですね。
周りを見渡せば、シャイなママや一人で来ているママも
懇談会はもちろんのこと、参観や懇談会の前後にママ同士が数人で会話しているところをみるのも憂鬱な気分になるという投稿者さん。周りはママ同士で仲良く話しているように見えて、自分だけが知り合いがいないような気分になるようですが、よく見れば一人でいるママももちろんいますよね。大勢で話し込んでいるママも実際に話してみれば話しやすくて仲良くなれる方もいるかも?
『そんなに固まって話してる保護者いないなー。
みんなシャイなのか、挨拶を交わすくらいだよ』
『授業参観は、子どもの学校の様子が見たいから行く。ポツンとか結構いるから気にならない』
『毎回懇談会出てますよ! 確かに固まってる人達って他に目を向けない感じで、内輪で話し込んでて何故だか怖く感じますよね。わかります。
だけど、私みたいな一人で来てるママさんも沢山いますよ! それに固まってるママさん達でも、話をしてみるといい人だったりします』
参加してみると「行ってよかった」と実感
普段の様子がなかなか見えづらくなる学校生活では、参観や懇談会は子どもやクラスの様子が分かるいい機会。本当は苦手だけど重い腰を上げて行ってみれば「来てよかった」と思うことや、何回か行くことで先生やママたちと徐々に仲良くなれたという声もありました。
『今年は役員になったから下の子ども連れて参加してるけど、みんな優しいし学級のことを色々知れて良かったと思う』
『私も知り合いいないし苦手だったけど、毎回同じメンバーで少人数だから慣れました』
『私もポツンだし、人前で話すの苦手だけど、自分の為になると思って毎回参加してる。クラス委員になったら自分が懇談会の司会しなきゃいけないから慣れておきたいし、先生から子ども達の様子を聞けたり、他の子の家庭での様子を聞いたりするから参考になる』
ママ友を作る場ではないと割り切る
そうはいっても気が重くて学校に行くのが億劫……そんな時は「子どものために」と割り切って考えることで、深く考えずに参加できるかもしれませんよ。
『懇談会に出たら結構、他の子の様子や学校での様子がわかるから子どものためにも出る。
別に他のママと仲良しこよししたくて出るのではないから。と、割り切る』
懇談会では身構えないで話す
人前で話すことに慣れているママもいれば、すごく苦手で頭が真っ白になるママもいます。話すことを事前に考えられるのであれば事前に考えておく、用意できない場合は上手に話そうと身構えず、頭に浮かんだことを短めに話す、前の人の話した内容と近いことを話すなど、その場を乗り切る方法を前もって考えておくのはいかがでしょうか。
『うちも今日授業参観だよ。しかも私学級委員だから懇談会も出なきゃだし。
そんな身構えないで適当に話せば大丈夫だよ』
どうしても緊張する時はコレが使える
とはいえ人前で話すことが苦手でどうしても懇談会に参加したくないときは、あるもので気持ちがラクになるようです。
『この前、学年最後の懇談会出てきた。緊張するからマスクしてスピーチした。この時期みんなマスクしてるから助かる!』
『顔の半分かくすだけで人が変わったように楽になる。マスクって偉大!』
マスクをしているだけで気持ちがラクになって人前で話しやすくなるという声がありました。インフルエンザなどが流行している時期や花粉の多い時期などはマスクをしているママも多いですね。実際には風邪や花粉症ではなくても、憂鬱な気分がラクになるなら使わない手はありません。
子どもが集団生活を行う上で何度も参加することになる参観や懇談会。自分だけが知り合いがいないように思えたり、懇談会での一言を考えて行く前から憂鬱になったりしているママは、周りに意外と多いのかもしれませんね。あまり深く考えず、そしてマスクを持参しつつ、子どものために次回は参加してみては?
文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子