「私の人生不幸だよね?壮絶だよね……」と悩む25歳の女の子に、ママたちがかける言葉とは
20代の頃、40歳って立派なおばさんだと考えていたママもいるのではないでしょうか。
でも実際に40歳になってみたら「あれ? 40歳なのにこんなにしっかりしてなくていいのかな……」と、気持ち的には20代の頃とあまり変わらないことに戸惑うこともあるかもしれません。40歳は、世間の中では「中年」というカテゴリに分類されるだろうし、20代の子からしたら「おばさん」なんだろうけど、実際になってみたら「意外と悪くない」と感じることもあるでしょう。
年齢を重ねて起こる精神的な変化のひとつに「図太くなる」というのがあるのではないでしょうか。誰しもがそうなるとは限りませんが、40年も生きていたら「まぁ、いっか」という気持ちが大きくなっていくこともあるでしょう。
それがいわゆる「おばさん化」なのだとしたら、この「おばさん化」は、ある意味で、人生を楽にしてくれます。
そして、この「まぁ、いっか」という心境に達すると、悩める20代の女の子にもナイスなアドバイスができるようになるんです。
ママスタコミュニティに寄せられていた20代の女の子からの相談です。
『中学生になってからばい菌扱いのいじめに合い、不登校になる。中学校生活後半から不登校から復帰するけど、友達は二人しかできなかった。結局、たいした思い出もできないまま卒業、高校に入学して友達ができるが中学の時のいじめのトラウマで心を開けない。今、25歳で付き合ったことはなし。これって壮絶な人生だよね?』
この相談に対して、人生の先輩であるママたちから寄せられていたアドバイスをご紹介します。
人生はまだまだこれから!
人生の折り返し地点にも立っていない。もし25歳に戻れたら、無限の可能性を感じる年齢です。
『まだ25歳だから挽回できるよ。就活、婚活を頑張って』
『まだ25歳で羨ましい、若いね。決して不幸だとは思わない。色々な可能性があるから幸せになれるよ』
『まだ25じゃん。これからだよ! 大学も出てるし羨ましいよ』
『まだ25でしょ?全然大丈夫。結婚10年、毎月頑固な義理実家と揉めてる私の方が不幸だわ』
「他の人がみんな幸せに見える」という相談者に対して
『幸せそうに見えてもいろんな事情抱えてる人もいますよ』
『私も幸せで何の苦労もしていなさそうに見えるらしいけど親は自死してるし、祖父母は毒だし子どもは障害がある。あなたはまだ若いし、これから対処を考えればいいし、居場所も決めていけばいい』
『私は不幸だからって思っていたら、余計悪くなりそうで嫌だから、なんでも笑顔で楽しむようにしてる。まだ若いんだしまだまだこれからよ』
愛のある喝!
『今の境遇に感謝出来ない人に、努力してる人は居ない。不平不満ばかりで、私って可哀想でしょうと自己憐憫に自己陶酔。きっと明日も、楽しくない時間を過ごしてる。懸命に生きてる人間を舐めるんじゃないよ』
『これからが勝負どころ! 自分の人生は自分で切り開きなさい』
『今あなたが苦しいのは、ありのままの自分を認めて受け入れられないからじゃないかな。理想を求めているが、努力はしないから当然手に入らず、理想とは程遠い自分を直視できないだけ。まずはそれが自分と認める、受け入れる、諦める。欲は苦しみを生む。今出来ている生活に感謝したほうがいいよ』
アドバイスをしたママたちも、アドバイスをまとめた筆者も、20代の頃はこの彼女と同じようなことに悩み、苦しみ、自分の人生どん底……という経験を経て、またそれを乗り越えたからこそ、伝えられる言葉があるのです。
悩める20代の女の子に、ママたちの言葉がどれくらい響くはわかりません。でも、かけてもらった言葉の意味が数年後に理解できたりすることもあります。そして、その言葉が宝物になったり、支えになったりすることもあります。
経験の中で得たものが、誰かの人生の支えとなる言葉に変えられるなら、年齢を重ねるのも悪くないと思いませんか?
文・鈴木じゅん子 編集・しのむ
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