”中学受験”と”高校受験”どっちが楽？中学受験4つのメリット
同じ“受験”でも中学受験と高校受験のどちらがより楽なのか悩んだことはありますか？ ある投稿者も、子どもの受験時期について悩んでいるようです。
『中学受験と高校受験どっちがいいの？ ママ友は、高校受験は大変だから、中学受験させると言っている人が結構いて。でも、中学受験も大変だよね？ 先に頑張らせるか、あとで頑張らせるか。どっちがいいのだろう？』
それでは早速、ママスタコミュニティに集まるママの意見をピックアップしていきます。
高校受験に比べると中学受験の方が楽！？
『下は中学受験させる。上は高校受験組で大変だったわ』
『娘が中学受験生。中学受験も過酷だけど、大学受験を見据えて中学受験を選びました』
学校にもよりますが、ママスタコミュニティに寄せられたコメントは“高校受験に比べると中学受験の方が楽”だという意見が目立ちました。一体、どの部分が楽なのでしょうか？
中学受験、高校受験と比べたときの4つのメリット
中学受験の方が楽だといわれる理由を特にコメントで目立った4つに分けてご紹介します。
1.高校受験だと反抗期と重なる
『高校受験しか経験していないけど、高校受験、がっつり反抗期と重なるのが本当にきつかったから「中学受験ありだわ！」と心底思った』
2歳前後でむかえる反抗期は“第一次”。思春期あたりでむかえる反抗期が“第二次”といわれています。反抗期はすべての子どもに訪れるわけではなく、時期も小学生高学年～高校生と幅広いですが、高校受験と反抗期が重なって大変だったという声がありました。子どもの成長を見ながら受験の時期を決めるのもよいのかもしれませんね。
2.中学校生活が充実する
『中3の時期に自由に好きなことできているから中学受験して正解だったな、うちの場合はね』
高校受験があると、中学3年の時期には受験勉強をする子どもが大多数です。どの時期に勉強以外のことに力を入れたいか、子どもと相談してみましょう。
3.内申書が必要ない場合もある
『内申が受けたい学校の自由を奪う。中学受験は内申関係ないから中学受験の方が良いよ』
『最近の高校受験は大変そう。中学受験も大変だけど、ほぼ試験一発勝負だけでいけるからそっちの方が楽だと思う』
『内申が怖いのよねー。うちの子は真面目だけど……周りに流されやすいタイプ。だったら、中学受験で似たような生徒たちの中に入れてしまった方がのちのち楽だと思うから、中学受験するつもり』
中学受験の場合、内申書の提出を求めない学校もありますが、高校受験には内申書が必須なので、内申点が気になる子どもには受験しやすいですね。ですが、中には調査書（成績、出席日数、学校態度など）と通知表のコピーなどの提出を求める学校もあるので、行きたい学校の情報を事前に調査すると安心です。
4.早めの入学は枠が多いことも
『上の子は中学受験だけで、大学までエスカレーターで今本当に楽だから下の子も付属中学を受験して欲しい』
『大学まである学校なら、高校よりも中学、中学よりも小学校の方が有利。チャンスは増える』
こちらのメリットも学校によりますが、早めの入学をすれば受験者数に対しての受け入れ枠が多く、受かりやすいという特徴もあるようです。
中学受験、高校受験を比べたときの2つのデメリット
メリットがたくさんコメントされていた中学受験ですが、デメリットの声ももちろんありましたのでピックアップしていきます。
1.一人で行動させるのが心配
『私は心配性だから、中1から満員電車での通学が心配だから無理だわ。何かあったらすぐには行けないし……過保護過ぎかな』
大人でも大変な満員電車に、小学校を卒業したばかりの子どもが乗るのは可哀想だという声も……。乗り継ぎなどに不安がある場合は、子どもとあらかじめ相談してみてくださいね。
2.お金がかかる
『行きたい学校によるよ。中学からだと余分にお金かかる』
『お金があるなら中学受験』
中学から私立などの学校に入学すると、公立に入学するよりも塾代や学費、通学費などお金がかかります。メリットとデメリットを見比べ、子どもの成長をみたうえで、家族で相談しながら“”中学受験“なのか”高校受験なのか“判断するとよさそうですね。
文・物江窓香 編集・横内みか
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