地域によってお付き合いが違う?ママ友の”お作法”、ある?ない?
ママスタコミュニティに、ママ友との付き合いに悩むママから投稿がありました。
『基本的には性格的に正直であけすけに話してしまう、たとえ幼稚園だけの付き合いでも腹割って付き合いタイプなんだけど。ママ友付き合いでそれをやると裏目に出たり要注意人物と思われるっていうのが最近やっと分かって来た。相手に深入りしない、話題を広げすぎない、なんでも話さない聞かない、当たり障りなく、が大事なんだね。田舎出身の都内在住ってだからかもだけど、なんかさみしい感じするけどこれが処世術なんだね』
ママ友との付き合い方はご近所さんや友達との付き合い方とは少々異なりますね。ママ友との人間関係のスタートはお互いの子どもありきです。子どもを介して始まった人間関係の距離の取り方や付き合い方に戸惑うママ、いるのではないでしょうか。
わかる!腹を割って話せる関係が楽ですよね
投稿者と考えが近く、腹を割って話せる距離が近い関係が理想と話すママはママスタにも一定数いるようです。
『わたしも主さんと同じです。腹を割ってなんでも話したいけど、よく会うママさんとはどうもタイプ違うようで……。すごーく話しやすくて、共感しあえる、ずっと会話続くママさんは別の場所からの園バスだし。ママさんといっても人によるんですよねー。縁のあったママさんが、自分と合うママさんだったらいいんですけどねー』
『私も投稿者さんと同じタイプだ。周りのママさんみんな、様子伺いながら会話する。それが正解なんだろうけど、話していてつまらないし疲れる』
『私も初対面の人にも警戒心なく何でも話せるタイプだけど、ママ友相手にそれはだめだね。深入りしたらだめ。どうせ期間限定の仲だし』
ママ友との表面的な付き合い方に違和感を持っているママには、ママ友と話していても疲れると感じたり、期間限定の仲であることを割り切っている方がいるようです。
地域によって異なる?ママ友付き合いは”ドライに”が一般的なことも
投稿者が書いたように、ママ友の付き合い方に地域性というものがあり、都内は特にドライである、と指摘する声もありました。
『それも地域によるよー。転勤族でいろいろなところ行ったけど、場所によってママ友同士の関係性が違う』
『都内だとオンラインの投稿みたいな表面的な付き合いだけど地域によってはべったりした付き合いしないと逆に嫌われる場合もある』
投稿者さんと同じように、一部地域でのママ友付き合いは相手に深入りしない、話題を広げすぎない、なんでも話さない聞かない、当たり障りなく……と感じているような投稿が複数ありました。
きっかけは子どもでも親友はできる
ママ友の仲良くなるきっかけは子ども。それでも、子ども以外のことについても話して楽しい親友ができれば最高ですね。
『私は東京出身の地方都市在住。投稿者さんと同じタイプなんだけど自然のままにいて気づいたら気の合うママ友以上の友達が6人できたよ。合わない人もいたし私の事が苦手な人もたくさんいたと思うけど、自然と離れていって今がある』
『その中でも親友になれる友達何人かいるよ。子どもも大きくなり飲みに行ったり遊びに行ったり、14年間も仲良くしてます』
そもそも「ママ友」という言葉が定義する人間関係が広すぎるのかもしれません。「友」という文字に引きずられると、友達のように近い関係性になるイメージを抱いているのではないでしょうか。ママ友と友達同様の関係になるためには、時間と労力がより必要となるのかもしれません。一方で育児という人生の一大プロジェクトにおいて多発する不安な気持ちを打ち明けたり、楽しい時間を共有したりできる仲の良いママ友がいると子育てする上で心強いですね。
ママ友と付き合う上での”お作法”とは
ママ友との付き合い方には人それぞれ考えがあり地域性もある……。これぞママ友との付き合いの”お作法”なんてものは、実はないのかもしれません。当たり障りない付き合いができるママはそれでいいかもしれませんし、投稿者のママのように何でも話したい方は嫌なことよりも楽しいことを数えつつ、ご自身にとって最適な距離感のママ友作りができれば良いのではないでしょうか。
文・森屋千絵 編集・しのむ イラスト・Ponko
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