プレママは要チェック!?陣痛のとき痛かったのはお腹?それとも腰?
陣痛の痛みについて「鼻の穴からスイカを出すようなもの」といわれることがあります。ただし、痛みの感じ方は人それぞれ。おおいに納得できるというママがいれば、まったく共感できないママもいるかもしれません。
感覚的なものだけでなく痛みを感じる部位にも、個人差があるようです。とくに「お腹」、そして「腰」。ある日ママスタコミュニティに立ったトピックスが、まさにこの「陣痛は腹痛派だった? それとも腰痛派だった?」というもの。さてあなたは、どちら派でしたか?
”陣痛”、それは味わったことのない痛みが次々に襲ってくるもの
「とにかく痛いもの」とイメージして、プレママたちが不安に感じているのが陣痛でしょう。腰が痛かったママたち、お腹が痛かったママたちがそれぞれ声を寄せてくれています。添えられている痛みの表現にはかなり激しいものも……。
腹痛派だったママたち
『とにかくお腹が、ギューッと締め付けられるような感じ』
『私はお腹が痛かった。生理痛のもっのすごく痛いやつ。よく「陣痛で腰が痛かった」って聞くけど、私はまったく痛くなかったよ』
『お腹がとにかく痛かったよ。力ずくで、ギューッってにぎられているような感じ』
腰痛派だったママたち
『3人産んだけどすべて、腰が痛かった。中でも初産のときが一番キツかったな。腰の骨をバキバキはがされているような、開かれているような果てしない痛み。ほんっと、キツかったよ』
『腰がバリバリバリー! って、どっかにはじけ飛んでいきそうな激痛。お腹は、破水するときにチクッとしただけ』
『腰を鈍器で殴られ続けている痛み。絶対にもう砕けてる、って思うくらい痛くて。痛みにもうろうとして、意識を失いかけた。出産したときのほうが痛くなかった』
腹痛派は「ギューッ」、腰痛派は「バキバキ」。どちらもとてつもなく痛そうです。
実際に”そのとき”にならないと予測もできないのが、陣痛
トピックスではそれぞれどちらが痛かったかで、投票をしてもらっていました。結果としては「腹痛派」が約25%、「腰痛派」が約45%で、腰が痛かったというママのほうが多数派でした。では残りの約30%はどうなのかといえば?
『お腹でも腰でもなく、肛門派。肛門が破裂すると思ったら、本当に破裂していて縫ってもらった』
『腰はフルパワーでパンチされている程度の痛み。お腹は3ヶ月分の便意が、胃腸炎で解消される程度だった。とくに痛かったのは、骨盤。股が外れそうな感じがして、それがとにかく痛かった』
『お腹も痛かったけど、一番はお股! 摩擦熱みたいな……痛いし熱いし。それが一番つらかった(涙)』
ほかにも「足の付け根」など、思いもよらなかった部位が一番痛かったという声がありました。
またお腹と腰のダブルで痛かった人、出産のたび痛みを感じる部位が違った人も。
『ひとりめのときは、お腹。お腹の中で大きな熱い岩が、ガンガン大きくなっていくような痛さ。ふたりめのときは、腰だった。腰とおしりが砕けそうに痛くて、必死で肛門あたりを押さえていたなー。「おしりにテニスボールがほしい」という気持ちが、ふたりめではじめてわかった』
『ひとりめは、腰。「腰が砕けるー!」って、3日間言い続けた。ふたりめは、お腹。「陣痛は腰が砕けそうになるはずだから、これは陣痛じゃない」と思い続けてしまい、陣痛だとわかったのが遅かった。病院について、5分で産まれた』
『痛みはダブルで痛かった。腰をハンマーでたたかれながら、前から子宮をギューッってつかまれた感じ。産んだふたりともそうだったから、出産=怖いという認識になった』
いざ”そのとき”がきてみないと、どこがどんなふうに痛くなるのかママにも予想さえつかないよう。結局のところは「どこでも痛い」が正解なのかもしれません。これから出産を迎えるプレママさんたちは、「陣痛はどこが痛くなるか予測できないよ」という先輩ママたちからのアドバイスを覚えておいたほうがいいかもしれませんね。
文・鈴木麻子 編集・しのむ イラスト・Ponko
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