「持ち家ではなく賃貸を選んだのは何故ですか?」人生に合わせたリアルな理由
人が生活するために必要な要素である「住まい」。どのような家を快適でリラックスできる住まいだと感じるかは個人差があるところです。また持ち家か賃貸かという家の形態ひとつとっても、ママスタコミュニティではたびたび議論の対象となっています。
今回また、あるママからひとつの疑問が提示されました。
『賃貸に住んでる人に質問。マイホームを建てない理由はなんですか?』
いずれ今の住まいを離れるつもり!将来を見据えて賃貸を選ぶママたち
『マイホーム建てる時は離婚する時。頑張って頭金には貯めて、子どもの成長を待ってる』
『いずれ義実家に帰るから。帰る=お別れ(離婚)、だけどね』
『いつか離婚しそうだなって思ってるから』
結婚したあと、夫婦が稼いだお金は夫婦の共同財産となりますね。家を建てたあと離婚することになってしまったら、家も資産として分割することになってしまうのでしょう。将来を見据えて賃貸を選んでいる、というママたちがいました。
土地と家を買うことにリスクを感じた!災害を経験したママも
『災害が怖いから(二重の支払いいや、復興が困難なレベルまで土地が疲弊したりすることも)』
『震災で思い出や何もかも崩れたから』
日本は、ママたちの記憶に新しい過去をさかのぼっただけでも1995年の阪神大震災や2011年の東日本大震災など、大きな災害に見舞われました。人生の中でいつ襲ってくるかは誰にもわかりません。地震だけではなく、台風や水害によって住み続けられなくなることも考えられます。財産となるはずだった家や土地が一瞬にして災害によって奪われてしまうことを目の当たりにしていたら、なかなか家を買うことには踏み出せない、というママのコメントがありました。
ママたちが賃貸を選ぶ理由はさまざま……。人生いろいろです
『スピード婚ってこともあってとりあえず賃貸で住んで、子どもの人数が決まってから買いたい。今まだ様子見中です』
家は家族の人数によって必要な広さが変わってきます。子どもの人数が決まらないうちは賃貸のほうが住み替えがしやすいですね。
『ずっとここに住むつもりないし、メンテナンスや何やかんや面倒くさい。だったらお金払って管理会社がいろいろやってくれた方が楽』
賃貸のひとつのメリットとして、住む場所のメンテナンスを管理会社がやってくれる、という点が挙げられます。もちろん共用部分の管理費も支払うのですが、手間をかけずに電話やメールなどで依頼するだけで済むのはありがたいことでしょう。
『転勤族だから』
旦那さんのお仕事の関係で家を買うことができない、というママがいました。筆者のママ友さんにも旦那さんが転勤族だ、という方がいらっしゃいます。もちろん単身赴任という方法もあります。しかし、家族が一緒にいられるのなら賃貸か持ち家かという”家のカタチ”にこだわらなくてもいいのかもしれません。
『家に固執してない。気が向いたら好きなところに引っ越して新しいコミュニティを楽しむ。飽きたら次へ。拠点を定める人生は面白くない』
こちらは”家のカタチ”にはこだわらない、というママ。ひとところにとどまる人生ではつまらない、ということです。世界には遊牧民、という生き方もありますよね。人生のある瞬間、”ここが好き!”と感じた場所に住むことができるのは、賃貸ならではの魅力でしょう。
『理想の場所や土地を探している途中。ここだ! と思うところがない。焦って決めたくないから』
家を買うことは人生の中でも大きな買い物のひとつです。買ってはみたものの想像していた生活と違ったからといって気軽に買い替えることは難しいでしょう。”理想の場所”がまだ見つかっていないから賃貸に住んでいる、というママがいました。
”家族みんながそろってごはんを食べられる場所”こそが家!賃貸かどうかは関係ないかも
『憧れた時期もあったけれど。阪神淡路大震災の後、二重ローンの問題等を知り、欲しいと思わなくなった。家族みんなで、笑ってごはんを食べられたら。多くは望まない』
夢のマイホーム、とはよく言われる言葉ですね。確かに”自分の城”を持つことは人生の大きな目標のひとつ、ということもあるでしょう。でも賃貸には賃貸にしかない魅力があることもママたちのコメントからみえてきました。最後のママのコメントのように、賃貸か持ち家かという”家のカタチ”ではなく”家族みんながそろってごはんをたべられる場所”こそが家という場所なのかもしれませんね。
文・しのむ 編集・しらたまよ
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