“家計が苦しくつらい気持ち”のママが前向きになるための方法とは
ママスタコミュニティに「生活に余裕がない」というママからの相談が寄せられていました。住宅や車のローンを抱えており家計はカツカツ、赤ちゃんがいるためすぐに働くこともできないとのこと。出費は多いのに収入は増やせないとなると、もはや打つ手がない、と暗くどんよりした気持ちになりがちですよね。
『生活に余裕がない、残高が減っていく。イライラし、夫への愛情もどんどん薄れていく。ケンカも増える。こんな気持ちをどう前向きにしたらいいでしょうか?』
このママは、何とか前向きな気持ちになって明るく生活したいと思っているそう。あなたならこんなときどうしますか?
まずは出費の見直しから! 車の税金や維持費をチェック
トピックを立てたママさんのご家庭は、旦那さんの希望で住宅ローンを借りて注文住宅を建てたそうです。さらに2台めの所有車として高級ミニバンも購入し、ローンを組んで支払っているとのこと。なんとかギリギリ払える範囲ではあるそうですが、ママが毎月必死でやりくりを頑張る必要があるのは大変ですよね。トピックには車を売ったり買い替えたりして税金や維持費をおさえる、といったアドバイスが寄せられました。
『とりあえず高級車を売って買い替える。そしたら車検とか税金とか維持費も少しは浮くよ』
『車を1台手放したら? 消費税が10パーセントになる時代、金利が上がる時代が来るのに悠長なこといってる場合じゃないと思う』
『その高い車1台を買い替えたら? 軽自動車にするとかコンパクトカーにするとか。維持費が違うよ』
車にかかる税金はエンジンの排気量によって変わるため、容積を小さいものに変えることでより安くおさえられるそう。また軽自動車に替えた場合は軽自動車税が適用されるため、税金の節減効果があるそうです。
これ以上収入が増やせないという場合は、出費を減らすのが家計を楽にするいちばんの近道とのこと。どうしても必要なものなのか、ムダな支払いがないのか検討することからはじめるといいのかもしれませんね。
夫婦で協力することが必要。旦那さんに家計を理解してもらうには?
厳しい家計が理由で、このままでは夫婦ゲンカばかりで愛情も薄れていくという投稿者のママさん。その発言からは旦那さんが家計の苦しさをいまいち理解していないのではないかという懸念も浮かびます。たとえ車を売りたい、買い替えたいと思っていても、所有している旦那さん本人の協力が必要になりますよね。
トピックに寄せられた先輩ママからのアドバイスによると、家計の収支を理解してもらうためには、具体的に数字で示すことがおすすめなのだそうです。
『男性には、数字を見せた方が効果的だと聞いたことがあります。家計の収支を書き出し見せて、冷静に淡々とお話してみては?』
家計の苦しさを感情的に訴えるだけでは、旦那さんは自分のふがいなさを責められていると受け取ってしまうかもしれません。それこそ「俺の稼ぎが悪いと言いたいのか?」と夫婦ゲンカになりかねません。大切なポイントは「冷静に」かつ「淡々と」説明することだそうですよ。
前向きに過ごすには、ぜひ子どもと過ごせる今を楽しんで!
家計が苦しくても前向きになりたいという投稿者のママさんの言葉は、同じようにがんばっているママたちの共感を呼んだよう。ぜひ子どもと過ごせる専業主婦の「今」を楽しんでほしいと、励ましの声も寄せられていました。
『お子さんが大きくなったら働けるのなら、この際、専業主婦を楽しむしかなくないですか?「大きくなったら働くぞ~! それまではこの子たちとゆっくり過ごそう! 女の子ならお家でお菓子作り、男の子ならパパと公園でサッカー。私はお弁当作ってピクニック気分!」みたいな感じはどうですか??』
『うちも正直、支払いが多くてカツカツだし、下がまだ小さいから働いてない。でも、ギリギリなんとか生活できているから旦那さんに感謝して、とりあえず今は専業主婦を楽しんでる。幼稚園入ったら働けるのが楽しみ』
いずれママも働ける状況になれば、きっと収入も増えて、家計を楽にできる時期も来るでしょう。しかし赤ちゃんとたっぷり過ごせる時間は今だけなので、貴重な時間を子どもたちと楽しんでほしいとのことでした。過ごし方を工夫すればお金をあまりつかわずに家族で遊ぶこともできそうです。
あたたかいアドバイスが多数寄せられたことから、トピックを立てたママさんからも次第に前向きな発言がみられるようになりました。将来の仕事復帰を楽しみにするという心の余裕も生まれたようですよ。
『子どもが小さいうちはそれなりに今を楽しむ、ですね。わたしもいずれ赤ちゃんを保育園に入れて働くのですが、久しぶりの仕事復帰になります。それはそれで楽しみです』
小さな子どもを育てていて働きに出られないママは、ときには八方ふさがりな気分で落ち込んでしまうこともあるかもしれません。しかし子どもはいずれ成長していきますし、同じ状況がずっと続くわけでもありません。ぜひ将来に希望をもって家族と過ごす毎日を楽しんでくださいね。
文・井伊テレ子 編集・横内みか
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