1歳児との買い物で、イライラ爆発。押し寄せる後悔の行き先は?
子どもが歩けるようになると、ママの期待もふくらむもの。「あんなことも、こんなこともしたい!」とイメージが広がりますよね。「いっしょにお買い物したい」というのも、そのひとつかもしれません。ただ、歩ける年ごろ以上の子をもつママならとっくにわかっているように、子どもが歩けるようになった最初のうちの外出はとても大変!
ママスタコミュニティに投稿してくれたのはまさにそんな我が子と買い物に行き、後悔しているママ。そして買い物以上に後悔しているのが、感情に任せて我が子を怒ってしまったことでした。
買い物なんて全然できない! イライラがつのり、ふたりで号泣
歩けるようになって1ヶ月ほどたつ娘さんを連れ、ふたりでショッピングセンターに行った、とあるママ。
『手をつないで歩いてくれるのは、ほんの少し。興味があるものを見つけるとすぐそっちへ行ってします。いろいろなものをさわったり、商品を持ち出したり。「おいで」と言っても来ない。「バイバイ」と言って先に行くとついてくるけれど、グズグズ。抱っこすれば「降ろせ」、歩くと「抱っこしろ」、疲れると座り込む。買い物なんて全然できませんでした。車に乗って怒ったら手をイジイジ動かしているので思わずその手を叩き、どなってしまいました。娘は号泣。私も号泣。いっしょにお出かけなんて、するんじゃなかった』
ベビーカーや抱っこひもで連れていくといつもつまらなさそうなので、ふと「歩かせてみよう」と思ったことがそもそもだったのだとか。
けれど多くのママが知っているように、小さな子どもを連れて買い物に行くのはかなり覚悟の必要なこと!
『好奇心旺盛なのよ。歩くのもおもしろいし。買い物とか、ママの都合なんてわかるわけないわ』
『同じ同じ! 我が子も1歳4ヶ月だけどカートは嫌がって抱っこなのに、お目当てが見つかれば歩く歩く。アンパンマンを見つければ絶叫。5歳のお兄ちゃんは「早く帰ろう」攻撃だし、最短時間で買い物しているよ。ゆっくり買い物できるのは、ダンナといっしょのときに限る』
『カートに乗せよう! 抱っこひもを使おう! 買い物はダンナがいるときだけにしよう! 子どもがいるときはおやつとかパンとか、ちょっとしたものを買うだけにしているよ。買いたいものの半分でも買えたらOKってことで!』
歩けるようになったばかりの子どもと一緒に買い物に行くときのポイントはベビーカーやカートに乗せて、ダッシュで済ませることがひとつ挙げられます。抱っこひもも有効です。「商品はむやみにさわらない」など約束がちゃんとできないうちは、自由に歩かせるのはやめたほうがいいというのが多くのママたちの意見でした。さらに多少割高になってしまっても、この時期はネットスーパーや食材の宅配を利用するのもおすすめです。
後悔も自己嫌悪も、みんなが経験してきたこと。自分だけじゃない
もの珍しくて歩き回っていたらママに怒られて、泣いてしまった娘さん。娘さんに好き放題されて余裕がなくなり、怒って泣いてしまったママ。シチュエーションは違えど、多くのママに似たような経験があるのではないでしょうか?
『わかる。私も長女が歩きはじめのころ、イライラがつのってどなってしまった。今は3人めが2歳になったばかりなんだけど、ちょろちょろしてもどなることはない。それくらい自分の気持ちに余裕があるんだと思う。長女のときもこんなふうに思えていたら、って思うよ。今さらだけど、長女のことでは後悔ばかり』
『わかるよ~! 過ぎたあとに他人のことなら「小さな子にどなったって、わかるわけないでしょ」って思うんだろうけど。私も子どもが1歳半~2歳半くらいのころはイライラしてどなっていたし、叩くこともあった。それまではベビーカーや抱っこひもだったけど、そのくらいになると「歩く!」っていうことを聞かなくて。言い方は悪いけど3歳までは言葉が話せるペット、くらいに考えたほうがいいかも。できたらほめる、よくないことは目を見て低い声で叱る、気持ちは通じなくて当たり前。手を叩いたのは、かわいそうだったね。よその子のことだけど涙が出るし、自分が子どもにしたことを思い出してまた涙が出る』
『あるある! 私が忘れられないのはお出かけしたら「お腹すいた! オムライス食べる!」と、グズグズされたこと。お店に入ってオムライスを頼んだら「これはイヤ!」と泣き出して。こっちが泣きたくなったよ。頭にきて一口も食べないまま、会計して帰ってきた。でもそれも今では思い出。がんばろう! おつかれさま』
子どもに感情のまま怒ってしまって自己嫌悪におちいって……を、くり返しながらママも親として成長していくのでしょうね。そんな温かい言葉を寄せてくれたママたちの声に多かったのが、「なつかしい」というワード。必死になって子育てをがんばっている今は想像できないかもしれませんが、泣いたこともどなったことも、いつかはフッと笑ってしまうような思い出になるのかもしれません。
素敵なメッセージをくれたママがいたので、最後にご紹介しますね。
『自分の足で進みたい、でも少ししたらママのところで安心したい。このくり返しだよね。その距離が少しずつ長くなっていって、どんどん走るようになる。こっちも走って追いかけてみたり、大声で呼び止めてみたり。なつかしいな。いつかはどこで何をしているかわからなくなるまで、成長して。その最初の一歩を踏み出したばかりだよ。怒ってしまうときもある、よくわかるよ。後悔するのも、わかる。イジイジしている手は叩かずに、にぎってあげたらどうかなぁ? 子どもはママが大好きだよ』
文・鈴木麻子 編集・しのむ
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