いつか来る……?子どもからの「クソババア」!ママがすべき心の準備とは #産後カルタ
産まれたときはママやパパの片腕にも余るくらいだったかもしれない赤ちゃんでも、日々成長していきます。歩けるようになり、ひとりでごはんを食べることができるようになり、おしゃべりも上手になっていきますね。親として子どもの成長を日々、目の当たりにできることは大いなる幸せといえるでしょう。ただ、子どもは親の思い通りには行動してくれませんし、親の思い通りに育ってはくれませんね。子どもだってひとりの人間です。子どもの意思がありますから。親であるママもパパもそのことは理解しているつもりかもしれませんが、ある日成長した子どもの口から「クソババア!」などと強烈な言葉が飛び出てきたときには……! ショックを受けてしまうでしょう。
『「うっさい! クソババア!」って、朝、言われました。近所に丸聞こえのでっかい声で。小学3年、男子です。「もうそろそろ、出なさいよ」と言った瞬間にキレだし、泣きながら叫んでいました。どこで間違えたんだろう、子育て……。自信をなくしました』
子どもの言葉をストレートに受け止めないで!先輩ママたちはこう捉えた!
子どもからのSOSでは?
『一応いじめとか確認してみたら?』
ちょっとママが急かしただけでそこまで泣いて叫ぶのは、子どもなりの理由があってのことでは? という先輩ママの冷静なコメントがありました。言われた言葉のインパクトと重みにママはショックを受けたり驚いたりするかもしれません。でも、ママ自身の感情はいったん脇に置いて、子どもの表情や態度を冷静に観察してみる必要があるかもしれません。もしかしたら子どもからの切実なSOSメッセージかもしれませんから。
ママは絶対、ぼくを見放したりしない!と確信したい・確信している
『甘えたい時期に親に甘えるって大事なんだよ。この母親は見放さないって思っている証拠だし』
『クソババアって言っても絶対に嫌われないと思っているくらい母親に愛されている自信があるってことでしょ』
『そういうこと言えるのって、親を信頼している・甘えている証拠だよね。何を言っても離れていかないって自信があるから言えるんだよねきっと』
「どんなにひどい態度をとっても暴言を吐いても、ママは絶対、子どもである自分を見放したりしない」と確信したいための行動では? というこれまた冷静な先輩ママのコメントがありました。また、確信しているからこそ、言えるのでは? とも。単に甘えてみたかっただけなのかもしれません。甘えたいのなら、もう少し言葉を選んでほしいですけどね……。
ママをテストしている
『試しに言ってみたとかじゃない?』
子どもは新しく覚えた言葉を使いたいだけなのかもしれません。年上の友達やテレビなどから見聞きしただけの言葉にママがどのような反応をするか、試したいだけなのかも。良くない言葉であることはきっと子ども自身も理解しているのでしょう。ママをテストしている、というわけですね。ママの度量が試されています……。
先輩ママたちは「クソババア!」にこう切り返しています!
既読スルー
『聞こえないフリして、「誰のこと?」って無視してやったら?』
子どもがママを怒らせようとして言っている、とわかる言い方であれば、「既読スルー」でいいかもしれません。ケンカを売られても買わないでおく、ということですね。「既読スルー」されたら子どもは「この言い方はママには通用しない」と理解してくれるかもしれません。
相手の出方を待ち、助ける
『怒るのは逆効果だって。「ふ~ん、じゃあ好きなようにしたら?」って感じで頼ってきたらちゃんと手を貸すのがいいって聞いた』
たとえば、とがってくる剣をとがっている剣で突き返してしまうと、戦いになってしまうでしょう。同じように感情をぶつけてくる子どもにママが感情で向かっていけば、意味のないケンカにしかならない可能性が高くなります。そのため、努めてママは冷静を装い、「お好きにどうぞ」と受け流すのが良い、というママのコメントがありました。投稿者さんのお子さんよりも少し上の子どもの話ですが、文部科学省によると、9歳以降の小学校高学年にあたる年齢の子どもは、自己肯定感を持てず劣等感を持つ子どもが出てくるとのこと。つまり、子どもが自分に自信が持てないあまりに、そのストレスを信頼できる相手である親にぶつけてくる時期ともいえるのではないでしょうか。この時、親ができることは差し伸べられた手を見逃さず、しっかりと握って助けてあげることしかありません。
ママは感情的にならず「クソババア」を受け止めてあげて
ママにとっては言われたくない言葉のNo.1かもしれません。でもそれは子どもからのひとつのメッセージかもしれないのです。まだ言われていないママは、「いつか言われる日がきっと来る」と考えて、その言葉を冷静に受け止める心の準備をしておきましょう。「クソババア」の言葉とともに子どもが差しだしてくる「SOS」のメッセージを聞き逃さないように。
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- 「うっさい! クソババア!」