ミシン初心者ながら入園グッズを手作りしたけれど……一学期を終えて反省の嵐
息子が幼稚園に通いだして早数ヶ月。
アットホームな幼稚園で、入園前の見学のときに手作りの通園カバンを下げている先輩園児たちがたくさんいました。それならば私も入園前に手作りしてみようと思い、ミシン初心者ながら斜め掛けの通園カバンやランチョンマット、コップ袋などを作りました。
ミシンなんて学生時代以来の初心者なので大いに手間取り、実母にもアドバイスをもらったりして、結局全部揃うまで三ヶ月くらいかかったと思います。
出来上がったときはなんともいえない達成感! モノづくりって楽しい!
子どもの入園を機にミシンにはまる方もいると聞いたことがありましたが、その気持ちがわかりました。
息子の幼稚園生活の励みになればいいな……そんな思いを抱きながら、息子に手渡します。入園後、息子本人も嫌がることなく使ってくれました。
しかしなぜか雨が多かった一学期を終えて……。
斜め掛けの通園カバンは、歩いて登園するたびに肩からズルズルと落ち、すっかりくたびれて一学期でお役御免となりました。
一学期の間は登園すること自体が息子にとっては大変で、泣いて立ち止まって通園カバンを手放そうとすることがしばしば。そのうえ雨が多かったので水たまりに落とすこともしょっちゅう……お母さん泣きそう。入園前にもっと斜め掛けカバンに慣れさせておけばよかったです。
仕方がないので市販品を購入しました。市販品は丈夫で肩に止まりやすく、やっぱり優秀。持ちやすさは重要です。
ランチョンマットやループタオル、コップ袋も結構傷んでいます。こんなに早く傷むのですね……。幼稚園から指定された数より二枚くらい余分に必要だった、というのが今のところの実感です。
自己満足で手作りしましたが、この空しさをどこへぶつけたら……。
ちなみにプラスチック製の水筒もすっかりボロボロ、弁当箱はちょっとしたところが割れてしまい、既に3代目です。
もしかして園グッズって、入園後もしょっちゅう買い替えるものなのでしょうか? 息子の扱いが雑なのか? いやいや不器用な息子なりに、すごく使ってくれているということなのかも?
一学期は登園するだけで親子共々いっぱいいっぱいでしたが、二学期は物を大切に使うことも伝えていこうと決意したのでした。
脚本・しらたまよ イラスト・Ponko