最近子どもを抱きしめてる?ママと子どもの「スキンシップ」とは
最近、子どもをぎゅっと抱きしめるような全身を使った愛情表現をしていますか? 筆者もわが子が小さいころはいつでもどこでもぎゅーっと抱きついてきたり、抱きしめたりしたものです。しかしそれもいつのことやら……気が付けば「最後にハグしたのはいつ?」とうっすらとしか残っていない記憶を必死で辿る始末。これっていいのかしら? そのようなことを考えていたら、ママスタコミュニティにこのようなママの声を見つけました。
『最近子どもを抱きしめたりしてる?』
この問いに筆者は考え込みました。「いつだろう、一体私はいつ子どもを抱きしめただろう」と。思い切って子どもにまで聞いてしまいました。結局1年ぐらい前だなと気づいたのですが……みなさんは、子どもを抱きしめていますか?
最近子どもを抱きしめた?
『まったくない。機会もないし。皆さんはどう?』
投稿者の方の問いに、多くのママたちが意見を連ねました。
『小1、小2の息子は毎日抱き締めてるよ』
『小2娘。毎日してるよ』
毎日! なんて羨ましいことでしょう。子どものほうからママに抱きしめにきてくれる話しや、ママから遠慮なく抱きしめに行っちゃうという可愛いエピソードなど、どれをとってもなんて幸せなエピソードだろうと笑みが溢れずにはいられません。元気をチャージするにも、子どもとのハグは最適ですよね。
子どもを抱きしめるのはいつまで?
抱きしめる、抱きしめない、さまざまな意見の中で気になった意見がありました。
『男の子だからって突き放してたけど、ここ見て抱きしめてあげてもいいのかなって思った』
『私は抱っこしたいんだけど、していいもんなの?』
子どもをもっと抱きしめたらよかったなと思うママの後悔。ついつい、「男の子だから」と世間体を考えてしまうことは子育ての中ではよくあることではないでしょうか。でも例え子どもが女の子であったとしても、一体いつまで抱きしめていいのかなと考え込むママもいることでしょう。
『男の子だからって思う気持ちもわかるけど、今だけだから。大きくなったら自然となくなっちゃうんだから、いいよ』
『大きくなるにつれ、どんどん離れて行くんだなぁと思うと寂しいよね……今のうちにいっぱいぎゅーってしておこう!!』
心優しいママの声が沁みます。子育てや、子どもと関われる時間は、子どもの性格や進む道によって差はありますが、振り返ればあっという間に過ぎていくものなのかもしれません。きっとどれだけ抱きしめていても「もっとしてあげればよかったな」と思うのかも……。だったら思い切って抱きしめてしまうのも、いいのではないでしょうか。
ママと子どものハグ事情……?
投稿者の方が投げかけた問いに、多くのママたちが子どもとのハグ事情を語ってくれました。やはり全体的に見て未就園児や低学年の子どもがいるママの方がしょっちゅう「抱きしめてます!」といった印象を受けました。しかしそれも子どもの性格によるもので、小さくても距離を置く子もいれば、大きくなってもハグしてくれる子もいて、筆者はママたちのハグ事情を大変面白く拝見させていただきました。いくつかエピソードをご紹介してみましょう!
抱きしめてます!
『小2次女は「大好き」って抱きついてくる』
『末っ子が三年生です。ムギューッと毎日してるよ』
子どもを抱きしめるのも元気をチャージできますが、わが子から「大好き」と言われたらますます元気が出そうですね。
抱きしめません……
『抱きつきたいけど汗臭い』
『小2小4娘、ないなー。幼稚園までだったような』
『小2、してない。想像するだけでゾワゾワする……』
抱きしめないという意見もいくつもありました。汗臭いのは確かにつらいかもしれませんね。中には「重い」というのもありました。子どもを抱きしめると体重をかけてくるのでしょうか。それは確かにきつそうです。
母は負けません!
一定の年齢を超えると、どうも子どもに拒否される確率があがるのでは? と思わされるコメントもたくさんありました。それでもママは子どもたちが大好きすぎて、負けずに抱きしめるわけです。微笑ましいのですが思わず笑ってしまいます。
『中2と小5はたまに可愛いね~とか、頑張ったね~とかだけど。嫌がられる』
『今抱きしめまくって嫌がられて振り払われたところ』
『中1長女は小5辺りから拒否し始めて、今では触ることも許されない』
それでも果敢に挑むママたちの愛の深さには涙なくしては語れません! いつまでたっても何歳になってもママにとって子どもは子ども、抱きしめたい存在なのでしょう。
思わず笑みがこぼれるエピソード
『小2の息子。よく抱きしめるよ。3歳の娘が全力で邪魔しにくるけど』
『「おねがい、ギューッってして」って言ってくるから助かる』
『普段はクールな小3女子、抱きしめると喜ぶ』
ただ抱きしめているというだけでなく、思わず笑みがこぼれるエピソードも盛りだくさん。目を閉じればその光景が浮かんできそうなものから、ギャップ萌えにキュンとするものまで、盛りだくさんです。
子どもの性格や年齢にあったスキンシップをみつけよう!
毎日子どもを抱きしめるか、抱きしめないか。それはママの性格や子どもの性格、年齢や性別などの要素があることで、一概に「どちらがよい」とはいい切れません。いつまで抱きしめていいかという問いに対しても同じです。ママたちの意見をまとめると、いつまで抱きしめてもいいし、抱きしめない人を責めるような意見もありませんでした。プライベートな部分のコミュニケーションなので、さまざまな意見があるのでしょうね。
スキンシップは大切
子どもの心を落ち着かさせたり安心させたいときは、抱きしめる、添い寝をするなどのスキンシップがリラックスしている状態へ導く効果的な方法であるといわれています。子どもが落ち着かないときや、眠る前などに抱きしめてあげることは効果的です。可能であればどんどん抱きしめてもいいのではないでしょうか。
子どもとのスキンシップは抱きしめる以外にもある
スキンシップには抱きしめる以外にも方法はあります。手をつなぐから始まり、辛そうなときに背中をさすってあげる、肩をポンとたたいて送り出してあげる、ほっぺを両手で挟んでむぎゅっとしてもかまいません。親子で少し触れ合うことでも十分なスキンシップですので、抱きしめることだけにこだわらず、お子さんとママにあった方法でスキンシップをしてみてくださいね。
文・櫻宮ヨウ 編集・横内みか
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