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イヤイヤ期の子どもと少し離れる時間がほしい……ママ一人で奮闘する「孤立した子育て」の打開策とは?

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2歳頃のイヤイヤ期。成長過程と分かっていても、ついイライラしてしまいませんか。現代は地域の関係性も薄く、頼れる身寄りが近くにいない場合、ママは一人で孤立してしまいがちです。

孤立した中でママが子どもを育てている「孤育て」という言葉が社会問題として出てきています。子どもに対してイライラしてしまい、夜に子どもの寝顔を見てそんな自分を後悔する、というママもいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティにも、子どもに対してイライラしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまうママから、「少し子どもと離れる時間がほしい」との投稿がありました。保育園などへ預けずに、さらにパパの協力も得られず、ママ一人が家庭内で子どもとずっと向き合っていると、ママの心に余裕がなくなってきます。子どもと少し離れる時間を持つにはどうすればよいのでしょうか。

「一時預かり」制度を利用してみて

こども家庭庁のホームページには保育園などを利用していない家庭においても、「急な用事や短期のパートタイム就労のほか、リフレッシュしたいときなどに保育所などの施設や地域子育て支援拠点などで子どもを預かります」と記載されています。一時的に保育園に子どもを預けることは、国の方針として認められています。ママスタコミュニティにも一時預かりを仕事以外に利用してみてはどうか、という声がありました。

『一時保育を使ってリフレッシュ。離れたいと思う気持ち、誰でもあると思う。辛かったらたまには利用してみたらいいよ』

『少し離れるだけで余裕が出て、子どもに優しくなれるよ』

『一時預かりじゃダメなの? 私は通院のときに預けて少しゆっくりするよ』

『私も週2~3回一時保育に預けてましたよ。子供も親も気晴らしできて良かったと思います』

一時預かりを利用して、子どもと少し離れる時間を持つことで、ママの切迫した心を落ち着かせ、改めて子どもと向き合えることもあるのではないでしょうか。
但し、市町村によってはリフレッシュ目的では枠がないこともあります。

『保育園空きがある地域? 求職活動中だとなかなか入れない』

まずは、お住まいの市町村にリフレッシュ目的の一時預かりの利用が可能かどうか問い合わせしてみましょう。

一時預かり以外にも、一時的に子どもを預かってくれる事業や施設もある

ファミサポ(ファミリー・サポート・センター事業)

ファミサポは、子どもを預かってほしい人と、預かる人をそれぞれ会員として登録して、マッチングさせる子育て援助活動支援事業です。仕事以外の、買い物などで外出する際に子どもを預かってもらうこともできます。

託児付き商業施設や公共施設など

筆者が居住している地域では、公立図書館にも無料の託児室や、子育てママの一人読書タイムを応援する時間帯が設けられていて、その間、子どもを預かってくれます。他にも保育士がいる無料託児付きの美容院もあり、筆者も利用しています。

3年保育より前に入園できる幼稚園も検討して

年少(3~4歳)になる前に幼稚園に通えるプレ幼稚園や、2歳児から、もしくは3歳の誕生日を迎えた日から入園できる幼稚園などもあります。ママスタコミュニティにも、一時保育以外にも早く入園できる幼稚園を薦める声もありました。

『2歳からプレに入れる幼稚園もあるから探してみたらどうかな』

『満3歳の幼稚園探したら? うちは2才から幼稚園入れたよ』

筆者も上の子を2歳半から、下の子を2歳10か月から幼稚園に通わせています。ちょうど上の子が2歳の誕生日を迎えた頃に下の子が生まれ、上の子の2歳イヤイヤ期と赤ちゃん返りのダブルパンチでした。上の子の対応に時間を取られ、下の子は最低限のお世話のみになっていました。未就園児クラスに入園できたことで、その間に溜まった家事や、食事作り、下の子との時間を作ることができて、心の余裕が生まれました。

パパとも休日にママの一人時間が取れないか話し合ってみて

子どもはパパとママ二人の子どもです。ママが仕事をしていようと、専業主婦であろうと、子どもの養育義務はパパとママの二人にあります。ママ一人で子育てに奮闘して心と体が悲鳴を上げる前に、休日にママの一人時間を持てるようにパパと話し合ってみて下さい。しかし、長時間労働を強いられているパパのことを気遣って、休日はパパ自身の体を休めてあげたい、と思うママも多くいます。ママスタコミュニティにも、パパには頼めない、との声が寄せられています。

『旦那は仕事でヘトヘトで、土日に子どもお願いして出掛けるだけで気を使って余計疲れそう』

『うちも旦那が帰り遅いし、休みの日は旦那も休まなきゃかわいそうだしでずっと一人で子どもみてたよ』

『旦那に預けるとかえって疲れる気持ち分かる』

普段、パパ一人で子どもをみることに慣れていない場合はパパに預けること自体、ハードルが高く、余計に気苦労するという声もありました。
家庭環境によって、パパには頼めないママも多くいるのが現状のようです。

一時預かり制度を上手に利用してママの「孤育て」によるストレスを軽減して

3~4歳くらいになると、今までママがお世話していた日常生活の多くを子ども自身でできるようになります。言葉での意思疎通もできるようになり、何でも嫌だというイヤイヤ期も治まってくるでしょう。子育て中の人であれば、一番手がかかる時期であることを理解してくれます。ママ一人で抱え込んで自分自身を追い詰めず、周りの人に相談して、一時保育などの制度を上手に利用してみてはいかがでしょうか。少しの間だけでも子どもと離れる時間を持ちたいと思うことは悪いことではありません。ママのストレスを軽減して、ママがいつも笑顔でいることが、子どもの笑顔の源であると思います。

文・ゆかりんご 編集・横内みか

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
2歳の子どもと少し離れる時間がほしい