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優しさ?負けん気?子どもがスポーツするのに必要なこととは……?

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ママスタBBSに、サッカー少年をお持ちのママからこんな悩みが届きました。

投稿者のママの息子は小学3年生。幼稚園の頃からずっとスポーツ少年団のサッカーチームに所属しており、皆で楽しく和気あいあいをサッカーに慣れ親しんでいたのだそう。しかし、そのチームに一人上手な子が入ってから状況は一変してしまいます。

練習中や試合中に浴びせられる罵声。投稿者のママの子どもは、その言葉に傷つき落ち込んで帰宅するようになったといいます。

「可哀そうに……」と思いきや、そんな投稿に寄せられたのは意外に手厳しいママたちのコメントの数々でした。

子どもがスポーツをやるときに必要なこととは一体? ママたちの覚悟が響きます。

「楽しくサッカーができればそれで良い」投稿者のママの想い

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途中から入ってきたという上手な少年に、キツイ注意をされてしまうサッカーチームの子どもたち。その半数以上が、次第に上手な少年を嫌がるようになってしまったのだそう。

『みんなより少し上手な子が1人いました。ただその子が試合中にみんなに「早く走れ!」「あっち行け!」「今のボールとれただろ!」など、言葉遣いが悪く、キツい言い方をされます。
その子がいるから行きたくないと言う子もいたみたいです。うちの子も言われた日は拗ねて帰ってくることがよくありました』

今まで平和を保っていたチームワークが、一人の少年によって崩れはじめてしまいます。落ち込んで帰宅する子どもたちの悲しそうな顔を見ていられない投稿者のママたちは、何とか言い方を優しくしてもらえないかと考えます。

『まだ3年生だし、楽しくスポーツをしてくれれば良いな、という考えでサッカーをしていました。
その子の言っていることは間違ってはないのかもしれませんが、言い方をもう少し優しくするだけでもみんなの捉え方が違うのになぁ~と思っていました』

ただ、子どもに「楽しく」サッカーを続けて欲しかっただけの投稿者のママ。しかし、あんなに楽しそうにサッカーをしていた子どもたちが、最近は全然楽しそうじゃなくなっているのが気になります。コーチに相談してみるものの、とくに注意を促してくれている様子も見られず、しびれを切らした投稿者のママたちは、上手な少年のママに直接やんわりと伝えてみるとことに。

しかし、ママスタBBSではそんな投稿者のママの対応に、手厳しいコメントが寄せられました。

スポーツは時に互いの厳しさも必要

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『拗ねて帰ってくるから、可哀想?
私なら「拗ねてる暇があるならしっかりやれ!」って怒るけど』

『「言い方を優しく」しなきゃダメな子は、スポーツに向いていなからね。ウチの学校なんて、下手な子にはパスすら回ってこないよ?
それがイヤなら上手くならなきゃダメなんだよ。それが競争。その競争に勝てない子は、早く違う方向に行った方が良い』

『こればっかりは、スポーツを知っている人と、スポーツを知らない人との差かな。
スポーツを知らない親は「なんて野蛮な……」って思うことでも、スポーツの厳しさを知ってる親からすれば「これくらい当たり前」なんだよ』

『団体競技だし、言われて当たり前なのでは? 言われるのが嫌なら団体競技向かないよ。
これから続ける上でもずっと言われると思うし。キツイ言い方したら、嫌なら個人プレーのスポーツやらしたらいいと思う』

『私は我が子に「言われたくなきゃ言われる前に動け」って言うのみだったよ。そんなんでキツイならこの先部活にしろ何にしろやっていけないんじゃないかな? と思う。きつく言われたり厳しく言われたりは仕方ないよ。サッカーのことで言われてるなら尚更。悔しさバネに頑張るくらいの精神じゃないと。
うちのチームでもキツイ子ほどサッカーうまいよ。キツイ子でも試合中だけで試合終わればみんな普通に仲良し。負けん気が強い子ほど当たりが強くなるのは当たり前かと』

なんて厳しいスポーツの世界……。サッカーのプレイ中にキツめの言葉を投げかけるのは「当たり前」であり、むしろ「向上心」の表れだという意見が目立ちます。子どもからすれば、言われて凹んだり嫌な気持ちになることもあるでしょう。しかし、ここがスポーツを続けていくうえでの分岐点なのだそう。

楽しみたい」だけではなく「上手くなりたい」のであれば、それくらいでめげていてはいけないというママたち。小学3年生といえどもスポーツは「競争」です。言われて悔しいなら、文句を言われないくらいに上手くなる努力をするくらいの負けん気が、何よりも大切なのです。

「優しい言い方」ではなくキツイ言い方になってしまっても、仲間と共に「勝利」を手にしたいからこそ投げかけた言葉が、上手な少年の「優しさ」だったのかもしれません。まさに「負けられない戦いがそこにある」精神は、子どもの頃から育むものなのですね……。

子どもの性格からスポーツに「向いている」「向いていない」もあるとは思いますが、一番重要なのは「自分がどうなりたい」のか。どうせやるなら、上手くなりたいという向上心を持って取り組んで欲しいと願ってしまいます。

何かあったときは、親同士で解決するのではなく……

そして、スポーツをするうえで親が心掛けなくてはいけないことがもう一つあるのだそう。

『私はスポ少では親は静観するべきかな? と思う派なんで(笑)。子どもたちなりに、やっていくもんだけどねー』

『基本的に親は口出さない、指導者に任せるでいいのに。
子ども達も勉強だと思うけどね』

『親が口出す前に監督やコーチから言ってもらうべき』

もしチーム内で何か気になることがあっても、決して親同士で解決するようにしてはいけないとのこと。

今回、投稿者のママのチームではコーチが動いてくれなかったそうですが、それを「頼りない」と思うか、「監督はそういう判断なんだ」と思うかはそれぞれです。もしかしたら監督も、その上手な少年のやり方を認めていたから、黙認していただけかもしれません。チームのことを一番冷静に見ているのは、監督やコーチのはず。その判断を、親は黙って受け入れるべきだというママたちの意見に、「子どもを託す」という強さが伺えますね。もちろん体罰などの行き過ぎた言動は別ですが……。

『皆さんありがとうございました。私の考え方が違ったのかと反省しました。
また学校行事などでその子の親御さんに会ったら謝るつもりです。今後は子どもにも強くなるよう伝えていきます』

と最後に締めくくった投稿者のママ。投稿者のママのイメージしていた「スポーツ」と、本格的にスポーツをやりたい人との温度差が生んでしまった今回の件。決して、どちらの考え方が正しいということではありません。

ただ「団体競技」は、みんなで同じ目標に向かっていくもの。その目標の高さが異なってきてしまえば、それぞれの熱の入れ方も違ってくるので、そりゃ上手くいくはずはありませんよね。

これはスポーツに限ったことではなく、子どもが何かを習いはじめるときは、目指すべき目標の高さの度合いをしっかりと見極めることも大事なのだと考えさせられた投稿でした。親として子どもに「寄り添う」だけではなく、ときにお尻を叩く覚悟も必要だと教えられたような気がします。

皆さんはどう思われますか?

 

文・渡辺多絵

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参考トピ (by ママスタジアム
スポ少のサッカーでの揉め事。