生き生きしているママ友と比べてしまう……悩めるママを救う先輩ママたちの言葉とは
子どもが産まれると、子どもが縁となってお友達のママさんといわゆる「ママ友」になることがありますね。子ども同士が同じ性別であったり近い月齢であったりした場合などは特にお付き合いするシーンが増えるでしょう。
ただ時に、「ママ友」が生き生きと過ごしている様子を見ると、自分と比べて落ち込んでしまうこともあるようです。
ママ友さんと自分を比べてしまって悩むママから相談が寄せられました。
『ママ友と比べてしまう。同じ11か月の子がいるんだけどそのママは毎日必ず支援センターや市のイベントに朝早く行き、帰宅後は1時間お昼寝させて起こしてお昼寝明けも夕方までお散歩か公園。私は余裕のある日しか出なかったりするし、支援センターの雰囲気あんまり得意じゃない。だめな育児しているなぁって落ち込む』
ママもそれぞれ。活動的な人もいるよ!自分は自分でいい!
『動いておかないと気が済まないんじゃない? そういう人もいる』
『自分は自分でいいんじゃない?』
『毎日出かけるから良い親ではない。赤ちゃんが笑って楽しそうにしていたら良いし、育っていたら大丈夫』
『まわりからは「頑張っている、気合い入っているな」と思われがちだけど、案外家にいると気が滅入るから外に出ているだけってこともあるかもよ』
たまたまそのママ友さんは活動的なタイプだっただけでは? というママたちの冷静なコメントが届きました。さらに毎日赤ちゃんとお出かけしていることがすなわち「良い母親」とはいえない、というコメントもありました。筆者も息子とほぼ毎日お出かけしていましたが、その理由は息子と家にいると、家じゅうが散らかってしまうからで……。散らからないのであれば、家にいたい、と考えていました。毎日お出かけしているママには、ママなりの切実な理由があってのことかもしれませんね。
誰かと比べる必要はない!子どもが元気で笑顔ならそれでOK!
『誰かと比べていると本当にキリないよ。子どもが笑顔で元気に成長していればそれでOK!』
『誰かと比べなくていいよ』
さらに先輩ママたちからは、「誰かと比べる必要はない」という心強いコメントがありました。子ども同士の月齢が近くてもママ同士の年齢が近いとは限りません。お互いそれなりの人生を歩んできた人間同士です。小さなことを比べていけばそれこそ無数に違いが出てくるでしょう。まさに「キリがない」状態になってしまいます。ママが客観的に子どもをみたとき、「笑顔で元気」なら問題ないのではないでしょうか。
「ダメな育児」はない!子どもと向き合ってママなりの育児を
『ママ友と比べていたら疲れちゃうよ。子どもとたくさん向き合おう。ダメな育児なんてない。みんな自己流だから。大丈夫』
育児書という教科書はありますが、すべての子どもが育児書のとおりに育っていくわけではないでしょう。育児書に掲載されていない、自分の子どもだけのことについてはママが試行錯誤しながら育児をすることになります。ママ同士で違いが出てくるのは当然かもしれません。
いいお手本がいたと思って!ママが感じる「良い」部分を真似すればいいよ!
『ちゃんとしている人が近くにいていいじゃん。色々幼稚園とかの情報とかもらって、自分が行きたいのだけ参加したらいいよ。いいなって思った事だけ真似してその他は無理せず自分ペースで』
もし、ママ自身が「お手本にしたい! すごい!」と感じるママ友が身近にいたのなら、ママが「真似できる!」と感じるところだけを真似してみたらいいのではないでしょうか。いいお手本として参考にさせてもらうのです。ちょっと真似をしてみてできそうならママなりのやり方にアレンジしてもいいですね。基本にあるのは、あくまでママ自身の育児のやり方で、ママ友のやり方はアレンジの手段といえるでしょう。育児にバリエーションが出てくるかもしれませんね。
ママに子どもが何人いても、ママにとってはそれぞれ世界にたった一人の子どもです。それぞれのママがママ自身のペースで子どもに良いと考えている育児をやっていけば何も問題ないのではないでしょうか。無理をすると疲れてしまい、結局、続けられなくなってしまいます。ママが考える「ベストな育児」をやることがママと子どもにとっては「最善の育児」のはずですよ。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト・上野りゅうじん
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