血管が見つからない!「採血に苦労した」ママたちのエピソード #産後カルタ
妊婦健診においては必要に応じて血液検査が行われます。
妊娠23週までの「妊娠初期」の初期段階で1回、妊娠24週から35週までの妊娠中期、期間中に1回、妊娠36週から出産までの期間中に1回行われることが標準的であるようです。それぞれ検査の項目は異なります。
この血液検査。ママにとってはなかなかハードルが高くなることもあるようです。
『採血でなかなか血管見つからない人って脂肪がありすぎるから? 私太っているんですけど。でも今より痩せているときもなかなか見つかりませんでした』
血管が細い?血管が逃げる?専門家をも手こずらせる「血管」問題
『「人より少しだけ血管細いんだね」って言われた』
『私も血管が細いって言われた』
『体太いけど血管細く 採血や点滴毎回苦労する』
『私も細く毎回2~3回失敗される。毎回泣いちゃう』
採血をしてくれる看護師さんに「血管が細いね」といわれたママたち。採血にはなんといっても注射針を使用するので決して、痛くない、とは言えません。2度3度と刺されると大人でも泣いてしまう痛みのようです……。
『「血管がプルプル逃げる」って看護師さんに言われた。毎度毎度腕の下に血溜まりができる。採血用の注射も点滴用のも、両方うまくいかない。看護師に舌打ちされたこともある……』
血管が皮膚の下で動いてしまう? というママも。百戦錬磨の看護師さんをも手こずらせてしまうようです。決してママに悪気があるわけではないですよね。
中には「細い・逃げる」のダブル技を繰り出す血管をお持ちのママもいました。お疲れ様です……。
『血管が細い上に針射すと逃げちゃうから毎回失敗だよ……』
東京都立大塚病院によると、なぜ血管が見える人と見えない人がいるのかについては、
『このことは、個人差ということに他なりません。人はそれぞれ血管の走行が違ううえ、血管の太さ、深さ、硬さも違います。(また、血圧の低い方は血管が見えにくいうえに血液がなかなか出てこないので、時間が長くかかることもあります。)』
ということだそうです。
鉄壁の血管を持つママたちの、まさに起死回生の「一手」とは
『あまりに入らないから針を入れた後動かされるのが嫌で、いつも手の甲か手首で採血も点滴もしてもらう』
『注射液が漏れて何回も苦しい思いしたから、今は最初から手の甲で採血してもらう』
『小学生の時から私も手の甲と手首の中間でとられる』
細かったり、皮膚の下で動いてしまったりする「難攻不落」の血管を持つママたちは、痛い経験を経て、採血は「手の甲」か「手首」でやってもらうことにしたようです。ただ、手の甲で採血するかどうかは、採血する看護師さんやお医者さんが安全面を考慮の上で決めることです。希望の採血箇所を伝えても、希望通りにならないこともある、と認識しておく必要がありそうですね。
妊婦さんにとって、血液検査はママや赤ちゃんの状態を知るための大切な検査です。過去の採血の苦労が頭をよぎるかもしれませんが、きっとそれほど長い時間にはならないはず。ちょっと我慢して、しっかり調べてもらいましょう。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・んぎまむ
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