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保育園の頃のようにはいかない?ワーキングママが直面する「小1の壁」の現状とは

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保育園のころは18時~19時くらいまでのお迎え時間で、フルタイムで働いていても余裕があった、というワーキングママもいらっしゃるでしょう。しかし小学校へ入学すると早帰りの日があったり、長期休みがあったりして保育園のころよりも早く子どもが下校してくることがあります。学童や放課後クラブなどを利用しても、ママの帰りが遅いとどうしても子どもだけになってしまう時間があるので、ママたちの悩みは尽きないという現状があります。

ワーキングママたちを悩ませる「小1の壁」とは?

ワーキングママたちの間では、よく耳にしているかもしれませんが「小1の壁」を知らないというママもいらっしゃるかもしれませんね。「小1の壁」とは保育所と比べると放課後児童クラブの開所時間が短いため、子どもが小学校に入学すると、ママがこれまで勤めてきた仕事を辞めざるを得ない状況となることをいいます。現代社会では共働きの家庭が多かったり、昔に比べ核家族化が進んだりしていて、子どもたちが放課後の時間をどのように過ごすかが重要となっているのです。

「小1の壁」を乗り切るためのコツとは?

小学校へ入学する前は、保育園などで過ごしていた子どもたちですが、入学後はどのような施設や人脈を頼りに乗り切っているのでしょうか。

祖父母に協力してもらう

自宅近くにママやパパのご両親がお住まいで、協力が依頼できるという方もいらっしゃいます。子どももおじいちゃんやおばあちゃんといられたら、放課後も安心して過ごすことができますね。

放課後子ども教室や放課後児童クラブを利用

放課後に子どもが過ごせる場として、設置されている施設があります。すべての子どもが対象の「放課後子ども教室」や、共働き家庭などの留守家庭の小学校に就学している児童が対象の「放課後児童クラブ」があります。こちらの施設は、2014(平成26)年7月31日に政府や関係省庁で定められた「放課後子ども総合プラン」をもとに、現在も整備が進められています。放課後児童クラブについては、平成31年度末までに約120万人(約30万人分増)の受け皿を整備する予定です(平成26年8月11日時点)。

「放課後子ども教室」と「放課後児童クラブ」に詳細については以下の通りです。

《放課後子ども教室》

・文部科学省が主導になっている。

・すべての子どもを対象に、学習やスポーツ、文化芸術活動、地域住民との交流の機会を提供している。

・指導者は地域の方やコーディネーターなどがサポートしてくれる。

《放課後児童クラブ》

・厚生労働省が主導になっている。

・小学校に就学している児童を対象に、放課後に遊びや生活の場を提供している。

・指導者は放課後児童指導員がサポートしてくれる。

ママたちが就業時間を調整している

自宅近くに頼れる人がいなかったり、放課後児童クラブが近くになかったりするママは、時短ワークや転職を余儀なくされる場合もあります。乗り切る策としてではなく、そうせざるを得ないという実情が絡んでいるのかもしれません。

社会全体でワーキングママを支える仕組みの整備が求められる

ママスタBBSでも

『小1の壁あった?』

というトピックに対し、ママたちの実際の声が寄せられていました。

「小1の壁」を経験しました!実際に体験したママたち

『土曜日は月一回しか学童がないから、他は午前中留守番。一年生になってから9時出勤。シングルだから生活が厳しくなって夜バイト増やした』

『うちの地域、保育園は19時~20時までやっているのに、学童は18時半。朝も保育園は7時からなのに学童は8時から、だけど子供だけの登所は禁止。もちろん4年からは預かれない。正社員は入学するときみんな頭を抱えています』

『保育園は7時30分まで預かってくれたけど、学童は6時までしか預かってくれない。春から時短勤務します。給料減るけど仕方ない』

実際に「小1の壁」を経験されたママの声からは、切実な思いが感じられます。正社員としてフルタイムで働いていると保育園のころとは違い、放課後クラブなどの施設は閉所の時間が早いという実態があるのですね。時短勤務などを利用しながらママ個人でやりくりしている様子がうかがえます。

支障なかったというママと「小1の壁」を知らなかったママ

『私が学童に迎えにいけないときは、家族が迎えにいってくれる』

『専業主婦なのでない』

『パート時間は9時~15時。土日祝、夏・冬・春の長期休暇ありの仕事だから、小学生になっても必要な平日は学童で間に合うから何も問題なかった』

『勉強の壁かと思った』

近くに住む家族に協力をお願いできたり、パートで働いているなど、仕事が終わってから迎えにいっても間に合うというママは、問題にならない場合もあるのですね。フルタイムで働いているママたちにとっては、決して他人事ではない「小1の壁」ですが、知らなかったというママもいらっしゃいました。

政府も放課後に子どもたちが過ごせる居場所の整備を進めているところですが、入学と共にママたちが抱える「小1の壁」に伴う悩みがすぐになくなることはなさそうです。現状では、地域や近隣の施設を利用するだけでは、解決しないことかもしれません。しかし将来的にはママたちが正社員としてのキャリアを続けることができるように、社会全体で仕組みを早急に整えることが望まれます。その上で、地域や家族で協力しなくてはならないといえそうですね。

文・Kana 編集・しのむ

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参考トピ (by ママスタジアム
小1の壁あった?