Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』第6シーズンがスタート!ピッピとフローラ、ふたりの少女の成長を描く新シリーズ
Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』は音楽の基本的なしくみを映像化し、子どもたちが理解できるようわかりやすく物語に織りこんだ音楽教育番組です。取り上げる音楽のジャンルはロック、J-POP、クラシックから民族音楽まで幅広く、一流ミュージシャンである出演者やゲストによる毎回のセッションも見どころです。
2018年4月6日(金)からは物語の舞台が新たな船「ベルカント号」へと変わり、第6シーズンがスタートしました。
第6シーズン、舞台はベルカント号へ
『ムジカ・ピッコリーノ』の第5シーズンの物語のラストには、ヒロインのアリーナが晴れてムジカドクターに合格し、巣立っていきました。第6シーズンがはじまり、代わってムジカドクターを目指すことになったのはピッピとフローラ、ふたりの新人研修生です。
明るく奔放なピッピは、先の第5シーズンでハッチェル楽団の看板娘として登場し、番組を見てきた子どもたちにはすでにおなじみ。アリーナたちとの出会いを経て、新たにムジカドクターを目指すことになったようですね。ちなみに看板娘ピッピを心配する団長のハッチェルも引き続きこの第6シーズンに出演します。ピッピが乗船しているベルカント号にもちょくちょく顔を出すことになるようですよ。
新たな登場人物である名家ミラネッティ家出身のフローラは、引っこみ思案なところがあるお嬢さま。幼い時にはなればなれになってしまったモンストロともう一度出会うため、ムジカアカデミーに入学することになりました。
楽天的でにぎやかなピッピと、おしとやかで慎重なフローラ、好対照な性格のふたりが新人研修生として同じ船に乗り組むことに。時に対立し、時に協力しあいながらムジカドクターを目指す、ふたりの少女の成長ストーリーが描かれていきます。
新キャストにオカモトショウさん、長岡亮介さんも
『ムジカ・ピッコリーノ』では少女たちが乗り組む船の仲間として、ミュージシャンたちが参加しているのも見どころです。
第6シーズンのレギュラー出演者には、ベルカント号の新米船長・ジュリオ役として「OKAMOTO’S」ボーカルのオカモトショウさんが新たに登場。バンド「ペトロールズ」のミュージシャン・ギタリストで元・東京事変の「浮雲」こと長岡亮介さんも、機関士・ロッソ役で出演することになりました。
また、前シーズンでも見事なドラムさばきを披露していた少女ルネッタ役の佐藤奏さんは、アポロン5号からベルカント号へ異動してきたという設定で引き続き登場します。
第6シーズンは、音楽のなかでも特に「歌」を取り上げていくそう。名曲の「歌」の魅力を解き明かしながら、ベルカント号のメンバーが歌います。船長のオカモトショウさんをはじめとして、ピッピ役の西條妃華さんやフローラ役の高沢英さん、キャストの皆さんの歌声の魅力が大いに楽しめるシリーズになりそうです!
『ムジカ・ピッコリーノ』
NHK Eテレ 毎週金曜 夕方17:35~17:45
(再放送)毎週土曜 朝8:25~8:35