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「月々7000円の月謝なら大丈夫」の落とし穴。習い事を始めるときは「年額」で計算 #あきの家計簿

pixta_23219902_M「そろそろうちの子も何か習い事をさせようかしら」「1カ月1万円は高いけど7000円くらいなら何とかなるかも」なんて、習い事にかかる費用を安易に考えていませんか? 「習い事を始める前に、年額で計算して、出費を増やす分どこを減らすかを先に考えておく必要があります」と話すのは『年1回見直すだけ!ラクして貯まる!あきのズボラ家計管理』の著者であるあきさん。いったいどういうことなのでしょうか?
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習い事は月謝プラスαの金額が出ていく可能性が大

サッカーに野球、ピアノや水泳、体操、ダンス。いろんな習い事があって、どれもとっても魅力的ですよね。「将来、サッカー選手になってほしいから今のうちからクラブチームに入れたい。でも、クラブチームはお金が高いから地元のサッカー教室でもいいかな。月々7000円くらいならなんとかなるかも」なんて思って、安易に決めていませんか?

1カ月に7000円だったら、食費や外食にかけるお金などを減らし、うまくやりくりすれば、家計にとってそれほど大きな負担にはならないかもしれません。ここでちょっと考えてみてほしいのが、習い事を始めたとしたら1年でいくらになるかということです。1カ月7000円×12カ月なので、8万4000円と思うかもしれません。しかし、実はもっとかかってしまう可能性が大きいのです。

習い事を始める前に、月謝の他にかかる費用も確認しておく

サッカーであればスパイクやボール、ソックス、おそろいのユニフォームを買ったり、試合の遠征に行くともなれば、遠征費用などもかかってきます。場合によっては合宿費などもかかり、軽く10万円を超えることもあるかもしれません。習い事を始める前に、年間の活動スケジュールとともに、かかる費用などもあらかじめ聞いておくと、おおよその年額がわかります。年額を12カ月で割った金額で考えてみて、大丈夫であれば始める。もし予定していたよりも高いと感じるなら、もう少し安く習えるところに変えるのもいいかもしれません。

支出が増えた分はどこを減らすのか話し合っておく

ここで1つ注意したいのが、支出が増える分、どこを削るかをしっかりと家族で話し合って決めておくこと。たとえば、パパのビールに月5000円かかっていたら4000円で収まるようにしてもらう。子どもたちのお菓子代に5000円ほどかかっているなら、こちらも1000円分減らすなど、新しい習い事を始めることで増える支出分をどこで減らすのかということを明確にしておくことが大切です。

新しい習い事を始めるとき、親も子どももワクワクするもの。習い事が楽しく続けられるように、増えた分の支出をしっかりセーブして、楽しく続けられるようにサポートしてあげたいですね。

『年1回見直すだけ!ラクして貯まる!あきのズボラ家計管理』

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作:あき
発売日:2018/2/1
出版社:実業之日本社

取材、文・長瀬由利子

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