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先輩ママに聞く「失敗しない」セカンドベビーカーの選びのポイント

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著者が出産の準備中、1番悩んだのがベビーカーです。

まずはどれを選んでいいのかわからない。さらに「選ぶのに必要な条件がわからない」壁にも直面しました。雑誌を読んだり、店舗に行ったりして調べれば調べるほどわからない状況に陥り、結局出産前の購入を諦めました。

そして産後4ヶ月。そろそろベビーカーを購入しようと、再びショップ巡りをして購入しました。ある海外ブランドのベビーカーです。ネットで「ベビーカーの中のロールスロイス」と紹介されていたのを主人が見たところ、心を射抜いたようで決定。

実際とても使いやすいベビーカーで、安定性はもちろん、タイヤの軽さ、デザイン性も優れていて大満足……だったのですが、一つ問題がありました。

それは歩くことが楽しくなってきた娘とのお散歩の相棒としては、8.5kgのベビーカーは重過ぎること。自立もせず、片手で畳むことができないという、購入時に「むむむ」と思ったポイントが、やはり娘の成長と共にだんだんと大きくなってきたわけです。

そこで「セカンドベビーカーを購入しよう」ということになりました。

そこで、今回は著者がセカンドベビーカーを購入する時に、「これが絶対必要!」と出した条件をご紹介します。

そもそもベビーカーの種類はいくつあるの?

一般財団法人製品安全協会によるとベビーカーは2種類に分類することができます。いわゆる「A型ベビーカー」と「B型ベビーカー」です。SG基準では「A型ベビーカー」は新生児期をすぎた1ヶ月もしくは首がすわった乳幼児期(4ヶ月)から使用でき、最長48ヶ月まで使用できるベビーカー。

対して「B型ベビーカー」はおすわりができる7ヶ月頃から、最長48ヶ月まで使用できるベビーカー、とそれぞれ定められています。この他SG基準にはありませんが、A型B型の性質を兼ね備えた「AB兼用型ベビーカー」やB型ベビーカーよりさらに軽量コンパクトな「バギー」があります。

下記でご紹介する7つのポイントは歩き回る1歳児との生活の中で「これだけは譲れないぞ!」と実体験からでてきたものです。出産準備中の私には必要性がいまいちピンと来ていなかったものばかりです。ママスタコミュニティの声と合わせてご覧ください。

セカンドベビーカーの選び方とは?購入時に見逃せないポイント

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軽量で持ち運びしやすいこと

『体重も増えてきて、今のものより軽いベビーカーに変えたいなと』

『歩くようになったら、昼寝した時用に軽いバギー持ち歩くくらいがちょうどいいよ』

自立できること

『上の子の時のベビーカーは押しやすかったけど、畳んだ時に自立しないから壁に立て掛けなきゃいけないし、不便だった。

下の子のベビーカーは軽いし、開閉楽だし、自立するし。うちの狭い玄関にはピッタリだった!』

片手で開閉ができること

『初めはAB型の両対面を使っていましたが、10ヶ月頃から子と2人で電車で出掛けることが増え、階段などでベビーカーの重さや大きさが大変なので、二台目はバギーにしました。バギーは、軽さと畳んだときのコンパクトさ、片手で開閉できるかをポイントに選びました。うちのバギーにはカゴはありませんが、背面につけるネットを使っているので、とくに不便は感じません』

フロントバーがついていること

フロントバーとはベビーカーの前面についているアームのことで、赤ちゃんの安全を守るのが目的です。「フロントガード」や「セーフティーバー」などと表現する場合もあります。

『いまのベビーカーは軽い、リクライニングできる、片手開閉できる、フロントバーあるしで重宝してます』

座位が高めなこと

『座面が低くて夏は照り返しもあるので買い替えを考えた。ある程度の高さはあった方がいいかも。下に荷物も入れやすいし』

荷物入れの容量が大きいこと

『うちは荷物入れ使ってます。おむつセットを常に入れてます。折りたたみに支障なし。
お出かけのときには、抱っこひもや膝掛けを入れてます』

リクライニングがついていること

『子供が寝てしまった時や、座った姿勢などはB型でリクライニング出来るほうが断然良いように思いました』

このポイントを踏まえて最終的に納得できる商品を購入できました。12kgの娘(絶賛イヤイヤ期)とのお出かけも、セカンドベビーカーのおかげで苦ではなくなりました。2台目を検討している方は、ぜひ悔いのないセカンドベビーカー選びをしてくださいね。

文・鈴木じゅん子 イラスト・んぎまむ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
セカンドベビーカー