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駅にエレベーターがない!ベビーカーでの移動手段に迷ったときの「ママたちの対策」とは #産後カルタ

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いつも使い慣れている駅や建物でも、ベビーカーの子どもと一緒になると移動手段が限られることがありますね。最も簡単で体力的にも楽に移動できるのはエレベーターでしょうか。しかし、慣れているはずの場所でも普段エレベーターを使っていなかったら、どこにあるかわからなくなることも。ママたちはベビーカーでのお出かけの際、どのように移動しているのでしょうか?

『エレベーターのない駅。ベビーカーの時は皆さんどうしていますか? 今日初めてベビーカー出かけたのですが、着いた駅にはエレベーターがなく荷物もたっぷりだったので、駅員さんにお願いしたらちょっと迷惑そうな顔されてしまいました。一人の時で周りに誰もいないときはガッツで子も荷物もベビーカーも持って階段降りますか?』

「助けてくれる人」がいることも!あたたかい世の中ありがとう

『ガッツで子供ごとベビーカーかついで降りるよ……。たまに他の人が手伝ってくれる。ありがたいです』

『私も頼まない。ガッツでのぼりおりしていた妊婦の時もベビーカー持って子を歩かせて階段のぼりおり……。でもいろんな人がたすけてくれる。毎回感謝の気持ちでいっぱいだな』

『あたしはガッツでいきます。でも、たまに見兼ねた優しい人は手伝ってくれる』

『登山みたいに黙々と階段上がっていると、助けてくれる人は多くいたよ。中年位の年齢の人が男女問わず多かった。私も子が離れたら助け返そうと決めているよ』

ママたちからは、ベビーカーでのお出かけ時にエレベーターが見つからないとき、あるいはない時は、ガッツを出してベビーカーも子どもも荷物も同時に運ぶ、というコメントが集まりました。ただ、ママがベビーカー、子ども、荷物を一人で運んでいるところを目撃した人が助けてくれることもあるよ、という体験談も寄せられています。助けてくれたお礼はママ自身が他の人を助けることで恩返ししたい、とのコメントも。世の中は捨てたものではありませんね。

エレベーターがないときは駅員さんに頼んでもいい?ママたちの体験談

『駅員さんから言ってくれた事があるので無理な時は頼みます。一回じゃどうしても無理な事ありますよね』

『頼むよ。みんながいちいち頼めばエレベーター着くかもしれないし』

『手伝うのも駅員さんの仕事の一つだと思う!』

とにかく階段がある場所のひとつが鉄道の駅ですよね。エレベーターが設置されていない駅もありますし、なかなか見つからないことも。ママたちからは駅員さんに声をかけて手伝ってもらったよ、というコメントが寄せられました。駅員に頼む人が多ければ、それだけエレベーターに対する需要があると判断されてエレベーターが設置されるかもしれない、という声には納得の一言です。平成18年に施行された通称「バリアフリー新法」によって、現在鉄道各社は駅のバリアフリー化を進めています。

1日当たりの平均利用者数が3千人以上の駅では、平成28年度末現在でおよそ87%の駅が「バリアフリー新法」の基準に適合した形になっているそうです。一日の利用者数が少ない駅では設備投資のコストパフォーマンスなどの面からもなかなかバリアフリーに取り組みにくいという点はあるかもしれません。しかし、利用者数が多い駅では9割近くのバリアフリー化が進んでいるので、ベビーカーで移動する場合は、規模の大きな駅を選ぶのもひとつのポイントかもしれません。

万が一のことを考えて「抱っこ紐」を持ち歩くべし!ママたちのアドバイス

『ベビーカー移動のときはだっこ紐持ち歩くものじゃないの? みんな子どもをベビーカーに入れて持ちあげるの? 紐に子供入れてからベビーカー運ぶよね?』

『抱っこ紐で片手にベビーカー、(荷物は)リュックで危なくないのでは?』

『簡易抱っこ紐入れてあるからそれ使う』

エレベーターがないと分かっている駅や施設でもお出かけしたいこともありますよね。そんな時は抱っこ紐を持参するといいよ、というコメントがママたちから寄せられました。少々面倒かもしれませんが、抱っこ紐を装着し、子どもを抱っこ紐に入れ、ベビーカーをたたみ、階段を使って移動するというわけですね。子どもだけを抱っこするよりも抱っこ紐を利用するほうが安全かもしれませんね。

「バリアフリー新法」が施行されて10年ほどになりますが、鉄道の駅すべてがバリアフリーになるのはまだしばらく時間がかかるかもしれません。ママのコメントにもあったように、駅員さんにお願いすることでエレベーターのニーズが高いことを理解してもらえることもあるでしょう。
「バリアフリー新法」は主に高齢者や障がい者等の移動の円滑化を目的に制定された法律ですが、ベビーカーを利用するママたちも大変ありがたい制度です。ママたちもバリアフリー化を望んでいることをもっと世の中に知ってもらい、さらに駅や施設が子育てファミリーにも優しい環境になるといいですよね。

参考リンク:鉄道:鉄軌道駅及び鉄軌道車両のバリアフリー化状況 – 国土交通省、平成28年度 駅のバリアフリー化状況 ※2018年3月時点の情報です

文・しのむ イラスト(産後カルタ)・さど

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エレベーターのない駅て