算数セットは特に大変!?入学準備の「名前付け」事情とは
小学校で使う購入品の中で、別名「名前付け地獄」とも言われるのが、算数セット。足し算、引き算などをわかりやすく学ぶため、カードや数え棒、おはじきや時計といった教材を詰め合わせたセットです。一例をあげると、20枚のカード、30個のマグネット、50本の数え棒などなど。とにかく数が多いのがネックです。しかもこれ、入学式後に持ち帰り、一週間から10日で「全てのものに一つひとつ名前を付けて持たせてください」と言われることが多いのだとか。ママスタに寄せられたコメントを紹介します。
苦労と悲鳴!?名前付けが終わらない
鉛筆や消しゴムなどの文房具、体操着や給食セットなどの名前付けなんて、たいしたことなかったわと思うほど、細くて点数が多いのです。ちょっとペンが滑ったら、名前どころか真っ黒な汚れに。ピンセットや極細ペンが必須アイテムかもしれません。
『今日はお金、明日は数え棒、明後日はおはじきって、毎日チマチマやってた。1,2年の時しか使わないのにね』
『うちの学校は、その名前シールが剥がれないように、シールの上にセロハンテープを貼るように言われ、メチャクチャしんどかった』
『私、二回目の拷問です。しかも一人目の時は、名前シールがあるのに気付かず、全て一つひとつ本体に書いていたなぁ。数え棒なんて、ただの汚れみたいになっちゃった』
『間違えて自分の名前を書いちゃった時には、もうね……』
家族総出で名前付け!?旦那さんの協力は必須かも
入学準備は、名前付けに限らずパパの協力が大切です。案外パパの方が上手だったり、要領よくやってた、なんて事もよくある話です。
『ネームシール貼り、大変だよね。私は旦那と協力プレイしたよ。計算カードはシール貼るだけだったから良かったけど、二年生になったらかけ算カードが追加できて、その時には名前シールが無かったから手書き。腱鞘炎になるかと思った』
『旦那と二人でチマチマ貼った。あれは、性格出るよね。私は不器用で大雑把だから、パッパと貼ってたけど、几帳面で器用な旦那は、すんごい時間かけてたわ。その後、体操着のゼッケンも適当に縫おうとしたら、旦那に取り上げられ、手縫いでキレイに縫ってくれたわ』
『私が入院していたので旦那がやってくれた。花の形のおはじきを見た時、この旦那と結婚させてくれた神様・仏様と旦那様に、感謝致しました』
『旦那と真夜中までやって、棒が一本なくて探したわ。書いている時、旦那は苗字のみ書いてた。「下の名前も書いてよ〜」って言ったら「こんな珍しい苗字は、他にないだろ。下の子の時にも使うんだから俺の優しさだ!」とか言ってた』
2月の入学説明会で購入してゆっくり名前付けができたり、セットという程の種類がない学校もあるようです。ともあれ、これだけ苦労して準備するのですから、我が子には算数の勉強を頑張って欲しいですね。入学準備は、これからが本番です。ピッカピカの一年生に向かって、パパもママも頑張りましょう!
文・編集部