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なかなか落ちない墨汁のしみ……。「ごはんつぶ洗剤」を使った落とし方とは


小学校3年生くらいからはじまる「書道」の授業。1、2年生でも冬休みの宿題として「書初め」が出される学校もあり、「書道」に触れる機会が増えてきます。それとともに増える悩みが「子どもが服に墨汁をつけてくること」。今回は中学生の娘が、真っ白な体操服に墨汁をつけてきました。右袖からお腹あたりまで点々とついた黒いドットを見て「中学生にもなって、なにやってるんだー!」とキレそうでしたが、やってしまったものは仕方ない……。とはいえ諦めてもいられません。ママたちは服についてしまう墨汁にどのような対策をしているのでしょうか。

書道が始まると避けては通れない?ママたちの「墨汁対策」

『洗ったら落ちる墨汁を使ってる』

『必ず黒い服着せてくから目立たない』

筆者が習字を習っていた子どものころも、「墨汁がついたら落ちないから、気をつけて」とよく親に言われていました。ママたちも墨汁は洗ってもなかなか落ちないことを知っているようです。洗ったら落ちる墨汁という便利なものを使っているママや、黒い服を着せて墨汁が服についても目立たないようにしている、というママがいました。どちらも一度は試してみたい方法ですね。

子どもが墨汁をつけてしまったときは「ごはんつぶ」で落とす

花王『くらしの研究』の動画によると「墨汁の落とし方」は以下の通りです。

①まず「ごはんつぶ洗剤」を作りましょう。ごはんつぶ洗剤とは、梅干し大くらいの量のごはんつぶを少しつぶして液体洗剤を5~6滴混ぜたものをいいます。液体洗剤とごはんをビニール袋に入れてもむと完成です。液体洗剤とごはんがあれば、どこのご家庭でも簡単にできる洗剤ですね。

②汚れにごはんつぶ洗剤をすりこみます。

③繊維の流れに沿ってブラスチックスプーンなどでごはんつぶ洗剤をしごき取ります。汚れが取れるまで何回も繰り返しましょう。

④ある程度の汚れが落ちたことを確認して通常どおり再度洗濯する。

あまり墨汁を服に付けるな、とママが言うと、子どもによっては書道よりもママの言葉が気になってしまうケースもあるかもしれません。墨汁が服についてしまったとしても洗濯の方法を知っていれば、思いっきり子どもに書道の練習をさせてあげられますよね。今、お手元に墨汁のついた服がある! というママは上記の洗濯法を試してみてはいかがでしょうか? ママたちの洗濯ライフが少しでも楽になりますように!

 

文・編集部 編集・しのむ イラスト・春野さくら

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