旦那さんが出産祝いの”飲み会”に誘われたときの、妻の気持ち #SNSウォッチ
「子どもが生まれた“お祝い”してくれるっていうから行ってくるね」
そう言って飲み会に出かけていく旦那さんを見送ったことや、連絡をもらったことのあるママはどのくらいいるでしょうか。
子どもが生まれたからお祝い……、「お祝いをしたい」という同僚の方々の気持ちはとてもありがたいのです。しかしなぜ、その形が旦那さんだけが参加する「飲み会」という場になるのかということに、モヤモヤしたり、イライラしたりしていたママたちも多いはず。
そんなママたちの心をぐっと掴み、あっという間に拡散されたツイートがあります。
そういえば、職場でお子さんが生まれた男性社員のお祝い飲み会の流れ(※上司発案)になりかけた時に、いやコイツんち嫁さん里帰りじゃないでしょ?昼飯にしましょうよ!と流れを変えた40手前の先輩がいて、あー早くこの世代が部長クラスの管理職になりますようにって思ったなぁ…
— キキ*37w (@kiki_chichichi) 2017年12月3日
産後数週間は、できれば一人でも多くの大人の手を借りたい状況が続きます。そのために里帰り出産を選ぶ方もいますが、誰もが出産のために里帰りができるという環境にはありません。そんな時に頼りにしている旦那さんが、「お祝い」という名の飲み会に誘われて出かけていくことを快く送り出せるだけの心の余裕は、産後すぐ……、ましてや初産後のママたちにはないのです。
この投稿で紹介されている「昼飯にしましょうよ」と提案したという40歳手前の先輩という方は、きっとお家でもしっかりと育児をなさっているのでしょうね。
産後すぐの奥さんがいる男性への「飲みの誘い」を、ランチに変えてみる。
そんな気遣いが、世のママたちにとっては嬉しいことなのです。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ イラスト・Ponko