30代女性は睡眠不足!?オススメの「仮眠方法」とは
「朝までぐっすり眠りたい」そう思って眠くてフラフラなのに、いざ眠りにつくと夜中に何度も目が覚めてしまうママ、いませんか?
ママスタコミュニティに「夜中に起きてしまう人いますか?」と投稿があり、多くのママたちが「私も起きるよ」とコメントを寄せています。
『赤ちゃんだったころの授乳パターンが染みつきすぎて、今でも起きてしまう』
『起きるよ〜。子どもが布団から出ちゃうから、布団かけ直してるよ』
『明日の用意していないって気がついて……』
『隣にいる子どもが動いたら目が覚める。旦那のイビキでも目が覚める。夜中に2〜3回かな』
我が子が乳児だったころは「夜の授乳がなくなったら、朝までぐっすり眠れるはず」と期待していました。ところが卒乳してからも、子どもが寝返りを打てば目が覚め、ころがって布団からはみ出れば抱きかかえて布団に戻す毎晩。さらに成長するほど寝相の悪さに拍車がかかり、下の子が小学2年生になった現在も、朝までぐっすり眠れない夜が続いています。
就寝中に何度も起きてしまう女性は、どれくらいいるのでしょうか?
しっかり眠れていない30代女性 効果的な仮眠は15分が目安
「ドコモ・ヘルスケア」が行った調査によると、夜の就床から朝の起床までの間に、目が覚め起立程度の活動を伴う睡眠の中断が起こった日の割合を示す「睡眠中断発生率」を比較すると、男性は年齢が上がるほど、睡眠中断発生率が上がっています。しかし女性の場合、睡眠の中断はむしろ30代の人に多く発生していることがわかりました。
さらに30代女性を既婚と未婚に分けて集計。その結果、下図のように既婚女性のほうが、未婚女性よりも10%多く”睡眠中断”が発生していることがわかっています。
日本の睡眠医療における第一人者である遠藤拓郎先生(医学博士・睡眠医学センター長)によると、
『30代の既婚女性が未婚女性に比べてよく眠れていない理由としては、子育てが推測されます』
とのこと。子育て中のママがよく眠れていないことが、データにも表れたようです。
さらに遠藤先生は、もし昼間に眠くなってしまったときの対策として、
『思いきって仮眠をとることをおすすめします。仮眠を取ることで、疲労感が回復し、眠気も解消されます。ちなみに、効果的な仮眠は15分が目安です。なぜ15分が目安なのかというと、それ以上眠ると深い睡眠に入ってしまい、なかなか起き上がれなくなってしまうからです』
とコメントされています。起き続けるよりは仮眠をとるほうがよいのですね。(以上【ドコモ・ヘルスケア調べ】)
15分の仮眠を否定するわけではありませんが、仮眠が良いとわかっていても、15分すら確保するのが難しいママもいますよね? そんなママたちに、筆者が先輩ママから教えてもらって実践した方法をご紹介します。
15分の仮眠さえ難しいママたちの対処法
数年前の筆者は、それこそ15分の仮眠も難しいママでした。乳幼児期の子どもたちと自分だけで過ごす日中に、ハイハイする赤ちゃんから15分も目を離したら、なにが起きるかわかりません。子どものお昼寝中に一緒に眠りたいけれど、家事をこなすチャンスと思えば寝てもいられなかったのです。
毎日ヘトヘト、疲労困憊だった筆者に先輩ママが教えてくれた眠気撃退法は
「1分間しずかに目を閉じる」
でした。「たったそれだけ?」と思ったのですが、あまりの眠さにすぐに試すことに。
3歳の長男と赤ちゃんの次男を車に乗せチャイルドシートをつけ、エンジンをかけて車を温めるフリをしながら目を閉じました。1分後、目を開くと驚くほど頭がスッキリしていました!
この方法は、仕事に復帰してからもお世話になり続けました。デスクで目を閉じているだけなので、周囲からは「集中して考えている」と感じてもらえましたし、目を開けばすぐ仕事に取りかかれて効率も上がりました。いつも眠たかった筆者には、便利な眠気撃退法でした。よければ、お試しください。
いつか子どもが大きくなったら「あのころのママは、いつも眠くてね」と笑える日があるといいですね。
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