「魔の2歳、悪魔の3歳、天使の4歳」育児に悩んだとき「救われた言葉」
「魔の2歳、悪魔の3歳、天使の4歳」
こんな言葉を聞いたことがありますか?
かわいい子どものことを「悪魔」に喩えるなんて! と怒る方もいるかもしれませんが、わが子が3歳になり、この言葉が頭に浮かび納得してしまう自分がいます。
生まれてきてくれたことに感謝と幸せを感じつつ始まった育児生活。
赤ちゃんのころは、「この子を怒る日が来るなんて想像できない」と思っていたのに、2歳のイヤイヤ期を越え、自我が芽生え自己主張の激しい3歳児へと成長し、愛しい娘と過ごす日々は、怒ってばかりの生活へと変化しました。
「こんなにイライラしてしまうなんて、私はママとしてどこかおかしいのではないか……」
そんな気持ちになり、寝顔を見ながら反省して泣く日が増えました。
ママとしての自信を持てたためしはないけど、ママ3年目の今、最も自信をなくしてしまっている気がします。
つい最近、同じ月齢の子を持つママとお茶をする機会がありました。
「悪魔の3歳ってほんとだね~」
「毎日、怒りすぎて喉が痛い……」
「全然言う事聞いてくれなくて、朝から怒鳴りすぎてて疲れる」
みんなが、口を揃えて、今抱えている悩みを吐き出しました。
「あー、みんな同じなんだなぁ。私だけじゃないんだ。みんなが通る道、みんなが通ってきた道なんだなぁ」
そう思いながら、ママ友たちで「同じ、同じ! うちもそうだよ」「うちも~」という話で盛り上がりました。
育児の中で幾度となくぶつかるさまざまな壁。
ママ友との会話の中で、自信をなくし、悩み、落ち込んだとき、「私もそうだよ!」という言葉が持つパワーの大きさを知りました。
「私だけじゃない」と知ることで、壁を乗り越えられるんです。
ママスタコミュニティでも、そんなやりとりで救われているママがたくさんいます。
2歳、3歳に育児に悩むママたちの声
「疲れてる。毎日、ちゃんと薬を飲めていたのに、いきなり嫌だと暴れたり。着替えは嫌だ、お風呂も嫌だ、ご飯も食べない、注意すれば癇癪起こしてフォークを床に落とす……。
でも、可愛いときもたくさんあるから、頑張れてる。うちは来年春から幼稚園だから、あと少しの辛抱。この時期は忍耐だよね。ひたすら言い聞かせと、あっちも頑固だけどこっちも譲らない!」
「毎日きっついよ。乗り越えてるというか、毎日が過ぎていく感じだよ。
怒鳴る日もあればごめんって思う日もある。毎日理想通りに子育てなんかできない」
「2歳後半から本格的にイヤイヤし始めたよ。
余裕があれば可愛いって思えるんだけど、急ぎたい時や公共の場とかで周りの目が気になるとこでイヤイヤされたらたまらんかな。 あまのじゃくだし。
成長してるって思うようにしているけど、大変なものは大変だね」
「うちもそうだよ」の声に救われる
「ここを読んで私だけじゃないんだって思ったらホッとした。4月から幼稚園入ったから少しは楽になったけど,土日や早帰りの日は本当にグッタリする。下が1歳でこれまたイタズラ盛りで大変……。でも私だけじゃないって思ったら頑張れる!」
「その時は大変だし早く大きくなって欲しいんだよね。でも過ぎてみたら、その大変さすら凄く恋しい。もっとイライラせず優しく接したらよかったとか、何であんな怒ってたんだろうとか」
「乗り越えなくていい! 乗り切るんだ! 」
「うちもだよ~」「私もそうだったよ!」
この言葉が持つパワーのすごさ、きっと育児中のママなら感じたことがあると思います。
その悩みを乗り越えてきた先輩ママの言葉にも、救われることがありますよね。
筆者もまだまだ初心者マークをつけているレベルのママです。
育児はこれかもまだまだ続き、きっと今悩んでいることなんて「そんなこともあったなぁ」と懐かしく感じるような日が来るだろうし、もっともっと大変な壁にぶつかる日だって来るでしょう。
いつだって、育児にはその時々の悩みがあるものなのだと思います。
「心に余裕を持ちたい」「今日は怒らずに過ごしたい」と思っても、「こらぁ!」と声を荒げてしまう毎日。ママとしての自信をなくして泣くこともあるけど、そんな時には「私だけじゃないんだ」と言う気持ちと、パワーをもらえるママ友との会話が何よりもその壁を乗り越える支えになります。
最初に記した「魔の2歳、悪魔の3歳、天使の4歳」という言葉。
言葉は悪いのかもしれませんが、子どもの成長とママが感じる大変さをうまく表現しているのかな?と思います。
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