<反抗期の悪口>中学生のわが子から「生まれてきたくなかった」と言われた…片付けてと言っただけで?

中学生くらいになると、親に反抗的な態度をとる子どももいるのではないでしょうか。中には、親として「そんなひどいことを言うなんて!」と驚く言動もあるかもしれません。先日ママスタコミュニティには、こんな投稿がありました。
『中学生くらいと仮定します。もしあなたの子どもがやるべきことをやらなくて(宿題や提出物、ゴミ捨てなど)、それに対して注意したり厳しく叱ったりしたときに、「俺は好きで生まれてきたわけじゃない」、「生まれてきたくなかった」と言われたら、あなたはなんて返しますか?』
もし、わが子が生まれてきたことを否定し、生んだ親であるママに対する批判をしてきたら……。いくら反抗期とはいえ、想像しただけでも胸が締め付けられる思いですよね。わが子からそのようなことを言われたときに、ママたちはどのように返すのでしょうか。
反抗期の「生まれてきたくなかった」無視する?謝る?寄り添う?
『生まれてきたくなかったとしても、生まれた以上はやることやらないとね。そう言って、あとは無視』
『そんなことを言われたら、黙って肩を落としてしまう。静かに泣いて抱きしめたい気持ちを抑えて、気分が落ち着いてから何が不満なのか話し合いたいな。「そんな気持ちにさせてごめん」と謝るかも』
『生まれてきてくれて、お父さんもお母さんも嬉しかったよ。今もそう思っている。大切だから、親がいなくなったときに苦労してほしくないと思って厳しくしているよ』
まずは、静かに子どもの発言を受け止めるというママたち。辛いことがあったときや自信をなくしたとき、何もかも嫌になってしまったときには、「生まれてこなければよかった」、「この世からいなくなってしまいたい」と思うこともあるでしょう。しかし、そう思ったとしても、今できることややるべきことを頑張ったり、自分を鼓舞したりして、人は前を向いて歩いていくものではないでしょうか。
一方で、わが子がそのようなことを言うのは、心に思ったことや感情をぶつける相手として、ママに甘えているという見方もできそうです。甘えすぎと思ったら、子どもの言い分は聞き入れず、「それでもやらないといけないことはやりなさい」と伝えて、自暴自棄になっているわが子を落ち着かせることはできるかもしれません。
また、それでも子どものことを大切に思っていると伝えるというママもいました。親の深い愛情を伝えるのも方法の1つになりそうです。
生まれたのだから、前に進むしかないでしょ!
『当たり前だ! 自分の意思で生まれてきたなんて、聞いたことがない。そもそも、やるべきことをやらずに「生まれてきたくなかった」? 言い訳ばかりして楽なほうへ流されて、逃げ癖をつけて。今は大人になるまでに必要なことを訓練する時期で、親の指示に従うのは子どもの義務。わけのわからないことを言う暇があったら、今すぐ動け!』
『生まれたくても生まれてこれなかった子が、ごまんといるんだよ! 』
正論を子どもにぶつけるママたちもいます。宿題や提出物、片付けやゴミ捨てなどをやりたくなくて反抗的な態度をとり、生まれてきたことを恨む言葉を言い放つわが子。「生まれてきたくなかった」、「なんで生んだんだ」と言われたら、ママも感情的になってしまうものですね。すでに生まれてきて命があるのですから、自分がやるべきことをやるしかないと諦めを促すママもいれば、甘えたことを言うな! と叱責するママもいました。
また、命を大切にしない物言いに対しても、厳しく言い返したくなるものでしょう。「生きてなかったら、楽しいこともできない」という考えを伝えれば、理解してもらえるかもしれません。
その言葉、反抗期ですませていいの?
『大人ならそういう思想もあるよねと思うけれど、中学生となると、いつかこの世からいなくなるのでは? と不安になる。下手な返しはできないよ。中学生がそんなこと言い出したら、翌日遺書が見つかってもおかしくないと思ってしまう』
『責任を全部親に押しつけたくなるほど、親が憎くて仕方ないんだろうね。売り言葉に買い言葉だから、ここで息子が嫌になるような言葉を投げたら家出しそう。私なら、黙っておく』
『単なる反抗期ならスルーするけれど、それだけで「生まれたくなかった」と言うのかな。普段からずっと叱られていて、自己肯定感が下がっている子なのかな』
親からすると、「そんな甘えたこと言っていないで、やるべきことをやりなさい!」とガツンと言いたくなるかもしれません。しかし、子どもは子どもなりに考えて、苦しくなり思いつめることもありますよね。今回の発言を反抗期の言動と軽く見てしまうと、子どもは「結局親は助けてくれない」、「もうダメなんだ」と人生を諦めてしまうこともあるかもしれません。
投稿者さんが例に挙げたやるべきことは、宿題や提出物、ゴミ捨てなど親から見ると些細なこと。しかし、子どもは学校の授業についていけなかったり、性格的にどうしてもやるべきことをこなせなかったりすることもあるでしょう。そこを親が理解せずに日常的に叱っていたら、何もかも嫌になってしまうかもしれません。
反抗期だからと簡単に片づけず、また説教する前に、子どもの口からこのような言葉が出たことを受け止める。そして子どもの本質的な問題や悩みと向き合うことが、何かを言い返すよりも大事になってくるのではないでしょうか。
文・AKI 編集・こもも イラスト・猫田カヨ
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