子どもが喜ぶ!かわいいうさぎのにんじんチーズパン
耳が長くて可愛いうさぎさんのパン!
中には小さく刻んだにんじんとチーズが入っています!
にんじん嫌いのお子様でも、かわいいうさぎのパンの中に入れれば食べられるようになるかもしれませんよ!
うさぎの顔の表情を子どもと一緒に考えながら作っても楽しめます!
梅雨の時期は、湿度・気温の関係で初めてのパン作りでも失敗しにくいといわれています。
この機会にぜひチャレンジしてみてくださいね!
材料 4個分
- 強力粉
- 150g
- 上白糖
- 大さじ2
- インスタントドライイースト
- 小さじ2/3
- 卵
- 15g
- 塩
- 小さじ1/2
- 無塩バター(常温)
- 15g
- 水(40度)
- 70~75g※
- プロセスチーズ(5mm角)
- 50g
- にんじん(茹でて5mm角)
- 40g
※夏は水を少なめ、冬は多め、春秋は72gぐらいで調節する。
使う道具
ボウル・カード・スプーン・捏ね台・クッキングシート・ケーキクーラー・刷毛・海苔パンチ・めん棒
作り方
<生地をこねる>
1.ボウルに強力粉・上白糖・塩を入れ、全体をざっと混ぜ、スプーンで2つくぼみを作り、それぞれのくぼみにインスタントドライイースト、溶き卵を入れる。
2.1のインスタントドライイーストに水をかけるように入れる。インスタントドライイーストが水によくひたるように、30秒ほどそのまま置く。
3.スプーンで、全体をざっと混ぜひとかたまりになるまで混ぜる。粉っぽさが残っていたら、手で押し付けるようにしてまとめる。
4.捏ね台に生地を出し、全体がなめらかになるまで伸ばして捏ねる。手の平で前に押し出すように伸ばして、手前に戻すのを繰り返す。
5.生地の粉気がなくなり、弾力が出てきたら、室温に戻しておいたバターを入れて混ぜ合わせる。最初は分離して混ざらないが、根気よく伸ばし、4と同じようにこねて生地と一体になるまでなじませる。
6.10回ほどたたいて生地を引き締める。写真のように、中指・薬指・小指に生地をひっかけて15cmぐらいの高さから落とすように叩き、丸めなおして指をひっかけ、同じように叩くを10回繰り返す。
7.Vの方向に両手で生地を転がすようにして捏ねる。たまに、生地をもみほぐしながら、別の面を転がす。
8.生地がしっとりとして、端をもった時に耳たぶのようなやわらかさがでてきたら捏ねあがり。表面をつるりと張らせて丸め、綴じ目を下にしてボウルに入れる。表面が乾燥しないようにラップを貼る。
<一次発酵 30度で1時間くらい>
発酵はオーブンの発酵機能を使う。もしくは湯煎、夏場は常温でも充分発酵する。
イーストは生き物、暖かくて湿り気のある場所でよく活動して膨らむ。
オーブンの発酵機能がない場合、一定の温度と湿度を保つようにすれば、充分発酵する。
<発酵完了(見た目の大きさとフィンガーチェックで見極める)>
生地が2倍に膨らめば発酵が完了。指の第二関節まで粉を付け、生地にそっと指を入れてみる。指跡がしばらく残っていれば、充分発酵している。
<ガス抜き>
生地を捏ね台に出し、真ん中から外側に向かって指で押すようにしてガスを抜く。
ガス抜きすることで、生地に新鮮な空気がとりこまれ、さらに発酵がすすみ、きめの細かいパン生地になる。
<分割・丸め>
まず80gをカードで切り取り(耳用)、さらに残りを4等分する(顔用)。切り分けた生地を、ひとつずつ指先で押してガスを抜き、折りたたむようにして表面をの生地をぴんと張らせ、手でくるくると丸める。
小さな生地は指先で丸める。
<ベンチタイム>
丸めた生地は濡れふきんやボウルをかぶせて乾燥を防ぎながら、10分休ませる。
<成型>
1.クッキングシートを10×15cmくらいにカットしておく。
2.耳用の生地をめん棒で12×15cmに伸ばす。まず、めん棒で十字に跡をつけ、真ん中から奥へ、真ん中から手前へと少しずつ伸ばしていく。同様に左右も伸ばして12×15cmにする。縦にカードで8等分になるよう薄く跡をつけてカットし、クッキングシートの上にうさぎの耳をイメージして2本並べる。
3.顔用の生地を手で10cmくらいに伸ばす。この時真ん中の生地を厚めにする。
4.3の生地を裏返し、フィリング用のプロセスチーズとにんじんの1/4量をのせて、包む。とじ目を下にして、上から手のひらで優しく押し、楕円にととのえて、2の耳の上に少し重ねて置く。4個とも同じ作業をし、出来上がりをオーブンの天板に並べる。
<2次発酵>
40℃で25分ほど発酵させる。生地が一回り大きくなり、ふわっとする。
<仕上げ>
刷毛で表面に溶き卵を薄く塗り、海苔パンチで抜いておいた顔をバランスよく並べる。パンは焼くと膨らむので、顔は少し中心に寄せてつけるとよい。
<焼成>
180℃で15分ほど焼く。(各家庭のオーブンにより焼き時間は異なるので、調整すること)
<粗熱とり>
レシピ監修:はまくま*
パン講師。
「パンを通してHAPPYに!」をモットーに横浜の自宅でパン教室を主宰。
ハンドメイド商品の開発をしていた経験を活かし、ラッピングやクラフト、季節のコーディネートを取り入れたレッスンが好評。教室ホームページはコチラ