『のだめカンタービレ』牛肉の赤ワイン煮を作ってみた!
のだめカンタービレの中で出てくる、千秋先輩が、のだめのために作る料理が美味しそう! ということで始めた再現レシピ企画第5品目! 今回は、寒い冬に体が温まる“ブッフ・ブルギニョン”を再現してみました!
フランス生まれの千秋先輩は、フレンチを始め洋風の料理を沢山作ってくれます。
パリで音楽修行中ののだめに、千秋先輩が自分が出かける間に食事に困らないように「ちゃんと食え」と作り置きしてくれていたのがこの“ブッフ・ブルギニョン”。
“ブッフ・ブルギニョン”は、ブッフ(牛肉)・ブルギニョン(フランスの地方であるゴルゴーニュ風)という意味なので、ゴルゴーニュワインで煮込んだ牛肉煮のことです。
もちろん、スーパーに売っているお得な赤ワインでも作れます! ビーフシチューを手作りされる方は赤ワインを使う方も多いと思いますが、お味もビーフシチューに近く、お肉もとっても柔らかく仕上がり豪華に見える一品です。
食べてみると、フォークを差しただけでホロッと崩れる柔らかいお肉に大変身! 野菜の旨みが染み込んだ赤ワインソースもとても美味しく、上品な味わいです。赤ワインで煮込んでいますが、お酒の味よりも、こってりとしたデミグラスソースに似ている味なので、お子様でも食べられます。クリスマスやホームパーティーにもオススメですよ!
今までの“のだめカンタービレ”呪文料理 再現レシピはこちら↓
“ポッロ・アル・ヴィーノ・ロッソ”(鶏肉の赤ワイン煮込み)
“ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ”(ブロッコリーのクリームパスタ)
“地鶏のカプリ風”(カプレーゼ風の地鶏)
“キノコとチーズのリゾット”
材料 4~5人分
牛肉 シチュー用(肩ロース等):400g 厚切りベーコン:50g 玉ねぎ:1個 にんじん:1本 にんにく:1片 お好みのハーブ:タイム、ローリエ、パセリを紐でしばる マッシュルーム:10個 赤ワイン:600cc ブランデー:大2 砂糖:小2 バター:10g 塩、胡椒:適量 小麦粉:大3
付け合せ
イタリアンパセリ:適量ミニキャロット:10本ペコロス:10個砂糖:小2塩:少々バター:10g
作り方
1.牛肉を2cm角にカットしてビニール袋に入れ、タイム、ローリエ、パセリを紐で縛って入れ、塩、胡椒少々、赤ワイン200ccとブランデーを注いで一晩漬けておく。
2.鍋にバターと、5mm幅に切ったベーコンを入れて炒め取り出す。1.の肉を汁気を切って(※汁はとっておく)同じ鍋で焼き色が付くまで焼き取り出す。
3.2.の肉に塩、胡椒して小麦粉をふっておく。
4.同じ鍋に玉ねぎスライス、薄切りにしたにんじんを入れて2~3分炒めて小麦粉大さじ1、塩、胡椒し、3.の肉、2.のベーコンを戻しいれ、漬け汁、残りの赤ワインを入れ、砂糖、薄皮付きのにんにく、丸ごとのマッシュルーム、ブーケガルニ(ハーブをしばったもの)を入れて弱火で2時間煮る。
5.<付け合せ>ペコロス、ミニキャロットをバターソテーし、塩、砂糖をして水50ccを加えて10分煮る。
6.お皿に盛り、刻んだイタリアンパセリをふる。
レシピ監修:前澤 由希子
会社員時代に各種料理学校へ通い調理師免許を取得。
結婚後、単身イタリアへ留学し料理を学ぶ。
帰国後、都内のトラットリアで修行し、船橋市の自宅で料理教室を開講する。
都内の企業ショールームや雑誌、TV等で料理を制作するほか、企業での講演等を行う。
文・編集部