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<知らないの?>「ミルク?母乳じゃないんだ」兄から聞かれて、ドン引き。時代に取り残された人だった

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赤ちゃんを連れているとよくかけられるのが、「男の子? 女の子?」「今は何ヶ月?」といった言葉です。見知らぬ人からも話しかけられるのは、やはり赤ちゃんのかわいさパワーでしょうか。もうひとつ突っ込んだ質問としてありがちなのが、「母乳? ミルク?」。最近は失礼な質問という認識が広がっていますが、いまだに聞いてくる人もいるようです。

何の気なしに尋ねてきた兄にびっくり。それ、聞いてどうするの?

ママスタコミュニティに、実のお兄さんから同様のことを聞かれたという投稿がありました。投稿者は、現在1歳児のママさんです。

『生後6ヶ月くらいの頃、兄と会った際に「ミルクなの? 母乳じゃないの?」と聞かれました。びっくりしたし、異性である妹に聞くのは正直、気持ち悪い……。最近はデリケートな質問として知られていると思っていたので「まだそんなことを聞くのか」とも感じました。ちなみに兄は35歳。兄には息子3人がいますが、奥さんは全員ほぼ母乳で育てたようです』

投稿者さんは当初母乳で育てるつもりがうまくいかず、4ヶ月頃から完全ミルクになったとのこと。この頃には気持ちが吹っ切れていたので「ミルク」と普通に答えたそうですが、出産直後であれば母乳が出にくい自分を責めてしまっただろうと言います。お兄さんが何の気なしに尋ねてきたと知りつつも、「聞いてどうするの?」と思ってしまったとか。

『いつも思うけど、なぜ母乳がミルクかを聞くんだろう? 赤ちゃんについての会話はそれしかないと思っているのかな』

寄せられたコメントの中にも、同様の経験があると思われる方がいました。いきなりプライベートなことに踏み込む驚きはもちろん、不快感を覚えるママは少なくないはずです。しかし、言う側はそこまで悪気はないのでしょう。天気の話くらいの挨拶感覚かもしれません。

『私は出産後、『おめでとう』の前に義父にかけられた第一声が、「母乳?」でした。おまえに聞かれたくないよ!』

こうした言葉をかけてくるのは年配者というイメージがあります。リタイアしているため世間との関わりが薄く、今どきの風潮を知らない場合もあるでしょう。
ただ、投稿者のお兄さんは年齢的にはバリバリの社会人。「私は妊娠・出産したのでそうした情報が入ってくるけれど、一般的にはそれが“聞いてはいけないこと”と知らないものでしょうか?」と投稿者さん。

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ハラスメント予備軍?時代に取り残されている可能性あり

『上の子が産まれて1ヶ月後、ダンナの親戚のおっさんがタバコの匂いをプンプンさせながらわが家に来た。大迷惑』

年配者がそうしたことを知らない事例として、こんな体験談も届きました。妊婦や赤ちゃんの前でタバコを吸うのはよくないと知っていても、その場でなければ大丈夫とでも思ったのでしょうか。かつてはそれが許された時代もあったのかもしれませんが、今はそうではないですよね。
母乳についての質問でも、同じことがいえます。感覚が、今という時代についていっていないのです。「今どきそれを言ったら、ハラスメントだよ」というコメントもありました。まだ若いともいえる世代でありながら、投稿者のお兄さんは時代に取り残されている可能性があるのでは。

『やっぱり男と女の違いで、男は意識しないとそんな情報が入ってこないんだと思う。自分ごとじゃないからね』

自分とは違う存在の異性だから余計に情報にうとい、とも考えられます。「妻子のいる男性が全員そのへんを理解しているわけじゃない」「自分が母乳を出すわけじゃないから」といったコメントも。お兄さんの場合は自分の妻が完全母乳だったため、「出産したらみんな当たり前に母乳が出るもの」という思い込みもありそうです。

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身内だからこそ、はっきり指摘できるはず。ミッションを果たそう

『兄なら投稿者さんがビシッと注意してあげればいいじゃん』

お兄さんは相手が妹だった気安さから尋ねてきたのでしょうが、それならこちらも兄という近い関係性だからこそ、指摘できるのではないでしょうか。

『私なら「わかっているとは思うけど」と前置きした上で、「よそではそういうことを言っちゃダメだよ」と念押しする。「正直、私も気分が悪い」とも言うかな。わかっていないようなら、理由も説明する』

『デリカシーがない男は嫌われるよ。まさか会社でもそういう発言していない? 注意してあげられるのは身内だけだよ』

相手が多少ムッとしようとも、はっきり指摘してあげられるのは身内だから。「私の兄だったら、その場で『気持ち悪い!』と言っていたと思う」という声もありました。他人なら遠慮して言えないことも、投稿者さんなら言えるのです。本来ならお兄さんの奥さんが教えておくべきだったのでしょうが、そうした場面に出合っていなかったのかもしれません。
投稿者さんも自分の身内が周囲に「時代に取り残された人」などという印象を与えるのは、うれしくないはずです。お兄さんは「身内さえ注意することを諦めた、言ってもわからない頑固者」でもないはずです。指摘してあげるのは、むしろお兄さん自身のため。実の妹だからこそできる世間からのミッションを、しっかり果たしてほしいです。

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・猫田カヨ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
兄に「母乳じゃないの?」と聞かれた