<占いにハマって80万!?>「心の拠り所」求める母。娘の私たちにできることは…?【第4話まんが】
私はサトミ。同じ市内にひとり暮らしの母や、妹ユウカの家族も住んでいます。ところが最近「お金が足りない」と言っていた母は、実は「電話占い」にハマっていたことが判明……! その金額はなんと月80万円。このままだと預貯金も底をついてしまうはずです。「でも占い師の先生と話すと心が安らぐ」と訴える母を、ユウカが「どうしたらいいか私たちも一緒に考えるから」と優しく諭してくれました。数日後、私はあらためて電話でユウカと相談しました。

私たちから見れば言葉巧みにお金を引き出されている印象しかありません。ただ母が占い師との会話で安らぎを得ているのは事実なのでしょう。無理やりやめさせようとして強硬な手段に出たら、かえって解決への道が遠ざかりそうです。

父が亡くなって以降、母はずっとひとり暮らし。私もユウカもそれぞれ家庭があり、日々の忙しさに追われていました。もっと関わるべきだったと反省しています。私たちは母が電話占いにすがらなくて済むような方法を必死で考えました。

金額が大きいだけに、あまり悠長なことも言っていられません。クレジットカードを止める、銀行口座を空っぽにしてしまう、自宅の電話機を隠したり電話線を切断したりする……。私たちはこれ以上の電話占いへの出費を食い止めるため、ありとあらゆる方法を探りました。
ただ母は無料鑑定から入ってだんだん依存度を高め、ついには月80万円払うまでにエスカレートしてしまったのです。寂しさを埋めるため占い師の言葉にすがっているという側面もあるのでしょう。だとしたら物理的に断絶する手段を取るだけではなく、私たちがその代わりの存在にならないといけません。
私たちは母がどんな言葉が欲しいのかを必死で話し合いました。母は昔から承認欲求が強い人。頑張りを認めるような言葉をかけてあげるべきなのかもしれません。電話の向こうの占い師じゃなく、子どもである私たちにしかできないことがあるはずだと思っています。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
続きを読む