<隠す義母|16年目の記録>子育てにメドがつくまで「あと10年」私が出した結論【第22話まんが】
私(カナ)は結婚して16年。夫のマサトとユウマ(中1)、レイ(小5)、タクト(小2)と暮らしてきました。ある日義母に大病が見つかり、夫には20年以上引きこもっているお兄さんがいることを知らされました。夫が義実家と繋がっているかぎり、私たち家族はその問題と無関係ではいられません。離婚するしかないと思いました。しかしレイが私の決意に気付き、中学受験をやめると言い出します。そんななか、夫が私に向かって深々と頭を下げてきました。

「不安にさせて申し訳なかった」そう言いながら、夫はもう一度深く頭を下げました。まだ信用はできませんが、まっすぐ私を見る夫の目が嘘をついているようには思えません。そのとき思い浮かんだのは子どもたちのことでした。
やはり裏切られていたことへの不信感は消えません。一緒に暮らすのは、少なからず信頼関係が成立していないと難しいと思うのです。それでも私は「あと10年」と考えて、夫婦を続ける選択をしました。そしてあらためてレイと話をしました。
レイは受験勉強を再開しました。ユウマは相変わらず楽しそうに学校へ通い、タクトも夫のサポートのもと本格的にサッカーに取り組んでいます。いろいろと思うところはあります。ただそれ以上に私が大切なのは子どもたちです。だから全員が成人するまであと10年、「夫婦」を続けてみようと決めたのでした。
義実家と絶縁するにあたり、私たちは学区内ではありますが引っ越しすることにしました。まさか夫が義実家と縁を切るとは思ってもみませんでした。夫の決断もあり、私も夫婦を続けていく決意をしたのです。とはいえ10年後の私が何を思うかは分かりません。
今はただ目の前の子どもたちの日々の成長を、夫と一緒にサポートしていければと思っています。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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