<ウチは普通じゃない…?>ゲームと漫画だらけのウチ。興奮する甥っ子【第9話まんが:義妹の気持ち】
私(ハルナ)は、夫のトモアキと2人暮らしをしています。事実婚で、入籍はしていません。別に入籍することが悪いとは思っていないし、法律上の「結婚」という形も素晴らしいことでしょう。けれど私たちはそういう形にこだわらない生活を送りたいねと話し合い、事実婚に落ち着いたのでした。トモアキとは趣味がバッチリ合うので、一緒にいて本当に話題が尽きないし、楽しいです! そんな中、兄の子どもであるリクが、最近学校に行けていないという話を聞きました。実家にリクが遊びに来ているときに会いに行きました。するとリクは、私の家にあるテレビやゲームで遊ばせてほしいと言ってきたのです。しかも母親であるナナミさんには隠して……という要望でした。
「ゲームをやらせてほしい」というリクからの申し出にどうしようか悩みましたが、リクが自分で自分の殻を打ち破るチャンスを応援しよう、そう思ったのです。ウチに来たリクは目をキラキラ輝かせていました。
私は午後にやる仕事の量を減らして、リクと一緒にゲームをしたり、アニメを観たり、漫画を読んだりしながら過ごしました。一緒の時間を過ごすなかでリクからこんなことを言われました。
「姉ちゃんはさ、人と違うこと、してるんでしょ?」そして、リクは学校であった出来事を話してくれました。
最初はリクにゲームやアニメ、漫画をやらせることに戸惑いました。
それぞれの家庭でやり方はあるだろうし、それは私が口を出していい領域ではないからです。
けれど、あまりに懇願してくるリクに、私はひとつ条件を付けました。
必ずお母さんには自分で話をすること。
本当にそれが守られるかは分かりませんが、リクが自分の殻を打ち破るきっかけになればいいなと思っています。
一緒にゲームをしていると、リクはいろいろ話してくれました。
なぜ学校に行けなくなってしまったのか。
今まで誰にも話していなかったことを、話してくれたのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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