<義姉、介護を放棄>憧れの会社から内定もらったのに…!実家に帰れ?【第5話まんが:義姉の気持ち】
私(ナオコ、43歳)は大学進学で東京に出て、そのまま東京で就職する予定でした。しかし卒業前に母(シホ、67歳)から「祖父母の介護を手伝ってほしい」と懇願され、地元の九州に戻って就職しました。5年前からは母の介護も始まり、私はほとほと疲れました。でも嬉しいこともあります。彼氏(タカオ、43歳)と結婚して東京へ引っ越すことになったのです。やっと介護から離れられると思い、弟(トモキ、40歳)に介護を頼みますが、引っ越しは難しいと言われてしまいました。


結婚の報告をして母に言われたのは、「ええ! 本当に!? よかったよかった。もう結婚できないと思っていたのに。やっと片づいたのね」でした。(相変わらずヒドい言い方……)母は私に対して昔からつめたいのです。「でね、お相手が東京本社に戻るから、私もついて行くわ」
私は東京での大学生活を経て、憧れの食品メーカーに内定が決まりました。ずっと目指していた業界です。ここから社会人としての一歩を踏み出せるのが嬉しくてたまりませんでした。「実家に帰る」という選択肢は想定しておらず、東京で暮らしていくことを楽しみにしていました。
地元に戻って約20年。結婚を機にようやく介護から解放されると感じる一方で、20年前のことを思い出しました。私は東京の大学を卒業し、憧れの食品メーカーへの就職が決まっていました。
しかし祖父母の世話を担う母から帰ってきてほしいと頼まれたのです。母は私に家族を優先してほしいと言いましたが、私は自分の仕事を大切にしたかったです。
当時の私は東京での生活を続けたい気持ちと、母の申し出を無下にできない気持ちの間で悩んでいました。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌
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