いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<ママ友マウント>聞いてないのに「友だちが多い」と顔広アピールする人、少しモヤッとしませんか?

569_ママ友_神谷もち
子育て中のママたちにとって、忙しい毎日の中でママ友や友だちとの交流は大切な息抜きですよね。でもなぜか謎のアピールをしてマウントをとってくる人に遭遇したことはありませんか? そのようなとき、少しモヤっとしたり、「ええ、なぜ急に?」と思ったり。ママ友や知人との会話で、あるアピールに困惑したという投稿が、ママスタコミュニティに寄せられました。

『聞いていないのにママ友や友だちがたくさんいるんだって言う人、アピール?』

この投稿に、多くのママたちが「わかる!」と共感の声を寄せてくれました。いったい、なぜ「友だちが多い」とわざわざ主張するのでしょうか? その背景やモヤモヤへの対処法を、ママたちのコメントとともに紐解いてみましょう。

友だち多いアピールされると、少しイヤよね

「私、友だちいっぱいいるの!」「顔広いから!」と突然言い出す人に、「少し引く」「距離を感じる」と感じる人もいるようです。

『だから何? と言いたいよね。友だち多いから何? みたいな』

『すごい人だね。うちの小学2年のわが子でもそのようなこと言ったら、周りからどう思われるか分かるよ。そのまま何も気づかず大人になっちゃった人なんだね』

さらに、友だち多いアピールは「空気を読めていない」「自己中心的な印象を与える」と相手に受け止められかねないようです。

『こちらは友だちと認識していないのに、勝手に普段からどうでもいい内容のLINEを送りつけてくる。こちらは仲良くする気ないからスルーしていたら、いつの間にかほかの人に、私と友だちだと言っていたらしくビックリした』

『情報通、顔広アピール激しい人で、知っているママがいると話している途中でも「○○さん、先日はお世話になりましたぁ」って走っていくのだけれど、相手に「?」って顔されたり「ええと、違う人ではないですか?」って言われたりしている場面を何度か見たことあるわ。特別親しいママはいないみたいだけれどね』

投稿者さんにアピールしてきたママは、友だちが多いということで自分の価値を高めようとしてきたのかもしれません。でも実際には、投稿者さんが不快に思ったように、「虚栄心」「ズレている」と見られることも。コメントにもあるように、表面的な関係しか築けていないケースもあるようです。

広告

友だち多いは自慢にならないよ

「友だちが多い」と自慢げに語る人に対して、ママスタコミュニティのママたちは「それって本当に自慢になる?」と疑問を投げかけます。

『友だちがたくさん……なんて、私は欲しくないな。多ければ多いほど上っ面だけの付き合いだと思う。少なくても「この人!」って思える友だちを大切にしたい』

『自分で顔が広いの、友だちが多いの! って本当に言う人いて驚いたことある。それがマウントだと思っているみたいで恥ずかしい人だなと思ったわ。実際は自分の現状とか聞かれていないのにLINE送りまくって周りから引かれていた』

友だちの「数」を強調することは、逆に「中身の薄さ」を印象づけてしまう場合も。コメントにあるように、深い信頼関係を築けている友だちを大切にするほうが、子育て中のママにとっては心の支えになりますよね。「友だちが多い=すごい」と考える人は、あからさまにマウントを取ろうとしているかのようです。だからこそ周囲からは「恥ずかしい」「痛い人」と見られがちです。背景には、承認欲求や自己顕示欲があるのかもしれません。

広告

本当に交友関係が広い人は、何も言わなくてもわかる

では「本当に交友関係が広い人」はどのような人なのでしょうか? ママたちのコメントからは、人をどう見ているのかという深い視点が見えてきました。

『実際に交友関係広い人はあえて言わないかも。話を聞いていてなんとなく伝わってくる』

『そうそう、本当に交友関係が広い人は周りがそう言うんだよね。あのママは顔が広いね! とか。自ら顔が広い! って言う人はズレている人。面倒だから周りも適当にハイハイ、という感じ』

本当に信頼され顔が広い人は、わざわざ「友だちが多い」と主張しません。自然な会話や行動のなかで、その人の人脈や人間性が伝わってくるもの。逆に、過剰にアピールする人は「自信のなさ」を隠そうとしているのかもしれません。

モヤモヤへの対処法はスルーが一番!

「友だちが多いアピール」にモヤモヤしたときの対応は、まずは「スルー」。「へえ、すごいね!」と適当に返して、話題を変える。相手のペースに巻き込まれないためにも深入りはしないほうがいいでしょう。それで相手の態度が変わらないのであれば、そのようなママとは距離を置くことも考えてはどうでしょう。そしてモヤモヤを忘れるには、心から信頼できる友だちとの時間を優先するのが一番です。もし、ママ友グループでこうした人が話題の中心になりがちなら、「あの人はそういう人だから」と割り切って、必要以上に反応しないのも一つの手です。

子育て中のママは時間もエネルギーも限られています。忙しい毎日のなかで、気負わず話せる友だちや、子育ての悩みを共有できる「この人!」と思える友だちを大切にすることが、ママ自身の心の余裕につながります。もし「友だちが多い」とアピールする人に遭遇しても軽く受け流して、自分のペースを崩さないでくださいね。「私はぽつん、友だちいない」と悲観的にならなくても大丈夫。ママたちには大切な家族がいます。投稿者さんにとって本当に大切な人との時間を優先すれば、モヤモヤも自然と薄れていくはずです。

文・岡さきの 編集・みやび イラスト・神谷もち

次の連載へ

岡さきのの記事一覧ページ

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームよりインタースペースに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報、または自動で更新されています。

関連記事

<学歴マウント>出身高校を自慢するママ「親が助言しなきゃ可哀想だよぉ!」…ウザ~ッ【前編まんが】
みなさんは、自分が卒業した高校や大学を自慢しますか? 私は聞かれたら答えるくらいで、学歴を自慢しようと思ったことは一度もありません。しかし、子ども同士仲が良いママ友が、いつも出身高校を自慢してくるので...
<引いた>ママ友がYouTuberだった。恥を晒していて…もう仲良くできそうにありません
「小学生が将来なりたい職業」の選択肢として「YouTuber」があがるようになって久しい今日このごろ。それほどまでに身近な職業になってきたということなのでしょう。ひょっとしたらみなさんの周りに...
「利用するだけ?」せっかくママ友になったのに、私たちは用済みポイ【前編まんが】
※2021年4月13日に公開された記事を再編集しています。 私は2歳の女の子のママです。来年は幼稚園入園なので、この春からプレ幼稚園に通い始めました。そこで出会ったAさんというママに、最近モヤモヤし...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
聞いてないのにママ友や友達がたくさんいるんだて言う人