<過干渉か迷う>中学生に「どこで誰と遊ぶの?」と聞くのは過保護?緊急時のためにも聞くべき?
子どものことを信頼しているといいつつも、やはり心の奥底で心配をしてしまうのが親というものでしょう。中学生くらいになると行動範囲も大きく広がっていくので、「変な遊びをしていないだろうか」「不良と仲良くなっていないか」など、不安な思いが駆け巡ることもありますよね。ママスタコミュニティにも「中学生の息子に誰とどこで遊ぶか聞くのは過保護?」というタイトルでこんな投稿がありました。
『「6人で遊ぶ」と言われて、全メンバーの名前とどこで何して遊ぶかを聞くのは過保護ですか? 旦那に「もう中学生なんだから、そこまで聞かなくて大丈夫だろ」と笑われた』
中学生の息子さんに遊ぶ場所や遊ぶお友達の名前、遊ぶ内容を聞いたという投稿者さん。息子さん本人の反応はわかりませんが、その様子を見ていた旦那さんから「もう中学生なんだから」と笑われてしまったことを綴っていました。そこでママたちに意見を求めています。
過保護ではないよ!事細かくなくても大体は把握しておきたい
『物騒な時代だもん、聞いてもいいと思うよ。メンバーはまあ最悪全員把握しなくてもいいから、どこで何するかくらいは聞いていいでしょ』
『全メンバーを把握しようとは思わないけど、1人2人は聞きたい。どこに行くか、何時頃帰るかくらいは聞くよ。なんだかんだ言ってもまだ中学生。事件や事故だってあるんだから確認する』
『何して遊ぶかは聞かないけど、大体のメンバーと場所は一応聞いている』
投稿者さんに対して「全然過保護ではないよ!」という意見が寄せられていた今回の投稿。投稿者さんの旦那さんは「もう中学生」と言っていましたが、まだ中学生という見方をしているママは多い様子。出かけた先で何かしらのトラブルや緊急事態が起きたときに、親が何も把握していなければ対処に困ることもあるはず。実際に中学生のお子さんがいるママからは、「遊ぶ友達は全員ではなくても2人くらいは把握しておきたい」「どこに行って何時に帰ってくるかは聞くよ」といったコメントも寄せられていました。遊ぶ場所、遊ぶ友達全員の名前や連絡先、遊ぶ内容すべてを事細かに聞くことはないけれど、事件や事故のことを考慮してある程度は知っておきたいと考えるママたちがいました。
親子の会話の流れで聞くのは自然なことでは?
『把握しておこうってことでもなく会話の流れで「誰と?」とか、「どこ行くの?」とか普通に聞かない?』
『会話のある家庭なら普通じゃない? 子どもも遊ぶって言っているんだから「誰と?」と自然な流れで聞くよ』
一方で「いちいち質問攻めにはしないけど、話の流れで聞くよ」といったコメントもありました。子どもから遊ぶに行くという報告を受けた際に話の延長で行き先を聞いたり、友達の話をしたりすることは自然ですよね。親が子どもの行動範囲を管理しようという気持ちではなく、純粋に親子のコミュニケーションとして行き先や遊ぶお友達を聞くことは一般的ではないでしょうか。
『うち中3だけど聞いているよ。娘は大学生だけど聞く。向こうから話してくるときもあるし、別に気にしていなさそう。本人が嫌がっていなければいいんじゃない? 何かあったときに繋がりを知っていたほうが探したりしやすいし』
投稿者さんは旦那さんからの指摘を受けて、「自分は過保護なのだろうか」と思い悩んでしまったのでしょう。もし子ども本人が「そんなに詮索してこないで」「どこで誰と遊んだって関係ないでしょ」と投稿者さんを嫌がるような態度であれば、少し質問を控えるほうがよいかもしれません。しかし特に本人が嫌がっておらず、話の延長で質問をしているのであれば過保護ではないでしょう。ママたちからも「本人が嫌がっていなければいいと思う」と、投稿者さんを擁護するコメントが寄せられていました。
考え方は各家庭によるから自分のやり方でいいのでは?
『高3の息子にも聞いているよ』
『誰とどこに行くかは聞く。何して遊ぶかは行く場所を聞けば大体わかる』
『そこで無理矢理着いて行くのは過保護だけど、聞くのは普通だと思う』
『行き先だけは聞いているけど、まあ言わないならそれでもいいことにはしている。ただし、徒歩で帰ってこられないところに行くときは絶対に行き先を言うようにと約束してある。 あとは信じるかな。徒歩圏内ならウソだとしても目を瞑る』
『知っている子の名前が1人でもわかればそれでいいけどな。私はね』
中学生の息子に遊ぶ場所や遊ぶお友達について質問するのは過保護かどうかを聞いた今回の投稿。会話の流れで自然にその話をしたり、緊急時のために把握しておきたかったりとその質問をするシチュエーションによっても異なるため、正解は一概には言えないでしょう。またそのお子さんの普段の様子や遊びに行く頻度、お友達との交友関係などによっても「一応把握しておきたい」と思うか、「いつものことだから詳しく掘り下げなくていいか」となるかなど、親の対応も変わってくるでしょう。
ママたちからは「高校生の息子にも聞いてるよ」「ここまでやったら過干渉になるからやらないけど、ここまでは聞くよ」といった体験談もありました。子どもが嫌がったら聞かない、徒歩で帰ってこられない距離なら行き先は必ず言うなど、自分なりのルールや親子間で約束を作っている人もいました。投稿者さんもどこまで質問をするか、どこまで聞き出すと過保護になってしまうのかと線引きをしてみると、迷いがなくなるのではないでしょうか。旦那さんに何をどう言われようと、まだ中学生のお子さんを心配するのは当然のこと。今回の件をきっかけに旦那さんと認識のすり合わせもしておきたいですよね。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・カヲルーン
関連記事
※<配慮不足のママ>「失礼ですよ!」家の事情を根掘り葉掘り聞いてくる人を一刀両断【前編まんが】- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 中学生の息子に誰とどこで遊ぶか聞くのは過保護?