いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<母の初孫フィーバー>遠くなる思い出!自分の子育てを孫の姿に重ねた私【第4話まんが:母の気持ち】

この記事は会員限定記事です。
会員登録またはログインで続きを読むことができます。

前回からの続き。私は長男ヨウイチ・長女カエデ・次女ユリエの3人を育てあげました。今やそれぞれが結婚して元気に過ごしてくれているので、親としてはとても幸せです。そんななか次女ユリエが出産。初孫の誕生、私は嬉しくてたまりません。しかも生まれた男の子は、なんと小さいころの長男ヨウイチにそっくりだったのです。「あの日のヨウイチがここにいる……」孫のオースケ君を見るたび、私は喜びと懐かしさでいっぱいになりました。
4-1

4-2
当然ながら私の育児はとうの昔に終わっていて、幼いわが子にはビデオや写真越しにしか会うことができません。私は嬉しくなって、いつも「お兄ちゃんにソックリね」と言っていました。しかしその言葉は子どもたちを傷つけていたのです。

4-3
子どもたちが帰っていったあと、夫と2人で久しぶりに昔のビデオを見ることにしました。古いビデオテープに残された子どもたちの懐かしい姿を見ながら、思い出話が尽きません。夫に優しく子育てをねぎらわれて、少しだけ涙腺が緩みます。

4-4
「孫が長男に似ている!」と大はしゃぎしていた私。しかしその言動がユリエやヨウイチを傷つけたことにはまったく気づいていませんでした。カエデから「デリカシーがない!」と注意されて、ようやく自分の言動を見直したのです。考えなしに発言をしていたことを今は反省しています。
けれどそんなふうにしっかりとした考えをもてるようになった子どもたちを、どこか頼もしくも感じました。子どもが小さかったころの思い出は、これからもどんどん過去へと遠ざかっていきます。しかし遠くなっていく分、思い出としてより深くなっていくものなのかもしれません。これからも子どもたちや孫と良い関係を築いていきたいです。

原案・編集部 脚本・motte 作画・マメ美 編集・井伊テレ子

※この漫画は体験者本人のご協力の元作成しています。

マメ美の記事一覧ページ

関連記事

<親友の説教にモヤる>いきなり?妊活に踏み込んできた親友「子どもつくらないの?」【第1話まんが】
最近のお話です。私はアミ、33歳です。夫のケンタは同い年。高校生のときからの長い交際期間を経て、2年前に結婚しました。夫婦ともに正社員として働いていて、子どもはまだいません。 親友ユウコとは高校...
<母の初孫フィーバー>妹の子なのになぜ?「お兄ちゃんにソックリね~」モヤモヤ言動【第1話まんが】
私はカエデ。3人きょうだいの真ん中です。私と妹のユリエは地元で暮らし、兄のヨウイチは遠方に住んでいます。今はそれぞれ結婚して家庭を持っていますが、会えば子どもの頃に戻って話せるような仲の良いきょうだい...
<兄、子なし宣言!両親パニック>溺愛され育った兄!一生独身かと思ったら美人と結婚【第1話まんが】
これは数年前の話です。私の名前はアイカ。30代後半、パート勤務。とある地方都市に住んでいます。会社員の夫ソウジと小3の娘ユナ、小1の息子シュンの4人暮らし。 両親...