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<母の初孫フィーバー>幼い息子にまた会えた気分?「ソックリ」連発していた理由とは【第3話まんが】

前回からの続き。私はカエデ。3人きょうだいの真ん中です。妹のユリエが出産すると、実家の両親は初孫オースケの誕生に大フィーバー。母はことあるごとに「オーちゃんはお兄ちゃんにそっくりね」と喜んでいました。そして数年後、遠方に住む兄が来ることになり実家に集まった私たちきょうだい。しかし母は兄と一緒にいるオースケを見て「親子みたい」と言い出し……。いたたまれなくなった私はついに母を注意しました。兄も口を開きます。
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父が取りだしたのは、今ではもうほとんど見ることのないVHSのビデオテープでした。父が再生すると、そこに映し出されたのはまさしくオースケ。そのソックリ加減たるや、オースケ本人が「これは自分だ」と見間違うほど……。さらに。

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画面のなかの幼い兄はニコニコしながら、「オーちゃんはねぇ」としゃべっています。小さいころの兄はうまく「ヨウちゃん」と言えなかったそう。ユリエですらソックリである事実を認めると、なんとなくほっこりとした空気になりました。

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父が保管していた昔のビデオを見てみたら、そこにはオースケそっくりの子どもが映し出されていました。なんとそれは兄の幼いときの姿。しかも舌足らずに自分を、「オーちゃん」と呼んでいます。母がソックリだと思ったのも無理はないのかもしれません。
しかし母はみんなに不快な思いをさせたことを謝り、今後はもう言わないと約束してくれました。きっと母ならオースケのことを「子どもの頃のヨウイチ」ではなく「孫のオースケ」として愛してくれることでしょう。

【第4話】へ続く。

原案・編集部 脚本・motte 作画・マメ美 編集・井伊テレ子

※この漫画は体験者本人のご協力の元作成しています。

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