<イジメないで!>義姉と義妹に抗議すべき?夫の答えは「別の居場所を…」逃げるの?【第3話まんが】
前回からの続き。私はミサコ。夫のリョウタ、娘のヒヨリと3人で一緒に暮らしています。目と鼻の先には義両親も住んでおり、ときにはヒヨリを見てもらうこともあります。義両親は2人ともヒヨリに優しくて、私はとてもありがたく思っています。しかしある日義母から「読んでみてほしい」とヒヨリに宛てられた手紙を見せられました。書いたのはイトコであるジュリちゃんとアムちゃん。「自分たちの言うことを聞かないと仲間外れにしてやる」と脅しにもとれる内容です。これ以上のトラブルを避けるにはどうしたらいいのでしょうか。
「お義母さんが『今度は大人が見てないところでもっとひどいことをし始めるんじゃないか』って心配してるの。私もそうだなって思って」私は不安を伝えました。
これ以上ヒヨリにいじわるをされるのは避けたいのです。
「そんなのおかしいじゃない。なんでヒヨリは被害者なのに、こそこそ逃げるようなことをしないといけないのよ。いなくなればいいのはあっちじゃない」私は思わず大きな声を出しました。この件で自分で思っていたよりずっと傷ついていたことに気づきました。
「違うよ。逃げるわけじゃない。他の居場所を探してみるだけだよ。今は3人でいる時間が多いからトラブルになりがちなんでしょ? それならヒヨリに違う世界を用意して、そちらに居場所を作ればいいじゃないか。それは逃げでも恥ずかしいことでもないよ」夫の言葉は目からウロコでした。
義母から手渡された手紙に私は困惑していました。ジュリちゃんやアムちゃんからの手紙は、あまりにも意地が悪いと感じたからです。
まだまだ小3と思っていましたが、子どもたちはわりと複雑な人間関係を築いているのかもしれません……。どうしたものかと悩んでいましたが、ヒヨリにとって新しい居場所を作るためにも、リョウタの言う通りダンススクールに通わせました。
そこで新しい友だちを作ったヒヨリ。新しい居場所ができてなによりです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・春野さくら 編集・塚田萌