歯磨きでとれる汚れは約60%!子どもに必要な、歯の汚れを90%取り除く物とは!?
小さなお子さんの歯が虫歯にならないように、念入りに歯磨きをされている方もいることでしょう。親がする仕上げ磨きは、自分磨きでは落とせない歯垢を綺麗にするためなどの理由で、10歳~12歳くらいまでしてあげたほうが望ましいといわれています。しかしじつは、仕上げ磨きに加えて、歯医者さんではデンタルフロスの併用を推奨していることをご存知でしょうか? 一見面倒に思うかもしれませんが、丁寧なお口ケアは大人だけでなく子どもにもメリットがあるのです。
歯磨きだけでは60%の汚れしかとれない!
口の中にいる細菌が、食べ物のカスにある糖分をエサにして増殖してしまい虫歯につながるとのこと。特に子どもの好きな食べ物は粘着性があるため、歯と歯の間には汚れが溜まりやすく、歯ブラシだけでは60%ほどしか汚れを取り除くことができません。しかし、デンタルフロスを使用して歯と歯の間を磨くことができれば90%近くの歯垢を取り除くことができるといわれています。生えたての永久歯は虫歯になりやすいため、大人はもちろん、子どものお口ケアとしてデンタルフロス(糸ようじ)は最適なのです。
『フロスと歯間ブラシ両方使っているけど、やり出したら、やらないと、寝られない~。歯ブラシだけでは汚れ取りきれないよね。フロスと歯間ブラシをやり出したら、歯のトラブル全くなくなったぁ』
『子どもにもフロスした方がいいと聞いて、2歳くらいからやっている。歯医者さんでもすすめられた』
『毎日する。寝る前の歯磨きのときだけだけど。子どもにもしてあげている。
意外と食べかすとか詰まっているよ。』
デンタルフロス(糸ようじ)ですきっ歯になるって本当!?
『歯磨きで表面の汚れを落として、歯間ブラシして、フロスして、リステリンして寝る。長年これだけどすきっ歯なんかじゃないし、虫歯もない。歯間に何か詰まっていると気持ち悪い』
『すきっ歯になりそう』
歯間の掃除をすると歯に隙間があき、すきっ歯になってしまうのではないか……といった心配をしている方もいますが、デンタルフロスの使用ですきっ歯になることはありません。
デンタルフロスの使い方で不安がある方は歯医者さんに相談しよう
デンタルフロスにはいろいろな形や種類があるので、使い方に心配なことがある場合や、きちんと汚れがとれているか不安な方は歯医者さんに相談にいくとアドバイスしてくれますよ。
『歯医者で定期健診を行う際に、デンタルフロスの使い方もチェックしてくれるように申し出ましょう』
『歯間ブラシが入るなら歯間ブラシ、狭い部分はフロス。歯科で聞いたらサイズや使い分けをアドバイスしてくれるよ。』
丁寧な歯磨きでも、お口の中の汚れが半分ほどとれていない事実には驚きですね。子どもの口内環境をママの仕守るためには、仕上げ磨きとデンタルフロスなどのひと手間が重要です。子どものお口ケアが習慣になるように、まずは歯医者さんで使い方を指導してもらうことをオススメします。
文・編集部 編集・物江窓香
関連記事
※子どもの「虫歯予防」にママ・パパがしてあげられること。間食のとり方や食べるタイミングとは?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- フロスや歯間ブラシ使わない人汚いよね。