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値引き商品を買うのは恥ずかしい?SDGs時代のママの答えは<ママのリアル調査>

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スーパーやコンビニエンスストアで見かける「値引き商品」。思わず手にとってしまうママも少なくないのでは? 近年食べ残しや売れ残りの食品が廃棄される「食品ロス」の問題が広く知られるようになりました。「値引き商品」は、環境を守るためにも意義のある食品ではないでしょうか。一方で、「値引き商品を手に取っているところを見られたら恥ずかしい、陰口を言われそう」と思う人もいるようです。

そこで今回ママスタセレクトでは「値引きシールの貼られた商品を買う? 買わない?」というアンケートを実施。「買う」「買わない」「その他」の3つの選択肢を設定したところ、1,300人を超えるママたちから回答が寄せられました。

9割以上のママが値引きされた商品を「買う」と回答

202405_値引き商品について
アンケートは「買う」と答えたママが93.0%。1,366人中1,270人と大多数を占める結果に。値引きされた商品を買う理由はさまざま挙げられました。

近日中に使うものであれば

『今日使うものだったら』

多かったのは「近日中に使うものであれば」という声。値引き商品が食品である場合、多くのものが消費期限や賞味期限が迫っていることも理由にありそうです。

『献立に悩んでいるときには買う』

『すぐ使えそうなメニューが浮かんだら』

値引き商品を参考にその日のメニューを考えるというママも。なかには、「まず値引き商品を探す→値引き商品をまとめ買い→そこからメニュー決め」をルーティンにしているママがいました。賢い戦略ともいえるのではないでしょうか。

食事作りが面倒なとき

『ご飯を作るのが面倒くさいとき』

『夕飯作りの時間がないときは、値引きシールのついているお惣菜を買う』

夕飯作りに困ったときのお助け惣菜。時間を買う分、商品は安くゲットしたいと考える気持ちも理解できます。この場合もその日のうちに食べることが想定されていますから、消費期限がギリギリの値引き商品でも問題ないのでしょう。

冷凍ストックできそうなもの

『冷凍で長持ちするものなら。廃棄するよりずっといいと思う』

『冷凍できる肉は多めに買って冷凍ストック』

冷凍ストックできる食品、なかでもお肉の値引きには目がないママが多いようです。

元値が高いものをみつけたら

『普段買わない嗜好品が値引きされていたら買います』

『元々高いものならこれを機に買ってみようと思う』

以前から気になっていた商品を試せるチャンス! と考えるママもいます。たしかにそういった商品にであえたらラッキーですよね。

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値引き商品を「買わない」理由とは?

圧倒的多数のママたちが「買う」を選択しただけに「買わない」と答えたのはわずか4.2%。「その他」を選択したママも2.9%と少数に。その理由はたったひとつ。「鮮度」を気にする声でした。

『消費期限前なので大丈夫だとは思うが、鮮度が心配。特にお魚は不安』

『お刺身は臭みがでるのであまり買いたくない』

「値引き商品は消費期限が短いのであまり買わない。すぐに食べるとわかっているときは買うけれど……」と、「買う」を選択しながらも、鮮度を気にして買い控えるママもいました。

値引き商品が支持される理由とは

値引き商品が支持される理由はどこにあるのでしょうか。それは買う側(消費者)と売り手側(生産者)の両方の視点があると考えられます。

消費者側の視点とは

一番はママたちの声でも多かったように節約意識にありそうです。物価の高騰が叫ばれて久しい昨今、同じものを買うのであれば少しでも安く、と考える人も多いのではないでしょうか。さらにもう一点は限定商品の価値です。値引き商品の多くは、期間や数量が限定されていることが多いもの。そのチャンスを逃したくないと考える消費者行動もありそうです。

生産者側の視点とは

一方で生産者側にもメリットがあります。まずは食品ロスを減らせること。そして値引きシールを貼ることで、消費者の購買意欲を高められる点。さらには値引きで購入し気に入ったものであれば、値引きをされていなくてもリピーターになるかもしれません。

値引き商品を買うのは当たり前の時代に

今回のアンケートでは9割のママたちが値引き商品を「買う」と答えました。なかには、

『むしろ、値引きシールのあるものしか買わない』

『貼ってあるものを優先的に買います』

『毎日少しでも安いものを! と思って値引き商品ばかりを探して買い物をしている』

と、積極的に値引き商品を活用しているママもいます。買う側(消費者)の行動や選択は個人差があるとはいえ、一般的に「値引き商品」に人気があることは間違いないといえるでしょう。これだけ値引き商品が支持されている背景には「値引き商品を利用する=賢い消費者(または生産者)である」ことを示す、一種の社会的ステータスとしても捉えられそうです。

【アンケート概要】
総回答数:1,366票
調査方法:インターネット
調査月:2024年5月
調査・分析:ママスタセレクト編集部

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文・編集部 イラスト・善哉あん

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